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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

自立した登山者のための  ロープワークとアクシンデ・トラブル 回避法と対処法

2019-06-17 09:38:04 | 講習
6月16日は、山で起こりうるアクシデントやトラブルに対応する講習を行いました。

梅雨入り直前、最後の晴天?に恵まれた六甲は「これでもか!」というくらいのハイカー、登山者で溢れていました。


ロープワークも重点的に行いました。


単独での登山中にどうしても急な場所を引き返さなければならなくなった設定での懸垂を交えながらの下降。
あくまでも「一般の難所コース」や「初歩のバリエーションルート」を登山中という想定なので持っている装備だけで対処します。


ツェルト設営。
とても簡素ですが最も重要な装備の一つと言えます。
緊急時だけの装備として捉えるのではなく、様々な状況で気軽に使ってツェルトそのものに親しみを持つことが大切ですね。

お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。











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裏六甲 百丈岩 一日登り込み

2019-06-15 12:01:25 | 講習
6月14日は、百丈岩でクライミング講習を行いました。


大きなルートを登る為には技術は勿論のことですが、終始安定して動ける体力と持続できる集中力、そして如何に体力を上手くセーブしながら行動出来るかということがとても重要になります。
それらを養う為には一日しっかり登り込むことがとても効果的なトレーニングになるのです。


百丈岩のシンボル、ローソク岩。
平日にしては珍しく2パーティが登っていました。


前半は西壁を中心に登り込み。






難しいラインにもチャレンジしていただきました。


後半は中央ルンゼを登りました。


〆に東稜を登って一日登り込みを終了~

終了と同時に雨が降り出しグッドタイミングで終えることが出来ました。
蒸し暑い一日でしたが皆様頑張って一日登り込んでいただきました。
お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。









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個人講習 ロッククライミング講習

2019-06-15 11:41:21 | 講習
6月13日は、個人ご依頼でロッククライミング講習を行いました。


金毘羅の岩場が初めてのMさん。折角なので金毘羅の岩場の概念把握も兼ねて、岩稜コースをあちこち登ったり、金毘羅を代表する人気のフェースルートを何本か繋げたりのバラエティに富んだ内容で登りました。


先ずは足馴らしにワイケン尾根を登ります。




クライミングシューズに履き替えてワイケンの頭フェースでクライミング。


北尾根を登って・・・


舟を登って・・・




北壁を登って・・・


いつ来てもホッとさせられる大原の里を望みます。
赤シソの畑がそろそろ収穫の季節を迎えています。


最後はホワイトチムニーを登って・・・

ようやく一日の講習を終了しました。

お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。










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個人ガイド 中国地方の山

2019-06-15 11:22:58 | ガイド山行/一般登山
6月11日~12日は、個人ご依頼で中国地方の山々をガイドしてきました。

鳥取の大山に登る予定で鳥取へ向かいました。
初日は奥大山の象山~擬宝珠山を縦走する軽いハイキングコースへ。


象山からの烏ヶ山
タニウツギが満開でした。


象山から望む擬宝珠山。レンゲツツジが咲き誇りとても美しい初夏の山歩きです。


象山
名前のとおり象の背中のような緩やかな山容です。


翌朝は早朝から雨天。大山は諦めて、晴れてそうな兵庫の山をめざすことに。


あちこち考えて、千ヶ峰という兵庫県の名山に登りました。


滝が美しい三谷コースは信じられないくらいに涼しく爽快な気分で歩けました。


360度大展望の千ヶ峰山頂! 復帰登山おめでとうございます! 
暫く病気で療養されていた体にはちょうど手頃なリハビリ登山でしたね。
大変お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。










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岩場行動技術講習(実践技術編)

2019-06-10 09:35:02 | 講習
6月9日は、大原の金毘羅山の岩場を使って岩場技術講習でした。

実践編は主にバリエーションルートを目指す方を対象にしている講習内容です。今回は参加者が1名のみで、また普段からよく登られている方なので少し高めのレベル内容で行いました。


久しぶりの金毘羅の岩場。
天気にも恵まれて充実した一日を過ごせました。


高度感満点の北尾根を登ります。
昔から普通に登山靴で登られていた岩稜ですが、最近はクライミングシューズで登る方が大半で時代の変化を感じます。
当然当方の講習では登山靴またはアプローチシューズ限定にしています。


岩稜を何度も何度も登っては下降の繰り返しです。


クライムダウンで下れないような所は懸垂下降に切り替えて下ります。
複雑な地形の岩稜での懸垂下降は単なるフェースとは異なる難しいテクニックが要求されます。


一日中、登り下りを繰り返して〆に少々難しいラインにもチャレンジしていただきました。

お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。










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