1月27日は、比良山系の堂満岳 堂満ルンゼ中央稜のガイドでした。
大雪後のドカ雪の比良でした。途中からトレースは皆無でひたすらラッセル三昧で中央稜終了点まではなんとか登りきりましたが、その後の山頂までの登りは時間的にとても無理なのでここまでとして、懸垂下降の連続で同ルートを下降。ゴリゴリにシゴかれまくった一日でした。

麓から望む堂満岳。
田んぼも真っ白なので山中のドカ雪を想像させられます。少々心配しながら先ずは駐車地のイン谷口へ向かいます。

堂満ルンゼ出合の堰堤に到着。
既にドカ雪です。

先行者が既に3パーティ有り。
トレースに助けられて中央稜取付きのだいぶ手前まで来ましたが順番待ちをしていると時間切れになってしまいそうなので支稜を登って途中から合流することに。しかしここからが物凄いラッセルをしながらとにかく上をめざします。


膨大な量の流雪溝と化したルンゼを登ります。

更に2ピッチ目のチムニー状の所が悪い悪い!
苦労しながらも突破してこられます。


更に最後のミックス帯を登ります。
ここを2ピッチで抜けて中央稜の登攀終了~。
少し休憩をして山頂をめざし始めましたがあまりの膨大な積雪でとても登れたものじゃありません。既にタイムオーバーなのでここから下山することに。


登ってきた中央稜を懸垂下降の連続で下ります。計6回の懸垂下降でした。

まさに雪との格闘!といった感じで雪崩に用心してラインを選びながら下っていきます。
この後、登山口に下山して今回の山行を無事に終了しました。
大変、大変お疲れ様でした。
ご参加ありがとうございました。

熱く、楽しくいこう!