興味津々心理学

アメリカ発の臨床心理学博士、黒川隆徳によるあなたの日常の心理学。三度の飯よりサイコセラピーが好き。

Happy Valentine’s Day!

2022-02-15 | 戯言(たわごと、ざれごと)


皆さんにとって、バレンタインはどんな日ですか?


私はバレンタインは結構好きな日ですが、元々好きだったわけではありません。


私がバレンタインを好きになったのは、アメリカに行ってからでした。それまで正直どうにも日本のバレンタインには馴染めず、バレンタイン、それからホワイトデーは、違和感のある苦手な日でした。


渡米してまもなく、日本のバレンタインがとても独特なものであったと気づいて驚きました。さらには、ホワイトデーが諸外国には存在しないのだと知って驚愕しました。ある日韓国系アメリカ人の友人とカフェで話をしていて、ホワイトデーと言ったら周りの人たちが怪訝そうに見てきて、これは後ほど気づきましたが、英語圏の人たちにはwhite dayは「白人の日」と聞こえますね。


いずれにしても、アメリカ人たちのバレンタインは自分にとってとてもしっくりいくもので、バレンタインに対する違和感はなくなりました。


帰国してちょうど1年後の1月に今の妻と出会い、ふたりで過ごす最初のバレンタインの日。横浜元町のお店でディナーの約束をして、彼女にはお店で待っていてもらって、サプライズで、お店の近くのお花屋さんで、奮発して1万円ぐらいの真っ赤な薔薇だけのブーケを作ってもらって持っていったらすごく喜んでくれました。彼女も素敵なプレゼントを用意して待っていてくれました。


もともと2人ともアメリカ好きというところで意気投合したところがあったので、ホワイトデーはこの最初の年を最後に廃止して、以来私たちの間では、バレンタインは毎年私が花束とスパークリングワインなどを買って帰り、妻はチョコレートをくれる日となり、今日に至ります。


今ではバレンタインがとても好きな日になっていますが、私がバレンタインを好きなのは妻がいてくれるからであり、そんな妻に感謝です。


昨日ネットで見かけたアメリカの4コマ漫画に、こんなものがありました。


ある男性が、ある女性に、”Be my Valentine.”(僕のバレンタイン/恋人/特別な人になって)というカードを手渡します。女性はカードを受け取ると、なにやらそのカードに書き込んでいます。そしてそのカードを男性に返しますが、見るとそこには、”Be my Valentine”Valentineが横線で消され、代わりに”everyday”と書かれていました。”Be my everyday” 、私の毎日になって、と。



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