興味津々心理学

アメリカ発の臨床心理学博士、黒川隆徳によるあなたの日常の心理学。三度の飯よりサイコセラピーが好き。

お支払い、キャンセル、ご予約変更の規定について

2024-03-19 | ┣ サービス内容

ご予約のお支払い、キャンセル、リスケジュールについてのお知らせです。

 
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お支払いについて
 
1) ご予約のお支払い期限は、原則として、カウンセリング日から1週間前までとなっております。
 
2) ご予約確定から1週間以内にカウンセリング日がある場合、前日までにお支払ください。
 
3) ご予約確定日がセッション日の前日または当日の場合に限り、お支払いは当日又は後日にお願い致します。
 
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キャンセル・ご予約日変更について
 
1) ご予約確定日から1週間以内のキャンセルまたはご予約変更(リスケジュール)については、原則として、料金の50%、3日以内については料金全額を頂戴しております(その日程でご予約を希望されていた他のクライアントさんとセラピストの機会損失のため)。
 
2) ご予約日から1週間以内(当日含む)でも、以下の条件を満たす場合のみ、無料でキャンセル或いはリスケジュールをさせていただきます:
 
A) 新型コロナウイルスやインフルエンザなどの深刻な急病、お怪我で早急に病院にいかなくてはならない場合。
 
B) お子様または要介護者など、ご家族のお怪我や急病の場合。
 
C) お身内の方の忌引きの場合。
 
D) 公共交通機関の著しい遅延、交通事故に遭われた場合。
 
E) 自然災害や犯罪に巻き込まれるなど、ご参加が現実的でない場合。
 
以上の例外を除き、上記の規定を適応させていただいております。
 
 
3)お仕事などのご理由で、直前のリスケジュールを繰り返される方は、現在、サイコセラピーにコミットすることができない、優先順位をつけることができない、ということになりますので、一定期間ご予約をお取りできなくなります。ご了承ください。
 
サイコセラピー・心理カウンセリングは、きちんとした枠組み(治療構造、バウンダリー)を保つことが、治療効果などにおいて、とても大切です。何卒ご理解のほど、お願い致します。
 
 
 
 
 

お尋ね (インターンシップの件で連絡を下さった方)

2023-05-09 | ┣ サービス内容
先日、ホームページのお問い合わせフォームから、インターンシップの件で連絡をくださった方、記載されていたメールアドレスに返信したのですが、何度送信しても届かずに戻ってきてしまいます。恐れ入りますが、もしこちらをご覧になりましたら、drtakakurokawa@gmail.comまで直接メールをいただけますと幸いです。

宜しくお願い致します。

黒川

note始めました

2022-10-15 | ┣ サービス内容

最近、Noteを始めました。

Noteでは、ここでお話した事の中で特に皆さんが興味を持って読んでくださったテーマを中心に、掘り下げて書いて参りたいと思います。意識しているのは、「読むカウンセリング」です。それはこのブログでもそうなのですが、Noteは本ブログ「興味津々心理学」をより深掘りしたコンテンツにしていきたいと思います。

第一弾は、このブログで読んでくださる方が多い「セルフハンディキャッピング」の記事を追記、編集したものです。今回は、この解決策に踏み込んで考察してみました。税込で100円です。

https://note.com/taka_psych/n/ndcb2028c864e

読んでくださると幸いです。

これから少しずつNoteでも読み応えのある記事を書いていく予定ですので、お読みになってくださると幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

 


サービス内容の更新

2020-11-12 | ┣ サービス内容

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

いつの間にか11月になっていますね。2020年もあと2ヶ月を切りました。なんだか早過ぎますね。皆さん、ニューノーマルの生活にもだいぶ慣れてきた頃でしょうか?

今回は久しぶりにサービス内容の告知をさせていただきたく、更新しています。

まず、対面で月1回の横浜カウンセリングは、申し訳ございませんが、今月も満席です。キャンセルなどありましたら随時報告させていただきますね。

ビデオ通話や音声通話による遠隔カウンセリングは通常通り行っております。

ご予約可能な日程は原則以下の通りですが、これ以外の時間帯でもご相談ください。

  • 月曜日: 1)午前10時~、2)午前11時~、3)午後5時~、4)午後9~    
  • 火曜日: 1)午後4時~、2)午後5時~、3)午後9時~
  • 水曜日: 1)午後4時~、2)午後5時~、3)午後9時~
  • 木曜日: 1)午前10時~、2)午前11時~、3)午後4時~、4)午後5時~、5)午後9時~
  • 金曜日: 1)午前10時~、2)午前11時~、3)午後4時~、4)午後5時~、5)午後9時~

 *すでに予約が入っている枠もありますが、予約状況は流動的なので、ある週では予約不可であった日程が別の週では予約可能な場合もあります。

サービス内容に関しましては、以下の通りです。


サービス内容

  • 総合心理カウンセリング・サイコセラピーのリモートセッションです。
  • 1セッション50分で、すべて税込み7000円です。
  • 個人、カップル、いずれも可能です。
  • 初めての方、1セッションのみご希望の対応も、時間が空いてしまって久しぶりの方も、中期的、長期的な対応をご希望の方も、大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
  • こころのお悩み(鬱、不安障害、グリーフワーク、摂食障害、依存症、発達障害、パーソナリティ障害などの精神疾患を含む)、対人関係、自分自身との関係(自己啓発、自己理解、自己受容、自尊心、自己評価、進路、学業、就活、転職活動、など)、夫婦関係、恋愛関係、パートナーシップの課題、恋活、婚活、家族関係、育児困難、セクシュアリティ(性のお悩み)、宗教/スピリチュアリティなどのご相談が可能です。
  • 心理カウンセリングとは別に、専門家向けのスーパービジョンやコーチングも受け付けております。
  • 基本的に、スカイプ又はLINEのビデオ通話を使用します。
  • 心療内科の通院の必要はありません。心療内科・精神科の診察を合わせてご希望の方は、私が信頼している精神科医の先生をご紹介致します。

 *セッションの際は、ある程度の強さのネット環境があり、プライバシーが保てる空間をご用意ください。


ご予約方法とセッションまでの手順

  1. ご希望の日程をいくつか選び、drtakakurokawa@gmail.comまでご連絡ください。
  2. なるべく48時間以内の返信を心がけております。メールでの日程調整の際に、お互いのSkype ID(LINE ID)を交換させていただきます。
  3. 予約日が確定したら、メールでお伝えする銀行口座に、予約日の前日までに、料金の7000円をお振り込みください。クレジットカード払い(PayPal)も可能です。ご予約が前日など直前の場合は、セッション当日払いで結構です。
  4. 当日キャンセルの場合は、やむを得ない場合を除き、キャンセル料100%となります。ご了承ください。

 

どのようなお悩みでも課題でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 


【告知】テレセラピーのご予約可能枠の拡大

2020-09-13 | ┣ サービス内容

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

今回は、ビデオ通話による心理カウンセリング・サイコセラピーのご利用可能枠の拡大のお知らせです。

以下がサービス内容と、ご予約可能な日程の情報になります。

 


サービス内容

  • 総合心理カウンセリング・サイコセラピーのリモートセッションです。
  • 1セッション50分で、すべて税込み7000円です。
  • 個人、カップル、いずれも可能です。
  • 心理カウンセリングとは別に、専門家向けのスーパービジョンやコーチングも受け付けております。
  • 基本的に、スカイプ又はLINEのビデオ通話を使用します。
  • LINEやSKYPEのチャット機能を利用したチャットセッションも可能です。
  • 1セッションのみご希望の対応も、中期的、長期的な対応も、いずれも可能です。お気軽にお問い合わせください。
  • 心療内科の通院の必要はありません。心療内科・精神科の診察を合わせてご希望の方は、私が信頼している精神科医の先生をご紹介致します。

 *チャットセッションに関しては、当セラピストはスマートフォンの入力が特に速い訳ではないこと、また、考えながら入力することもあるため、返信に時間が掛かる場合があります。

 *セッションの際は、ある程度の強さのネット環境があり、プライバシーが保てる空間をご用意ください。

 

予約可能枠は以下の通りです

  • 火曜日: 1)正午、午後4時~、2)午後5時~、3)午後9時~
  • 水曜日: 1)正午、午後4時~、2)午後5時~、3)午後9時~
  • 木曜日: 1)午前10時~、2)午前11時~、3)午後4時~、4)午後5時~、5)午後9時~
  • 金曜日: 1)午前10時~、2)午前11時~、3)午後4時~、4)午後5時~、5)午後9時~

 *すでに予約が入っている枠もありますが、予約状況は流動的なので、ある週では予約不可であった日程が別の週では予約可能な場合もあります。

 

ご予約方法とセッションまでの手順

  1. ご希望の日程をいくつか選び、drtakakurokawa@gmail.comまでご連絡ください。
  2. なるべく48時間以内の返信を心がけております。メールでの日程調整の際に、お互いのSkype ID(LINE ID)を交換させていただきます。
  3. 予約日が確定したら、メールでお伝えする銀行口座に、予約日の前日までに、料金の7000円をお振り込みください。クレジットカード払い(PayPal)も可能です。ご予約が前日など直前の場合は、セッション当日払いで結構です。
  4. 当日キャンセルの場合は、やむを得ない場合を除き、キャンセル料100%となります。ご了承ください。

 

どのようなお悩みでも課題でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 


当面のサービスの方針について

2020-04-10 | ┣ サービス内容

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

新型コロナウイルスの件で、本当に落ち着かない日々が続きますね。

皆様の健康と安全を考慮し、当面の間、くろかわ心理学サービスの対面のセッションはすべてビデオ通話による遠隔カウンセリングで行うことになりました。既に、学校閉鎖している慶応大学の学生相談室の心理カウンセリングと、みゆきクリニックにおけるサイコセラピーは、遠隔のサービスに移行しております。

ビデオ通話のカウンセリングには馴染みのない方が多い事と思いますが、この形式のサービスは、wifiが通っていて、プライバシーが保てる空間であれば、どこでも受けられるもので、実際に体験された多くのクライアントさんからは、肯定的な感想をいただいております。

もちろん、実際にセラピールームでお会いしてお話できる事に越したことはないのですが、それがオプションにない今現在、遠隔療法(テレセラピー)の存在は、離れていても皆さんと繋がれる、非常にありがたいものです。

私は当面在宅になりますが、三度の飯より好きなカウンセリングは絶え間なく続けておりますので、テレセラピーをご希望の方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

状況は刻一刻と変化するこの状況は不安も多い事と思いますが、極力 "6 feet" (2メートル)を心掛け、「3密」は徹底して避け(これがなかなか難しいですね)、なるべく自宅で過ごし(Stay Home)、外出時はマスクを着用し、石鹸を使ってこまめな30秒以上の手洗いをしてなるべく手を清潔に保ち、顔をさわらないようにし(触る場合は、その前に手をきれいにする)、バランスの取れた食事と十分な睡眠時間で、免疫力をキープしていれば、まず大丈夫ですから、自宅でなるべく楽しくなるように工夫してこの期間を乗り切りましょう。長期戦になりそうですが、今回のことは、我々一人ひとりが試されている時だと思うのです。

皆さん一人ひとりの健康と安全を祈っています。

黒川

 

 


サービス内容 (2019年6月現在)

2019-06-19 | ┣ サービス内容
くろかわ心理学サービス
サービス内容 (2019年6月19日更新)


【ビデオ通話によるカウンセリング】(スカイプ、ZOOM、LINEなど)
*基本的に毎週月曜日に行っております。平日の別の曜日の夜の時間も対応可能です。
1セッション 50分 7,000円 (税込)
心理カウンセリング、サイコセラピー、コーチング、
スーパービジョン
(ご希望により音声のみでの対応も可能です。通話料を御負担していただく形で、電話でのカウンセリングにも対応しております)

【メールセラピー】
2往復 7,000円 (税込)

【横浜カウンセリング】
通常毎月第4日曜日
1セッション 50分 8,000円 (税込)
心理カウンセリング、サイコセラピー、コーチング、
スーパービジョン

【LINEセッション】
1セッション 50分 7,000円 (税込)

お問い合わせ、ご予約をご希望の方は、drtakakurokawa@gmail.com までご連絡ください。

心理カウンセリングのゴールについて

2016-04-27 | ┣ サービス内容

読者の方から、カウンセリングのゴールについて質問をいただきました。

実はこの質問は、実際に私のところに心理カウンセリングやサイコセラピーを受けにお越しになった方からも時々受けるものです。

こうした質問をされる方の特徴としては、1)家族や知人、会社の上司、学校の先生などから、カウンセリングを勧められるままにとりあえず来た、2)家族や配偶者に言われて嫌々来た、3)なんとなく面白そうだったから、といったことが挙げられます。

こうした「ゴールがわからない」方たちと私が最初に行うことは、今その方達の人生において今起きていることについてじっくりとお話をお聞きして、「問題」や「困ったこと」を特定し、そうした具体的なことについて話し合っていくことです。

このようにして明らかになった「問題」、「困ったこと」の改善や解決が、サイコセラピーのゴールとなります。

たとえば、2)家族や配偶者に言われて嫌々来た、というタイプとして、不貞行為がばれて、配偶者から「カウンセリングに行かないと離婚する」、と脅されて仕方なく来たけれど自分にはどんな問題があるのかわからない、という方が意外と多くおられます。

また、カウンセリングに行かないと親に家を追い出される、ということで、ほかに行くあてもないし家から追い出されないために仕方なくきた、という20歳前後のクライアントも時々訪れます。

こうした場合、クライアント本人に問題意識がない場合が多いわけですが、たとえば、その青年のクライアントに、どうして家を追い出されるのか聞くと、「学校に行かないで(仕事しないで)酒を飲んでいるのが気に入らないらしい」、とか、「自分では別にいいと思ってるけど、母は私の過食が心配で仕方ないみたい。治療を受けないなら家にはおいて置けないって。他に行くとこないし追い出されたら困るから仕方なくきたの」といったことをお話してくれるわけですが、それではどうして仕事や学校に行かないのか、どうしてお酒ばかり飲んでいるのか、また、親の心配とは別に、どうして過食するのか(その背後にあるストレス因子や本質的な問題)、過食でその人が生活する中でどのような不自由や不都合、苦痛を経験しているかについて、耳を澄まして聞いていきます。

こうした対談のなかでまもなく彼らは配偶者や親との人間関係とは別に、自分自身の問題として改善したいと思うことについて思い至ります。

このようにして、初めは消極的、受動的にやってきた人たちが、心理カウンセリングに主体性を持ちはじめ、モチベーションをもって参加するようになります。

ところで、心理カウンセリングのゴールは、常に一定ではありません。

たとえば、パニック発作や強い不安で私のところにやってきた方は、当然そうした急性の症状の改善や解消をゴールにするわけですが、実際にパニックや不安を克服したけれど、治療の続行を希望する、ということはとてもよくあります。

というのも、それまで強い不安や鬱で見えなくなっていたその人のもっと本質的な課題や願望が、そうした急性の精神疾患の改善や治癒によってよく見えるようになることも多く、急性の精神疾患の克服によってサイコセラピーの効果をすでに実感した人たちは、もっと良くなりたい、もっと成長したい、もっと幸せになりたいと望むようになるので、そのためにはどうしたらいいか、再び話し合って新しいゴール設定をして、そこに向けて、セラピーは続いていくわけです。

もちろんそうでない人もいます。とりあえず鬱が治って復職も果たしたし、当面は自分の力でやっていきます、という方も多いです。それはそれで良いと思います。

こうした方たちもサイコセラピーの良さを実感しているので、何か新しい問題や課題ができたときに、自然に治療現場に戻ってきます。

昔、私の師が言いました。「サイコセラピーっていうのは、学校と似ているよ。ある人達は、いくつものクラスを卒業まで連続して取り続けるし、ある人達は、いくつかのクラスの単位を取ったらとりあえず社会に出て、必要に応じて再び学校に戻ってきて必要な授業だけ取ってまた外の世界にでていく。大学院に行く人もいるしね」と。(脚注1)

これはとてもうまいたとえ話だと思います。人生には、本当にたくさんの課題があります。多くの人がその発達段階で必ず通る課題もあれば、そうでない、その人固有の非常にユニークな課題もあります。

こうした、あなたの人生における或るクラスの授業において、その課題がわからなくなったり、また、課題は分かったがそれは非常に複雑で困難なため、独力では到底修了できない、というときに、私はあなたと一緒にその課題を明確化したり、その課題に具体的にどう取り組んでいくのが良いのか秩序立てて整理して、オブジェクティブ(大きなゴールに到達するために到達すべき小さなサブゴール)を作成したり、また、あなたがその課題に実際に取り組むのを手伝ったり、勇気づけたり、軌道修正したり、促進したりして、そのミッション完了を確実なものにしていきます。

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脚注1)これはアメリカの大学の話であり、日本とは事情が異なります。アメリカでは、人はいくつになっても必要に応じて大学に戻りますし、また、入学のタイミングも人それぞれで、たとえば高校を卒業したらとりあえず就職して働いて、勉強したくなって大学に入る、という人もいれば、高校卒業後すぐに入学したけれど、在学中に外の世界に興味をもち、休学して数年働いて、再び学ぶ必要を感じて大学に戻った、という人もいます。また、社会人が出世やキャリアチェンジなどのために仕事を辞めたり、パートタイムに切り替えて、専科大学院に入学する、というケースも非常に多いです。こうした事情があるため、ひとつのクラスには、実に様々な世代の人たちがいることも少なくありません。

 

 


心理カウンセリング/サイコセラピー 良くある質問

2015-08-24 | ┣ サービス内容

(2015年8月24日改稿。5問追加しました)

 

Q. 自分の気持ちをうまく話せる自信がないのですが。

こうした不安は、初めて来られた方、また、カウンセリングを考えている方から、とてもよく聞きます。実は、それでいいのです。自分の言葉が見つからない、なんて言っていいのかわからない、とても混乱している、それでいいのです。その状態で、お越しください。

というのも、うまく話せないながらも、あなたが私というもう一人の人間と一緒に、秘密厳守で、絶対に批判されない、否定されない人間関係のなかで、少しずつあなたの言葉を見つけていく、あなたの本当の気持ちに気づいていく、その過程そのものにも、ヒーリングの効果があります。

また、あなたがどのようなプロセスを経てお話していくか、それ自体が、私にとっては、あなたをより深く理解するための大切な情報です。そして、あなたが話しやすいように、うまく話せるように、あなたのお話を促進するのも私の大切な役割です。

普段とても無口な方でも、私とのセッションで、すべてを受け止めてくれるという安心感から、いろいろなことを話してくださいます。また、「こんなにいろいろなことが話せた」と驚かれる方もよくおられます。

 

Q. 心理カウンセリングは初めてなのですが、具体的に何をするのですか。初めてのことで、いろいろ不安なのです。

確かに不安ですよね、いろいろと。具体的に何をするか。これはとても良い質問です。そして私の回答は、「何をするかは、状況による」、です。

というのも、私は、あなたの問題の性質や、あなたのその時のこころの状態に応じて、スタイルを変えるからです。たとえば、強いうつ状態、強い不安をあなたが経験しているときは、主に私は、認知行動療法と、支持的精神力動療法を用いて、あなたのその深刻な状態を改善します。この場合、優先事項(急性精神疾患の症状の改善)がはっきりしているため、私からのガイダンスや症状の改善のための説明なども普段と比べると多くなります。

それで、あなたのこころが安定したところで、あなたの問題のもっと根本的なものの改善のほうに、カウンセリングは少しずつシフトしていきます。このとき、私からの直接的なガイダンスは必要最小限となり、セラピーのスタイルは、自由連想や探索といった、よりあなたが主体のものになります。そのなかで、時折適切なタイミングで、無意識や前意識の意識化を促す洞察、新しい発見などを、あなたの話がさらに深まる形で伝えたりします。

とはいうものの、これはどちらかというと、繊細な違いであり、実際にカウンセリングを受けていて、あなたが大きな違いを感じることはあまりないかもしれません。カウンセリングの中心、主役は、常にあなたであり、私はあなたが打ち明けてくれるすべてを受け止めながら、話を理解を深めていくという役割であるからです。


 Q. どのような方が相談に来られますか。

本当に様々な方がお越しになられます。鬱や不安障害(全般性不安障害、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害など)、摂食障害、解離性障害、性機能障害、パーソナリティ障害、ADHD(注意欠損・多動性障害)、自閉症スペクトラム障害、統合失調症スペクトラム障害、といった、精神疾患で来られる方はもちろん、性格の悩み、会社の人間関係の悩み、友人関係の悩み、進路やキャリアの悩み、LGBTの方のアイデンティティやカミングアウト、社会適応の問題、恋愛、結婚の問題(この場合、個人セッションと、カップルセッションのオプションがあります)、家族や親子間の悩み(この場合、個人セッション、カップルセッション、家族セッションのオプションがあります)と、枚挙に暇がありません。印象としては、前者の急性な精神疾患と、後者の、それ以外の個人的、または人間関係的悩みの方が、半々ぐらいです。さらに、これから心理カウンセラーになりたい、という方や、教育分析を受けた心理カウンセラーの方と、様々です。年代も、実に様々で、小さなお子様から、高齢者の方までお越しになられます。


 

Q.自分にとってカウンセリングが必要なのか迷っています。

 

とても多くの方が、このように迷われています。こういうときに私がお勧めしたいのは、「とりあえず一度受けてみて考える」、です。受けてみて、手ごたえを感じないようでしたら、やめればよいですし、効果を感じたら、続ければよいのです。良質なカウンセリングは、受けてマイナスになることや、害になることはありません。あり得るダメージとしては、せいぜい、あまり効果が感じられなかった、お金を損した、というところです。

 

逆に、カウンセリングに来ないことによる潜在的なダメージは、問題の複雑化、精神疾患の悪化など、ずっと大きなものです。複雑化した問題を改善するには、そうなる前よりも、ずっとお金もエネルギーも掛かります。まずは騙されたと思ってお越しになることをお勧めします。もっとも、実際に私のカウンセリングを受けてみて騙されたという方にお会いしたことはありません。そして、一度来られた方は、95%の確率で、2回目以降のセッションにお越しになられます(心理カウンセリング本場アメリカで、2回目以降にクライアントがやってくる確率は平均50%と言われていますが、LA時代も、私の場合はほぼ100%、アメリカ人のクライアントは戻ってきました。臨床心理学途上国の日本では、その確率は、50%よりもずっと低いと言われています)。

 

Q. カウンセリングではお薬を処方するのですか。

いいえ、心理カウンセリングに通常投薬は伴いません。ただ、私はみゆきクリニックという心療内科のクリニックの一室をお借りして、院長の塙美由貴先生と提携して実践しておりますので、投薬をご希望の方、また、精神医学的にどうしてもお薬が必要な方は、投薬のオプションもございます。実際、急性で深刻な精神疾患においては、投薬で、症状を軽減しつつ、根本的な問題を心理カウンセリングで解決する方法が、一番効果的だという臨床的エビデンスがあります。もちろん、お薬なしで治したい、という方もたくさんおられますし、心理カウンセリングのみでも多くの場合、十分な効果が期待できます。


Q.健康保険は使えますか。

 日本では、心理カウンセリングに保険は適用されません。しかし、私には、できるだけ多くの方に、良質の心理カウンセリングを受けていただくという理念があります。それで、他の多くの心理カウンセリングの相場である、10000円から15000円という価格に対して、格安の、6500円(税込)で、提供させていただいております。心理カウンセリングは、続ける必要があるときに経済的な理由で続けられなくては意味がありません。残念ながら、こういう悩みは本当によく聞きます。私は自分の心理カウンセリングのクオリティには確かな自信があり、正直なところ、15000円ほど頂きたいのですが(笑)、それよりも大事なのは、少しでも多くの方が、質の高いカウンセリングにありつけて、必要なときに必要なだけ続けられて、良くなることです。

 

Q.相談内容は他の人に知られないか心配です。

秘密厳守は、心理カウンセリングの大前提です。心理カウンセリングは、秘密厳守というルールのなかでのみ、効果が期待できるものです。私の心理カウンセリングは、秘密厳守を徹底しています。たとえば、あなたの配偶者やご家族の方が私のところにお問い合わせになっても、私はあなたと会っていることを、肯定することも、否定することもできません。たとえば、以下はフィクションですが、私のクライアントの明子さんの旦那さんの賢治さんが私のところに電話してきて、「明子の夫です。心理カウンセリングの進展についてお伺いしたいのですが」、と仰られた場合、私としては、「申し訳ございません。秘密義務のため、私は、その明子さんと会っているとも会っていないともお伝えすることができないのです。ご了承ください」、といいます。


Q.一回受けるだけでも意味はありますか。

あります。良質の心理カウンセリングは、誰が受けてもいいことがある、と言われていますが、これは私のセラピストとしての臨床経験、また教育分析中の、自らがクライアントになった立場からの経験からも、本当だと思います。

カウンセリングにおけるクライアントと治療者の人間関係は、とてもユニークなもので、かけがえのないものです。

何かとても辛いことがあったり、すごく苦しいことがあって、誰かに話したいけど、周りの人に話したら批判されたり、否定されたり、お説教されたり、軽くあしらわれたりするのが関の山で、もっと傷つくだけだから話せない。という方は、たくさんいます。

また、人にはどうしてもいえないような悩みは、誰でも持っています。こういう痛み、苦痛を抱えているときに、私のところに来てください。本当に100%聞いてくれている。無条件に受け止めてくれている。しかもこの人は嘘、取り繕い、タテマエではなくて、こころから私のことを、ただ、人間として、受け止めてくれている。この体験自体が、あなたを元気にし、それまでは思いつかなかったような新しい考え、解決策をあなたのうちから引き出したりします。実際、一度カウンセリングにやってきて、50分ですっかり気が晴れて満足してしまう方もいます。こうした方も、しばらくはカウンセリングを継続することが最善なので、もちろんそうお勧めしますが、何といっても、続けるかどうかを決めるのはあなたですし、私はあなたの意思を尊重します。1度心理カウンセリングを体験してみて、それでこれからのことは決めるのがいいと思います。

 

Q. 心理カウンセリングは、どのくらい続くのですか。通わなくてはならないと聞き、お金のことも不安です。

これもとてもよく聞く質問です。そして、ごめんなさい、私の答えは再びIt depends、「状況による」、なのです。

たとえば、急性で深刻な鬱に苦しんできたひとは、早ければ4回以内にその深刻な状態からは抜けだし、8回目ぐらいには、相当に良くなっている、ということが良くある一方、急性の問題ではないけれど、たとえば、深い悩みがあったり、性格を改善したかったり、自分のなかで過去の未解決な問題があって、それが今の人生に影響している、それを解決したい、という方は、長期的に続けることも多いからです。

頻度としては、急性のうつや不安を経験している人は、一週間に1回のペースで、8~12セッションぐらいです。何か他の1つの問題、たとえば職場の人間関係の問題で、4回から8回。また、セルフメンテナンスとして、長期的に、週1回、2週間に1回、1ヶ月に1回、2~3ヶ月に一回続けていく方と、本当に様々です。

ところで、これも興味深いことですが、急性の精神疾患から抜け出せても、セラピーを継続することを選ぶ方は多いです。というのも、急性の精神疾患は、あなたの本質的な課題への入り口であり、ある意味では、その症状が改善、解消したところところから、あなたの真の成長のためのセラピーは始まるからです。

つまり、セラピーがどのくらい続くかは、「何をもってして」、あなたがご自分の問題が改善したか、というところにもよります。また、私から見ても、すっかり良くなった、もう大丈夫だ、というときには、適切なタイミングを見計らい、治療終結(Termination)の可能性についてお話することもあります。それから私は、あなたの事情(経済的、時間的なことを含む)を尊重した治療プランを、サイコセラピー初期の段階で、あなたと一緒に設定します。それで、治療が進み、たとえば、理想的にはもう少し続けたほうがよいけれど、危険は去ったし、まず大丈夫だろう、というところで、セラピーの終結について話し合うこともあります。

そういうわけで、あなたが必要なときに必要な数だけ安心して利用できるように、6000円という良心的な価格で提供させていただいております。

 

Q. いつ始めるのがいいですか。

思い立ったときに来てください。よく、本当に症状がひどくなったり、状況が大変になるまで待つ方がいますが、どうか、我慢しないでください。カウンセリングを始めるのは、早ければ早いほどいいです。中には、自分自身が今大丈夫なのかわからない、という理由でやっていて、大丈夫だと確信がでてきて数回で終了する方もいます。これには予防的な効果があります。今、本当に苦しまれている方、諦めずに来てください。見違えるように良くなる方がたくさんいます。効果は、症状が重いほど、良く感じられるものです。それから、「何かがおかしい」と感じている方も、まずはカウンセリングを試してみてください。その「何か」が深刻化する前の段階で治してしまうのに越したことはありません。


Q. 過去に心理カウンセリングを試してみたけれど効果がなかったのですが、もう一度試してみる価値はありますか。

 大いにあります。ひとくちに心理カウンセリングといっても、本当にいろいろな心理カウンセラーがいて、いろいろなスタイルのの人がいます。また、治療方法、臨床経験も、人によって本当に様々です。それから、カウンセリングには、クライアントと治療者の相性もあります。そういうわけで、いろいろな心理カウンセラーを試して、自分に合った人を見つける、という方もたくさんいます。私のところにも、よそで試してからお越しになる方が多いです。そういう方は、私のところでセラピーを始めて、その治療効果の高さに驚かれます。私は、そのように、過去にカウンセリングを試した方がやってきたとき、今までのカウンセリングで何が良かったか、また、何が良くなかったか、それから、今回のセラピーで、何を期待しているか、そうしたニーズを初期の段階で聞くようにしています。私は、あなたからの注文、批判、提案など、大いに歓迎します。ここから新しい心理カウンセリングがはじまります。よりあなたの個性とニーズに合ったカウンセリングです。カウンセリングは、繰り返しますが、あなたが主役で、あなたが私と一緒に作っていく人間関係です。

 

 

 


e-セラピー(メールカウンセリング、メールセラピー、e-therapy)

2014-02-19 | ┣ サービス内容

 サイコセラピー(心理カウンセリング)は、通常、クライアントとセラピストの一対一の面談が前提となっています。近年は、ITの分野の革新で、Skypeなどを用いたセラピーをする心理カウンセラーも増えていますが、これも、一対一の面談です。また、Skypeなどが出てくる前から、電話による心理カウンセリングはありましたが、これも、ふたりの人間が一定の時間を共有して、対話を用いて行うものです。

 しかし、こうしたリアルタイムにおける対話によるサイコセラピーがオプションにない、という方は少なからずいます。そういう方のために、今回紹介するのが、e-セラピー(e-therapy、メールカウンセリング)、Emailによるセラピーです。これは、一般にLetter therapy(レターセラピー、手紙療法)と呼ばれる種類の心理療法に属します。

 この方法は、日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは意外と多くのサイコセラピストがずっと以前から行っています。まだインターネットが一般にでてきたばかりで、ダイアルアップによる回線がメインであった頃からです。

 実をいいますと、文面によるこころの治療の歴史は長く、フロイトが行っていた記録もありますし、我が国の森田療法の創始者、森田正馬氏も、20世紀前半に、かなり頻繁にこの手法を使って治療をしていたことが知られています。まだ電話も今のように普及していないその時代、遠方に住んでいて彼の治療にありつけない人たちを相手に、それは必然的なことだったのでしょう、彼は熱心に患者のために書き続け、その治療は実際かなりの成果を出していたようです(ところで、ご存知の方もいると思いますが、彼の森田療法は、患者に日記をつけさせて、それを彼が閲覧し、コメント、フィードバックを書いて、患者に返す、という交換日記のような活動が、大事な要素になっています。のちほどお話しますが、自分の気持ち、思考、経験などを、じっくりと文章にしてみることには、それ自体にかなりの治療効果があります)。

 さて、話を本題に戻しますが、e-セラピー、レターセラピーは、面談によるオーソドックスな心理カウンセリングの「代用」とは別に、通常の心理カウンセリングにはない、レターセラピーならではの利点もたくさんあります。

 たとえば、実際に誰かと話そうとすると、どうしても緊張してしまって話せない、という方もいますし、誰かと会って自分の話をするのはどうしても抵抗がある、という方もいます。また、話すよりも書くほうが得意、自分の考えを時間をかけて書き出してみて、その文面を通して治療を受けたい、という方もいます。

 それから、通常の面会やスカイプ、電話でも構わないけど、そこまでの時間は必要でない、そこまでの時間はない、でも困ったことがあって、専門家に聞いてもらって適切なガイダンスなどを受けて考えたい、解決したい、だから、ちょっとした空き時間に文章を書いていって、まとまったものができたらセラピストにそれを送って読んでもらい、それについてフィードバックをもらいながら問題に対する理解を深めていきたい、という方もいます。こういう方たちにとって、e-セラピーは非常に便利なオプションです。

 それから、e-セラピーにおいては、あなたとセラピストが二人にとって同時に都合のよい時間を見つけなくてもいいので、あなたに時間のあるときに相談内容を書き出していって、それをEmailでセラピストに送信し、セラピストからの返信によるフィードバック、アドバイスなども、あなたの時間のあるときに読む、ということができます。また、文面ですので、繰り返し読むこともでき、覚えやすく、忘れにくい、という利点もあります。

 さらに、先ほど触れましたように、ひとが自分の気持ち、思考、体験などについて文章にするという活動は、それ自体がその人のメンタルヘルスにおいて良いことは科学的に知られています。また、手紙を頻繁に出す人は、出さない人と比べて、こころの状態が良い傾向にあることも、良く知られています。これは、あなたが、あなた自身の手紙を書く体験を振り返って思い起こしてみると、結構しっくりいく事実ではないでしょうか。ひとは、「書く」という行為によって、様々なものを得ています。というのも、自分について書くには、まず、自分自身と向き合わなければならず、書く、という行為によって、その直前までは漠然としていたものが、言語によって、形を得て、自分の中で、具現化されていきます(これを専門的には、Symbolization、象徴化、といいます)。

 頭のなかの漠然としたものが、言語によって象徴化されることで、あなたの意識は高まります。また、思考がより明確になります。ひとがよくなる大前提に、「自分が何を感じているのか、考えているのか、きちんと自覚している」ことがありますが、書くことは、このコンディションを促進します。

 こうしたことも大きいですが、執筆があなたのこころにもたらす良い影響の最大の要素は、書くことで自分を表現することによるカタルシス(こころの浄化作用)だといわれています。あなたがこころのうちに秘めていたものを、言葉によって「吐き出す」こと自体に、こころにおける大きな解毒作用があるわけです。

 しかし、経験のある方も多いと思いますが、日記や文章によって吐き出すことで、気持ちを整理することで、それなりの精神状態の改善は経験したものの、根本的な変化には結びつかなかった、というひとは多いです。それにはいろいろな理由が考えられますが、たとえばそこには、あなたがそのときに抱えている問題の深さにもよります。たとえば、仕事において誰かとちょっとした諍いがあり、気持ちがもやもやするときに、ちょっと書き出してみて、自分の経験、考え、気持ちが明白になり、それで問題が解消する、ということはよくありますが、もっと根の深い問題となると、ひとりで書くだけでは十分ではありません。

 また、カタルシスを得るには、「吐き出すべきもの」をきちんと吐き出さないといけないのですが、ひとは往々にして、どう吐き出していいか、何を吐き出せばいいのかわかりません。まず、多くの「心の毒」は、無意識のなかにあるので、それを意識して書き出すには、そのための手がかり、適切な質問、ガイダンスが必要です。これは、「自己分析」の限界点と良く似ています。

 それから、人間は、対話する生き物で、誰かに聞いてもらう、理解してもらう、という体験が必要です。何かに悩んでいて、誰かに手紙を書いて打ち明けて相談し、返事をもらって気持ちが晴れたり、とてもこころが軽くなったりした経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。また、悩みではなく、何かよいことがあって、それについて手紙を出したら、返事をもらって、喜びが倍増した、という経験のある方も多いことでしょう。

 そういうわけで、基本的に、1)あなたの気持ち、考え、経験を文章にするのはよいこと、2)あなたが信頼できる親しい人にそうした自分の気持ちを手紙にして伝えてみるのはもっといいこと、が、ここまででわかりました。ラインなどで、短い文章によるチャットをするものいいですが、定期的に、Emailを含め、少しまとまった文章を書いて誰か親しい人に送る、シェアする、という活動は、あなたのメンタルヘルスを促進することでしょう。

 しかしひとは、親しいひとにも話せない悩みもありますし、また、打ち解けて話せる人がいない、ということ自体が悩みのひとも、たくさんいます。さらには、当然のことですが、普段の生活の人間関係内で手紙を出すことでこころの問題を解決するには限界があります。この限界点は、あなたの日常生活圏の人たちとの会話、相談の限界点と同様なものです。それは、あなたの抱えている問題の深刻さ、複雑さなどに比例します。

 そういうときに適切なのが、今回紹介しているe-セラピーです。

 完全な秘密厳守のもと、利害関係の存在しないこころの専門家に、あなたの悩みを時間をかけて文章にして伝えるとき、あなたはまず、「理解されている、聞いてもらえている」、という経験をします。また、専門家ならではの絶妙でタイムリーな質問やガイダンスによって、一般的な手紙のやり取りでは得られない深い洞察、それまで無意識であったものに対する理解が得られます。先に触れた、「吐き出せる」手がかりとなる質問もこれに当たります。こころの下剤のようなものです。さらに、ホームワークなど含めて、あなたの実生活で心がけること、建設的な行動、改善のヒントなどを、文面でわかりやすく与えられ、また、実際にそれらを試してみてうまくいったときは、さらに良い行動へのフィードバック、または、その良い行動の維持、それから、もしそれらがうまくいかなかったときの、別の方法、オプションなどの提案などをしてもらい、そうしたガイダンスを受けます。そうした新しい体験をさらに文章にしながら、良くなっていきます。

 私が提供するe-セラピーは、ここのブログの読者さんからの相談の記事をずっと深く掘り下げたものです。まず、当然ながら、この公の場でいただいた相談については、相談者の方のプライバシーなどの配慮から、こちらからできる質問も限られていますし、また、相談者の方の情報も、必要最低限のものなので、どうしても、一般的な回答になってしまいます。しかし、こうした束縛がないe-セラピーにおいては、あなたは心置きなく個人的なことが書けますし、こちらも大切な質問を必要なだけ気兼ねなくできますし、また、より個人的で深いフィードバック、洞察を提供することができます。

 いろいろな理由から、心理カウンセリングに通うのは難しいけど、私のサービスを受けてみたい、とお考えの方、この機会に、ぜひ、e-セラピーを試してみてください。e-セラピーを始めるのに早すぎることも遅すぎることもありません。やってみたい、と思った時が、適切な時期です。

以下が、e-セラピーの具体的なサービスです。

 

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e-セラピー@くろかわ心理学サービス

1)e-セラピーを受けたいという旨を、drtakakurokawa@gmail.com宛に、Emailにてお知らせください。

2)あなたからのEmailを受け取りましたら、料金7000円の振り込み先を、そのEmailにてお伝えします。ペイパルでのお支払いも受け付けております。

3)振り込みが確認できましたら、その旨を再びEmailにてあなたにお伝えします。この時点で、相談開始です。

4)1回のe-セラピー(税込み7000円)は、往復2回までのEmailが可能です。

5)あなたからEmailを頂きましたら、私は極力1週間以内に返信します。あなたには、その必要はありません。ゆっくり考えて、返信してください。

6) 必ずしも2往復しなければならないわけではなく、もし、たとえば1回目の私の回答で満足いただけたら、その旨をお伝えください。その時点で1セッション終了します。それから、2往復で足りない場合、もちろん、2セッション目のサービスとして相談を続けられます。

(2019年6月現在)