えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

飛ばすだけなら最高(AMG A35編)

2022-11-25 | 車関連
これほどまでに興奮した車は、いつ以来だろう。
おそらく、987ケイマン以来という事になるでしょう。
初めてポルシェに触れ、ポルシェのフィロソフィーを感じたとでもいいましょうか、速くなくとも楽しいという事を改めて知った。(もちろん遅くはありません)
それ以降では、当時乗っていたM135iと現在の愛車335iあたりが速いものの部類である。
3000㏄の6気筒からなる300馬力オーバーと、2000㏄から絞り出す300馬力超えの違いなど、気持ちの良さでは明らかであると思っていました。
しかし、AMGというブランドネームは伊達ではなく、A35というセカンドラインであっても素晴らしいものであったのです。

そもそも、派手な赤のバケットシートを備え、控えめな外観からは想像できない程に派手な内装を持つ。
最初に腰を下ろした時には、大げさな言い方をすれば鉄板に座っているようなアンコの無さ。
しかしホールドが良く出来ており、尻も腰も痛くならないのは秀逸なのだろうと思います。
奇遇にも335iと同じ306馬力ですが、やはり200㎏近く軽量であることは途轍もないアドバンテージである事を知る。
まぁ大人を3人載せている様なものですから当たり前なのですが、つくづくこのCセグメントが好きだなぁと感じます。
とにかく軽いですし、引き締まった脚を存分に使えるという挙動は楽しいの一言に尽きます。
もぅゴーカートどころではありません、ロケットです。
0-100など、普通の車では心して踏まないとカタログスペックは出ませんが、スポーツモードにするだけでどんな信号からでも出るような勢いである。
それが4WDによって安全が担保されていてのことだから、また踏めるのです。
もちろん安心して飛ばせるだけのストッピングパワーも兼ね備えており、強靭で大きなブレーキとドリルドローターで武装し、AMGチューンの足回りとの相乗効果でブレーキングは美しいほど。

首都高を周回し、右に左に踏んで回って楽しんで、ちょっとオーバーペースで入ったコーナーも冷や汗かかずにクリアする。
そこから踏めば勇ましいエグゾーストノートを楽しめて、バックレストに押し付けられる。
お世辞抜きに楽しいが過ぎる。
しかし、買おうとは思いません。
私の様な者が乗ると、違反だけではなく事故につながるだろうと思うほどにレーシーなのです。
C43とどちらが楽しいかと聞かれたら、私は飛ばす楽しさということであれば、A35です。
初めてメルセデスのツインクラッチに乗って、いいと感じたモデルです。
このエンジンの特性に合っていて、それがロケット感を演出しているとも言えるでしょう。
こう考えると、718ケイマンも2Lでいいのだと変なところ納得。

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