えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

結局乗った308

2022-11-30 | 車関連
プジョー308へ乗るのはプラグインハイブリッドモデルが配備された頃、なんて書きましたが、ディーラーも一段落した様なのでお邪魔しました。
話を聞くと、PHEVモデルよりも、ディーゼルの方がスポーティとして売る位置づけであると。
ディーラーの方がいうので嘘ではないでしょうけれど、1.5Lの130馬力でスポーティと言われてもというところあります。
プラグインモデルの配備など、いつになるか分からないという事でスポーティと言うので1.5ディーゼルに乗ってみることにしました。

エンジンをかけた車外にいると、明らかにディーゼルですというガラガラ音はせず、鈍い人ならば特にディーゼルとは分からないかもといった音質です。
BMWのディーゼルよりもガソリンエンジンモデルに近く感じるのは、排気量の大きさもあるのでしょうか、、そこは不明です。
走り出すと、20キロくらいからの踏み込みにディーゼル感を受けますが、それほど嫌なものでもありません。
なによりも、このボディに130馬力の30キロのトルクは、手軽に走らせるといった表現がぴったりくる。
大きくなったとはいえCセグハッチを、小気味いいと言えるほどには走らせられないが、普段の脚として足りないことはないといった力具合です。
デチューンされていたとはいえ、私の乗っていた118dに載っていた2Lディーゼルとは比べ物になりません。
この500㏄の差は大きく、2Lあると低中速域ではかきむしる様なトルクを感じることができますが、この1.5Lディーゼルはマイルドである。
爽やかなマイルドさは、どこかシビックにも通じるところがあるように思います。

シートの作り、割と厚みがあるにもかかわらず馴染まず。
なんとなく試乗が終わるまで落ち着かない感じは、所有しても納得はいかないのだろう。
どういうわけか、ここもシビックに似ている。
小さなハンドルを軽いタッチで回し、車線のいいところをキープするのが簡単に思えるほど操作性はいい。
前が空いたら踏んでみてくださいと言われましたが、8割ほど踏んでどれ程のものか嫌でも分かるのが130馬力なのでしょう。
ガツンとした暴力的な加速が要らない方であれば、全幅が大きくなったとはいえ乗りやすい大きさに違いはありません。
現車を改めて見て乗って、やはりいいスタイルをしている。
ゴルフ8よりも間違いなく私は好みであり、3008などに積んでいる2Lディーゼルが積まれていたならば検討したかもしれないほど緑色した308が好き。
プラグインモデル、配備されたら乗ってみようか乗るまいか、、
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肥大化続く

2022-11-28 | 車関連
どこまでボディを大きくしてしまうのだろうか。
ほぼCX-5と同じ大きさなるという、新型X1を見て思う事。

そのサイズがいけないわけではなく、BMWとしてエントリーSAVの大きさがここかと。
ウチはプレミアムブランドを目指すので、収益率の高い車しか作りませんという声が聞こえてきそうです。
衝突安全性や乗員の快適さを考えれば自然と大きくなるというのは分かりますが、セグメントというものがあるだろうと思うのです。
意地悪な言い方をすれば、プライスを上げるにはその見た目を立派に仕立てるのが一番容易い。
日産がマーチを捨て、コンパクトのスタートをノートに託したのと同じように、小さな車は売れなくなっているのかもしれない。
Bセグメントはおろか、いったいCセグメントらしい大きさの車ってどれだけ残っているのだろうと考えたりもします。
全幅が大きくなってしまったプジョー308やボルボのC40などは、それらしい大きさを超えてしまった感がある。

軽の次にあるAセグメントなど、選択肢はごく一部に限られています。
軽自動車があれだけ便利であるのに、どうして小さなものから外れていってしまうのだろう。
各メーカー、この過渡期に台所事情もあるでしょうけれど、小さな車文化も廃れないでほしいと願います。
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ザリガニ(映画)

2022-11-27 | Weblog
久しぶりに、感想の述べ難い映画でありました。
ここのところラジオなどでよく耳にしますし、ベストセラー小説からのものですから興味を持ったのです。
そして多くの方が、情景が美しい、世界観に圧倒されたなど、話自体は単純でありがながらも肯定的な意見がほとんどでした。
私は、「ザリガニの鳴くところ」というタイトルが魅力的には感じませんでしたが、ちょうどよい時間に見れるタイミングであったので、ポチっとしてささっと出掛けて観てみました。

その舞台は、戦後間もない1950年代から70年ころの話であると言いますが、湿地が舞台であることと、登場人物が少ない関係で、よくよく見て考えないとそういった時代であることが分かり難いと感じました。
映画を見て時代を感じるに、車や家の造り、服装などが分かりやすいものかと思います。
湿地にある家は質素ではあるものの、5人が暮らしていただけのことはあり狭そうでもなく、アトリエ風であるのがさらに貧しく見せません。
本当ならば、タオルケットなどのベッド回りはジメジメしダニだらけであるのでしょうけれど、主人公のカイアは美しい娘でダニに刺された跡も当然ありません。
学校に行ってない(行けていない)とはいえ、地頭の良さと親切な彼のおかげで本を出版するほどまでに成長する。
可愛そうな生い立ちであるにもかかわらず、あまり可哀そうに見えない映画であるのです。
もちろんその方が映画としては良いものでしょう、その通りの描写をしたならば、後味の悪い映画となってしまうでしょうから。

現代と当時を交互に描写する映画でありますが、ストーリーの割に退屈をさせない映画であると思います。
と言いますか、一時たりとも退屈をしなかったのは原作よりも監督なのでしょう。
どれくらい原作に忠実に作っているかは知りませんが、原作を読んでみようという気はなくなったのです。
とても良く出来た映画でありますが、この映画の世界観が私には伝わりにくいものであると感じたからです。
全米ベストセラーを皮切りに、世界でもヒットを飛ばしたというこの小説、読めば何かを見つけられるのかもしれません。
しかし私は、この映画を見てドメスティックバイオレンスというものについて、考え直しただけで十分でした。
主人公のカイアが、あの父親に育てられた過去を持っていなければ起こらなかった恋であり、そして事件であったと思うのです。
最後に、この映画にザリガニは一度たりとも出てきませんので、嫌いな方も安心です。
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飛ばすだけなら最高(AMG A35編)

2022-11-25 | 車関連
これほどまでに興奮した車は、いつ以来だろう。
おそらく、987ケイマン以来という事になるでしょう。
初めてポルシェに触れ、ポルシェのフィロソフィーを感じたとでもいいましょうか、速くなくとも楽しいという事を改めて知った。(もちろん遅くはありません)
それ以降では、当時乗っていたM135iと現在の愛車335iあたりが速いものの部類である。
3000㏄の6気筒からなる300馬力オーバーと、2000㏄から絞り出す300馬力超えの違いなど、気持ちの良さでは明らかであると思っていました。
しかし、AMGというブランドネームは伊達ではなく、A35というセカンドラインであっても素晴らしいものであったのです。

そもそも、派手な赤のバケットシートを備え、控えめな外観からは想像できない程に派手な内装を持つ。
最初に腰を下ろした時には、大げさな言い方をすれば鉄板に座っているようなアンコの無さ。
しかしホールドが良く出来ており、尻も腰も痛くならないのは秀逸なのだろうと思います。
奇遇にも335iと同じ306馬力ですが、やはり200㎏近く軽量であることは途轍もないアドバンテージである事を知る。
まぁ大人を3人載せている様なものですから当たり前なのですが、つくづくこのCセグメントが好きだなぁと感じます。
とにかく軽いですし、引き締まった脚を存分に使えるという挙動は楽しいの一言に尽きます。
もぅゴーカートどころではありません、ロケットです。
0-100など、普通の車では心して踏まないとカタログスペックは出ませんが、スポーツモードにするだけでどんな信号からでも出るような勢いである。
それが4WDによって安全が担保されていてのことだから、また踏めるのです。
もちろん安心して飛ばせるだけのストッピングパワーも兼ね備えており、強靭で大きなブレーキとドリルドローターで武装し、AMGチューンの足回りとの相乗効果でブレーキングは美しいほど。

首都高を周回し、右に左に踏んで回って楽しんで、ちょっとオーバーペースで入ったコーナーも冷や汗かかずにクリアする。
そこから踏めば勇ましいエグゾーストノートを楽しめて、バックレストに押し付けられる。
お世辞抜きに楽しいが過ぎる。
しかし、買おうとは思いません。
私の様な者が乗ると、違反だけではなく事故につながるだろうと思うほどにレーシーなのです。
C43とどちらが楽しいかと聞かれたら、私は飛ばす楽しさということであれば、A35です。
初めてメルセデスのツインクラッチに乗って、いいと感じたモデルです。
このエンジンの特性に合っていて、それがロケット感を演出しているとも言えるでしょう。
こう考えると、718ケイマンも2Lでいいのだと変なところ納得。
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進化したスピンドル

2022-11-23 | 車関連
RXの新型がお目見えした。
なんだか随分と待たされた気がしますが、どうなのでしょう。
知り合いの息子(小学生)に自慢されたのが、もう6年くらい前になるから、なかなかのロングライフだったのだろう。
当時200tを買ったので、当時の価格Fスポで600万。
お父さん、随分と頑張ったんだなぁと思いましたが、今じゃこの価格帯はざらにあるのですから怖いものです。

さて新型となったRX、外すなんて誰も想像していないでしょう。
不動の人気というほどではないLSに代わり、RXは手堅く攻めると予想されましたが、期待を裏切りません。
全体のプロポーションとか、そんな事よりも、次に繋ぐスピンドルグリルを備えたのは流石と感じました。
各プレミアムメーカーが、次なるアイデンティティを模索している中、サラリとこのスピンドルを出してくるのだから恐れ入ります。
本当は練りに練ったのでしょうけれど、明らかに新しい時代に移り変わるスピンドルであり、誰の目にも違和感がないと言って過言ではないと思う。
新し感の少ないメルセデス、模索を続けるBMW、お馴染み過ぎるAUDI、グリルにかけてはレクサス優勢とみます。

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