えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ピレリde大垂水

2017-11-30 | GTIピレリ
先日、八王子方面の仕事を終えた際、まだ日が落ちるまでに時間があった。
20号を上らず、少し下れば大垂水峠である。
ピレリを購入し伊豆へ行った際にはLS EXEでありましたので、まだP-ZEROを履いたピレリを知らないのです。
簡単なコーナーで鳴きを見せたグッドイヤーとどれ位違うのか、検証したかったのです。

高尾を越え、ラブホテルを数件やり過ごせば峠に入る。
ここで、前にいる車両との間隔をとるのが難しい。
空いたなぁと思うと、後ろからやってきますし、トラックも良く通りますので、本当に調整は難しいのです。

待ちきれずにスタートし、シフトポジションをSモードに入れる。
そのVWのSモードは、本当に峠などでしか使いたくない位に引っ張ります。
もう少しアクセルを緩めた際の処理の仕方を変化させてくれればと思います。
ギンギンに引っ張りながら1つ2つとコーナーを越える。
ものすごい安定感の中、タイアの限界は果てしない様に思う程に静かである。
立ち上がりにフルスロットルを入れると、若干の空転を生じ制御が入ったことを知らせるランプが付く。
そんな際の空転時と、路面にある継ぎ目を越える際に鳴らせるくらいで、直ぐに前車に追い付いてしまうのは夕刻では致し方ありません。

今回感じたのは、タイアの鮮度です。
Usedばかり乗ってきましたので、新品のスポーツタイアを使うのは久しぶりです。
切り増した際のねばりは素晴らしく、安心感は頼もしいの一言。
3年4年物と違って、「タイアの美味しい時季」を目の当たりにした思いです。
なぜか「R」の時の様に、うっすらと汗をかいたりはしませんでしたが、2往復もしてしまいました。
ブリッピングの入る音などは相変わらずいいのですが、その音や雰囲気「R」には敵いません。
Rの方が、速く、そして安全に昂揚したのは否めませんが、ピレリも退屈な訳はありません。
限界はまだまだ先にありそうですが、こういった場所でなくサーキットにでも持ち込みたくなるものです。
なんにしても、山を抜けるそのポテンシャルは未だ一級品でありましょう。
小石をタイアの溝に挟み、コーナーでその石が抜けフェンダー内側に何度も当たる音を聞くのは、新車ではやりたくないものです。
それにしてもローリング族対策のだんだんは、気持ちが削がれます。(いい効果出てます)
タイトル画は、西八王子付近の銀杏並木


最後に、ノート e-POWERが発売11カ月で10万台を達成したという。
やはり皆分かっているのですね。
プリウスPHVよりも無駄なく使えること、親戚に伝えきれなかった己の影響力、今更ながらにうんざりします。
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7.5 GTI

2017-11-29 | GTIピレリ
7.5型と呼ばれる最新型のGTI、やはり一度試乗をしておかねばならないと思い、重い腰を上げた。
GTEのパフォーマンスは気に入ったが、やはりこの7型のボディデザインには未だ馴染めない。
個人的には、直線基調すぎており、造形的な美しさに華がないと感じるのです。
ソリッドであると言えばそうですが、薄いハニカムグリルなどと相まって、スマートすぎると思うのです。

その中身はどんなだろうと座ってエンジンをかければ、グラフィックメーターが目を覚ます。
このメーター、この位の作り込みですと、どう考えてもアナログメーターの方が高級である。
便利な部分も多かろうと、そこは気にせずに走り出す。

最初に感じるのは、「軽さ」である。
全てが軽い。
アクセルも、その挙動も、ハンドルも、その佇まいさえ。
更には、コンフォート感も抜群で、それはパサートに乗っているかの様である。
疲れるという私が欲しているのは本来こういった快適さであるという事、頭でわかっていても何か足りない。
スポーツモードを試してくださいとのことで、踏んでみるとマフラーから5型6型とは音質の違うエグゾーストノートが聞こえた。
その音、ゲーム音であるかのように軽い。
軽いのと、乾いた音は違いまして、私には心地の良い音ではなかった。
なにか作られた音が入ってきているようにさえ感じたです。(ひょっとするとプジョーのように)

音はそれとして、その加速力と吹けの良さは230馬力を十分に感じさせるもの。
しかし、その4発のざらつきが馴染めなかった。
エンジンの肌理の細かさと、その吹けの鋭さにおいては、ピレリの比ではなかった。
ステアリング一つとっても、角を作って手間をかけて作り込んだ5型GTIには及ばない。
しかし、快適であるのは間違いないのです。
いつまでも5型に幻想を抱いている自分にお別れをするべきなのかもしれません。

ただ、この7.5型GTIに乗り継ぐという選択肢はあり得ないと思いました。
幾ら快適であっても、このGTIという車種に乗って色気を感じない心臓では元も子もない。
ならばいっそのことGTEがいいだろうと思うのです。
VWが全ての車種にEVを設定するとしたロードマップの片鱗を見た気がします。
荒ぶる時代は終わり、スマートな性能を求められる時代に即した車づくりに徹し、自動車業界を引っ張るのだと。
私たちの様な価値観で車を選ぶのが古いという時代は、もうすぐそこに来ています。
過渡期にさらされているのは自動車メーカーだけでなく、我々消費者も同じでありましょう。

タイトル画は、新型リーフの元となった IDSコンセプト
このくらいの尖がり感をもってくれたならば、さぞ売れることでしょう。
これこそ、「やっちゃえニッサン」です。
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大きなMINI

2017-11-26 | 車関連
クラブマンの試乗を済ませました。
そのグレードは「クーパーS」
2Lのターボ車で、192馬力あるそのエンジンのベースは320のエンジンだ。
それがどっこいキビキビ走る。

ミニ用にチューニングされており、その出力特性は違うようです。
BMWとしてのラクシャリー感を薄め、小気味よさを前面に出してあると言えば分かりやすいでしょう。
剛性感のあるファニーなボディをクイクイと走らせるには、必要十分過ぎるほどである。
確かにFF車であるとわかるフィールは、ミニPHVよりもFF感は強い。
とはいえ気になるような癖はありませんし、どっしりとしたロードホールディング感は変わりありません。
1シリ等と較べると、セグメントは同じようなものですが、その静粛性には違いがある。
やはりMINIというブランドは、BMWと競合させない為、走りとデザインだけを特化させているように感じました。

ナビ画面のデザインや液晶の見やすさなど、本当に満足感の高いものでしょう。
シートの座り、ハンドルのデザイン、ドアの締まる音、ウィンカー音、バック音、何をとっても洒落ている。
幾通りもある組み合わせから自分色のクルマを作れるのは、正に大人のおもちゃです。
しかし、欲しくはならないのでした。
立ち上がり気味のフロントウィンドウから見えるボンネットの丸みや、ホイールクリアランスの多さなど、どうにもしっくりとこないのです。
私には、きっとミニデザインの良さがまだ分からないのかもしれません。
いつか愛せるのかもしれませんが、ビートルズみたいにいつまで経っても好きにならないものもありますので(笑)

引き続いて物色したのは、再びのシビックです。
ハッチバックの後姿が好みでないので、セダンを再度試乗。
全幅1.8mのボディはギリギリ許容範囲で、あのフロントマスクが好みです。
やはり2度目の試乗でも、ステップワゴンに思う様な意外な加速はなく、極めてジェントルです。
下道十分でありますし、野太い加速を欲しなければ、その使い勝手は良いのでしょう。
しかし同じ1.5Lを積むミニのクーパーや、118ⅰと較べると、そのエンジンから伝わる精度、ハンドルから伝わる情報量などが足りないように思いました。
車両価格の違いといえば、そうなのでしょうか。
シビックに2Lターボでも載せてくれればいいのでしょうけれど、その可能性は0に近いでしょう。
それならば、ステップワゴンに載ったHVとするはずです。
そのハイブリッドがどんなものか知りませんが、走りに上質感を付けやすいでしょうから、その手のラインナップを期待します。
ちなみに、今オーダーしてセダンは3月納車だそうです。ハッチバックは6月とか。
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ワゴンR

2017-11-25 | 車関連
その名を知らぬ人はいないほど、有名車種の一台でしょう。
その昔は、軽自動車界を肩で風を切って走っていた感ありますが、最近はどうなのでしょう。

そんなワゴンRの新型に乗る機会がありました。
売れ線モデルと思われるハイブリッドグレードでありました。
HVといっても、クリープ時と加速時にモーターの介助が入るというマイルドなもの。
その加速は、どんなものだろうと期待をするものではありませんでした。
現代の軽ターボを知ってしまえば、これは物足りず、NAに気持ちプラス程度と考えた方が良いかもしれません。
思い切り踏むと、うるさいのが何よりも残念でありました。
ただ「Sモード」に入れた際のブレーキ回生システムにより強力なブレーキがはいるのは気持ちが良いものです。
ⅰ3やノートE-Powerほどではありませんが、飛ばした際にブレーキを踏む量は間違いなく半分以下である。
飛ばした際に、ブレーキを強く踏むのは、何だかせっかく資源を使ってした加速を捨てたみたいな気持ちになるのは皆一緒でしょう。
その無駄感を、この強力な回生ブレーキ薄めてくれるものです。

サイズ感に関しては、想像通り広々しておりまして、乗っている感覚は軽自動車よりもリッターカーに近い。
室内ダッシュボードなどの色やデザインのせいもあるでしょうけれど、何処にも圧迫感などはない。
囲まれ感が好きな方にはがらんとし過ぎており、ワンボックス派には重宝されるのでしょう。
デザインに関しては好き好きでしょうから、私はノーコメントです。
横姿などは、スモールアルファードでしょうか。

明日は、mini clubman の試乗に行って参ります。
クロスオーバーは、ボリューミーになり過ぎましたし、ミニ5ドアはリアドアの小ささがデザイン的に馴染めない。
よって現行のミニのラインナップであれば、クラブマンが家族使いには良さそうな気がしております。
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時代と歳と

2017-11-23 | GTIピレリ
ピレリに乗っていて楽しい反面、とても疲れます。
それは室内に入ってくる音や振動であると思うのですが、これ位の音量がダメならば営業車や軽自動車等には乗れないはずだ。
きっと音量ではなく、その音質なのかもしれない。
人間悪い環境にはなかなか慣れないが、楽な方へはあっという間に慣れるので柔になっているのか歳なのか。

このロードノイズ、、
06年式のGTIに乗っていた際にうるさいとは感じていました。
後ろの席の人と話すのに、高速では多少大声になったのはよく覚えています。
しかし、このうるささが疲れに直結するとは感じていなかったのです。
プラス腰痛が出はじめたので、嫌な雲行きです。(かなりピンチ)

仕事の足としても使う中、一日で100k近く走ることもあります。
ゴルフ行きにも使いました。
そんな時、思い出してしまうのはW202(2代目Cクラス)の事です。
泥のように疲れた際、いかに安全に疲れずに運転できることを念頭に開発されていると感じたからです。
そこまでのモノが欲しいとは感じていませんが、何故かピレリはへとへとになるのです。(ノーマルGTIとは似て非なる)
やはり体は正直なのだ。
8年も前に1700kの関西グランドツーリングをして、疲れ知らずだったGTIであったが、私がその頃とは違うと言わざるを得ません。
オーディオの音としては悪くないが、ロードノイズとエグゾーストノートときしみ音とが共鳴し、疲れた体を蝕むのです。

恐ろしいほどに速く、コーナーでは面白い様に安定し、これほどまでにFFを楽しめるモデルは限られているでしょう。
しかし、辛いのだ。。
未だにスパルタンなモデルを欲するのですが、私の体は欲していないのかもしれません。
静かなモデルが欲しければ、究極はEVだろうか。
ⅰ3は悪くない、しかしスキー旅行の荷物を積んで羽田までいけない。
ミニPHVは最高だ、しかしエクスペンシブ過ぎる。

残るは、ノートE-Powerか
強烈な加速力を持つエレクリックビークル。
豚の皮を被った豹とでも表現しましょうか。
値もこなれたところですし、CLAとしてリポートするに悪くないかもしれません。
しかしこんな場当たり的な買い方をしていると、この悪いスパイラルから抜け出ることができなくなりそうで怖い部分あります。
十数年ぶりに新車を買えばおさまるものか、、、あー馬鹿らしい。

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