
親戚から、パンクの知らせが入りました。(知らせというよりも、ヘルプ)
走っていると、「カチカチ」と石を挟んでいるような音がしていたので、帰宅後に見てみるとネジが刺さっていたという。
それをペンチで抜いてみると、シューっという音と共にエアーがどんどん抜けていったと言います。
そして翌朝ペシャンコになったタイアを見て、私に連絡が入ったというものです。
ペシャンコにしてしまっては、もう走れませんからジャッキアップしてスペアか替えタイアとなります。
今回のものはスタッドがありましたので、そちらに交換し修理に持ち込みます。
まだ新しい(1年くらい)のタイアでしたので、内面修理を考えておりました。
お店に連絡をして持ち込んでみると、内面修理はやめた方がいいという。
内面修理とは、その字のごとくタイアを外し内側から補填材を入れてパッチを張るようなものです。
なぜ出来ないか、それはパンク箇所にあるという。
基本的に、トレッドの両端の1ブロックの外寄りはやらないらしい。
何故かというと、そのパッチがタイアの変形により剥がれてきてしまう可能性が高いからだそうです。
つまり、コーナーでタイアがたわむ度に伸び縮みしてしまうような箇所は避けるもの。
ならば外面修理(外から穴を塞ぐもので、よくある鼻血が出た際のティッシュ詰めみたいなもの)になるのですが、これでも外側は推奨はしないものらしい。
つまり、トレッドの両端は変形が大きいので詰め物にしても、その変形は避けられないもの。
そういう事ですと、お勧めは交換となってしまいます。
今回の箇所は、とても微妙な位置にあり、もう1㎝外側ならば完全に交換すべき場所でした。
出来なくもないので一応外面修理をして、空気圧管理をこまめに行い、高速走行の前には必ずといったスタンス。
最初の1ヵ月は気にするだろうけれど、それ以後は続かないのだろうと思う。(きっと自身でも面倒くさい)
となると、同軸での2本交換となるのでしょうか。
最後に、こういった個所の場合、前輪には使えないものと考えるのだとか。
舵を切る前輪は、こういった個所の場合思った以上に負担になるのだそう。
それにしても、公道にネジ落とさないで。
タイトル画は、スマートのコンセプトモデル「コンセプト#5」
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