依頼が入り、「New XC40と3008を較べてほしい」とのこと。
5008と3008は共に2回ずつ乗っているので、ターゲットはボルボである。
試乗車も潤沢に用意できないほどに売れているというXC40で、年内販売分は完売しているという。
T5仕様の試乗車を用意している店を訪れた。
近くでないと話せば、営業さんのトーンはかなり落ちましたが、試乗コースはたっぷりとってくれました。
XC60の印象がありましたから、期待をして乗り込んだ。
20インチ45扁平を入れた、ファーストエディションなる導入記念モデルである。
見た目は逞しく、ギュッと詰まった感じというのが第一印象です。
万能型の2Lエンジンは良くできていて、このボディには十分すぎるほどのスペックでした。
このハイプレッシャーエンジンは良いものですが、XC60くらいの重さがあった方がいいのかもしれないと思う程。
なにせ1.7tを252馬力で引っ張るのです。
8割方も踏むと、ちょっと品がないほどでした。
私はボルボというメーカーに、これ程のスポーツネスを欲していないのかもしれません。
8速ある割には、低速からの再加速でもたつく場面があり意外でした。
このあたりはATが学習をしていくのかもしれませんので大目に見ます。
20インチによる落ち着きのなさ、高回転まで回すと勇ましいエグゾーストノートが相まって、この限定車は若い。
19インチのT4あたりだと随分と印象が違うのかもしれません。
実は今回のT5に乗って分かったことは大きかった。
2Lクラスのハイパワーモデルの吹け方には飽きたという事と、目を三角にしなければならない加速は要らないということ。
911に乗って加速は要らないというのではなく、日常的に使うモデルでこの加速は必要ないと理解できたこと、これ大きい。
面白いもので、XC40のT4と呼ばれるモデルの190馬力仕様に乗って、そのトルク感に満足するかは分からないと思うのです。
自分を含め、ハイパワーのダウンサイジングターボを幾台も乗り継いだ方は、もうこのクラスのダウンサイジングではないのかもしれません。
6発はエクスペンシブでモデルも限られますから、4発の1.6あたりから2.0Lくらいまでのものばかりということになりますので、やはり飽きが出るのは致し方ないでしょう。
今回の依頼者も、ダウンサイジングを乗り継いでいるので、自信をもって勧めましょう。
この2台なら、間違いなく3008だ。
VWの様に軽すぎるステアリングフィールを持つボルボに較べ、あんなに小さなステアリングで違和感なく適度な重さのあるフィールは秀逸です。
まぁとにかく乗りやすさ、座りやすさ、自然な走り心地でプジョーのGTディーゼルに軍配を挙げました。
一つ、ナビを含むセンターディスプレイの操作感はボルボの方が2枚も上手であるのは申し上げておきましょう。
最後に全く私的な意見ですが、XC40のターゲットは若い。
XC60をちょっと詰めただけとは違い、よく言えばマッシブに、悪く言うならば宇宙戦隊モノっぽい。
ジャグのE-paceが分かりやすいオーソドックスなスタイルを持つのに対し、欧州カーオブザイヤーを受賞したというXC40は特異であると感じました。
JCOTYにXC60が選ばれたのは、乗って触れてすんなりと受け入れられましたが、こちらはどうもというのが第一印象です。
↑E-paceは、新型のフォードですといっても通る様なデザインであると感じます。
実は私、この2台デザイン的に苦手です。。
5008と3008は共に2回ずつ乗っているので、ターゲットはボルボである。
試乗車も潤沢に用意できないほどに売れているというXC40で、年内販売分は完売しているという。
T5仕様の試乗車を用意している店を訪れた。
近くでないと話せば、営業さんのトーンはかなり落ちましたが、試乗コースはたっぷりとってくれました。
XC60の印象がありましたから、期待をして乗り込んだ。
20インチ45扁平を入れた、ファーストエディションなる導入記念モデルである。
見た目は逞しく、ギュッと詰まった感じというのが第一印象です。
万能型の2Lエンジンは良くできていて、このボディには十分すぎるほどのスペックでした。
このハイプレッシャーエンジンは良いものですが、XC60くらいの重さがあった方がいいのかもしれないと思う程。
なにせ1.7tを252馬力で引っ張るのです。
8割方も踏むと、ちょっと品がないほどでした。
私はボルボというメーカーに、これ程のスポーツネスを欲していないのかもしれません。
8速ある割には、低速からの再加速でもたつく場面があり意外でした。
このあたりはATが学習をしていくのかもしれませんので大目に見ます。
20インチによる落ち着きのなさ、高回転まで回すと勇ましいエグゾーストノートが相まって、この限定車は若い。
19インチのT4あたりだと随分と印象が違うのかもしれません。
実は今回のT5に乗って分かったことは大きかった。
2Lクラスのハイパワーモデルの吹け方には飽きたという事と、目を三角にしなければならない加速は要らないということ。
911に乗って加速は要らないというのではなく、日常的に使うモデルでこの加速は必要ないと理解できたこと、これ大きい。
面白いもので、XC40のT4と呼ばれるモデルの190馬力仕様に乗って、そのトルク感に満足するかは分からないと思うのです。
自分を含め、ハイパワーのダウンサイジングターボを幾台も乗り継いだ方は、もうこのクラスのダウンサイジングではないのかもしれません。
6発はエクスペンシブでモデルも限られますから、4発の1.6あたりから2.0Lくらいまでのものばかりということになりますので、やはり飽きが出るのは致し方ないでしょう。
今回の依頼者も、ダウンサイジングを乗り継いでいるので、自信をもって勧めましょう。
この2台なら、間違いなく3008だ。
VWの様に軽すぎるステアリングフィールを持つボルボに較べ、あんなに小さなステアリングで違和感なく適度な重さのあるフィールは秀逸です。
まぁとにかく乗りやすさ、座りやすさ、自然な走り心地でプジョーのGTディーゼルに軍配を挙げました。
一つ、ナビを含むセンターディスプレイの操作感はボルボの方が2枚も上手であるのは申し上げておきましょう。
最後に全く私的な意見ですが、XC40のターゲットは若い。
XC60をちょっと詰めただけとは違い、よく言えばマッシブに、悪く言うならば宇宙戦隊モノっぽい。
ジャグのE-paceが分かりやすいオーソドックスなスタイルを持つのに対し、欧州カーオブザイヤーを受賞したというXC40は特異であると感じました。
JCOTYにXC60が選ばれたのは、乗って触れてすんなりと受け入れられましたが、こちらはどうもというのが第一印象です。
↑E-paceは、新型のフォードですといっても通る様なデザインであると感じます。
実は私、この2台デザイン的に苦手です。。