くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

講演:成長期のスポーツ障害とその対処法  の案内と「くるたのしき・・・語録」発表案内

2009-01-23 23:35:32 | 陸上競技

1月18日  続き

何はともあれ、今年初のスプリントトレーニングマシン利用日。個人的にはタータントラックを走るほうが楽しい・・・。まあこの機会が色々な刺激となって陸上競技を楽しんでくれたらまあいいな!とも思う。Imgp3275_2

三島陸上競走部も(三島陸上の一部として)マシンを使う。競走部の監督が理学療法士ということで、写真の講演会の案内を頂いた。成長痛とどう向き合っていくべきか?!というジュニア指導者にはもってこいの演題。ぜひとも多くの方々の参加を(外野から)期待してブログに載せてみました。ケガなどの悩み相談もあるらしい。この講演会は二重丸チェックです!

さてさて、実は私は毎日の生き方が後ろ向きになるときが多く、そんな自分が嫌で、なんとか前向きに向き、明るく生きるようにと努力することに努めようってもがいている。そんな前向きに生きるためのモチベーションを維持するために、子供たちとの陸上競技に取り組むことが本当に必要だ。また、前向きに生きていく為に新聞や本で心に留まったフレーズをメモする癖もできた。もうこの自分流「語録」がけっこう溜まったのでブログにも記してみよか?なんて思い始めている。自分の子供にこれらのフレーズを使ってみても・・・「パパがいうことは、まったく意味がわかんな~い!」といわれる。まあ、言葉力は欲している人にしか染み入らないものだから・・・、と半分あきらめ自分を慰めている。

ブログのヘビー訪問者の半分は三島陸上の保護者であったりする。毎日のブログ訪問者は100名程度。これだけの人が毎日読むのだから、心に染み入る人が万に1人もいるかもしれない。そしてそれが陸上に励む子供たちの応援メッセージになるかも・・・と期待して『くるたのしき・・・語録』をそれぞれのブログの最後にのせていこうと思う。

『壁は高いほど、・・・乗り越えたとき、遠くを見ることができる』

苦しいとき、いやになったとき、きっと大きな声を出してこのフレーズを唱えると元気が湧いてきます!


スプリントトレーニングマシンについて想う

2009-01-23 23:21:07 | 陸上競技

1月18日  相変わらず寒い曇り空

静岡県三島市谷田健康センターに県の立派な運動や健康を研究するための施設がある。ここは元東京大学の小林寛道先生が副所長を務める。数年前、スプリントトレーニングマシン(通称=カンドウくん)という運動補助器具が導入されて、興味をもって出入りするようになった。しかしこの施設は県の研究事業のためのもので「一般の方」と彼らが称する私などの素人衆は使用することができない状態だった。県の研究事業が一息ついてこのスプリントトレーニングマシンを使ってスプリンターでなく、普通の人にどのように利用させるか?どんな効果があるか?安全か?という検証から、お年寄りの健康や体力維持にはどのような利用が可能か?の研究に重きがおかれるようになった。そして県の方針が「大腰筋を鍛えるとお年寄りの運動能力が向上する」というエビデンスをスプリントトレーニングマシンから得られるようになった。県の事業としてはこのスプリントトレーニングマシンの普及を研究事業の成果と位置づけていたのだけど、1台300万円以上するマシンはおいそれと普及せず、また指導も難しいもんだ!ということに気がついた。そこで、このマシンとともに大腰筋を鍛える運動を組み合わせて事業成果を普及させていく方針を打ち出した。このとき県は「スポーツウエルネス指導者」という資格を作ったのだ。この資格を得ることはチャンスが少なく窓口が狭いという難点で資格取得は難しい。幸いに会社の仕事中で県ファルマバレーの窓口になっていたことがきっかけで、小林寛道先生との交流もあって「スポーツウエルネス指導者」の講習と試験を受けてスプリントトレーニングマシンを使った指導ができる資格を得た。実にラッキーだった。自治体の職員かスポーツインストラクター以外、一般企業人でこの資格を持っている人はいない。資格を頂くために「県の大腰筋の運動講習などの開催で指導者の要請を受けたとき、積極的に参加します」という念書までとられた。(県の費用で講習と資格を与えたので恩返しせよ!って感じだった・・・。)そんな地道な活動があり、ほぼ2年ほど健康センターの職員方々と交流をもち昨年から三島陸上JCが月に1回(2回)の施設の利用が許された。小林先生のおかげかも知れないし、まあタイミングがよく利用できるチャンスを得た。今日は施設利用日。出入りを始めた頃は自分の子供も小さかったが、もう三島陸上の選手として施設を利用できるまでになった。マシンを使えるような環境を作れたこと・・・ちょうどタイミングよく自分の子供も利用できること・・・。どれをとってもまあ、なんと時間が掛かったことだろう。ワイワイとマシンに取り付く子供たちの姿を見ると数年間の苦労が吹っ飛ぶ。・・・けど、小学生にこのマシンを使わせるまでには・・・更に更に指導という苦労が必要だ。夢のマシンのように言われてきたけど、(実際にすごい効果を出すけど)生半可な努力じゃ身につくもんでもないな!そんなこともやってみて・・・少しずつわかってきた。