新社会人に望みたいことを新聞社がウェブサイトでアンケート調査した。1700人の回答で1位は挨拶をすること、2位は遅刻しないこと、3位は正しい日本語を話すこと、4位は人の話をよく聞くこと、5位は敬語を正しく使うこと、6位は清潔な身だしなみをすること、7位は嫌がらずなんでも取り組むこと、8位は報告、相談をすること、9位は責任を持つこと、10位は新聞を読むこと。11位は忍耐力をつけること、12位はトラブルを抱え込まないこと、13位は勉強すること、14位は調和を心がけること、15位は自分で考えること、16位は忠告を素直に聴くこと、17位は失敗を怖がらないこと、18位は正しい文章を書くこと、19位は自分勝手に判断しないこと、20位はスマホ、携帯電話をいじり続けないことだという。日本は自由、平等、民主主義の日本国憲法による社会だが、会社内は憲法違反状態で、拘束され不自由で、格差のある階級制度で、上司の独裁になっている。社会と会社は逆さのことが多いようだ。社会人になるというよりは会社員になったと思うのが現実だろう。
首都圏の私立大学の学生で親元を離れて大学に通っている学生の生活費は、1日897円で1986年以初めて900円を下回った。保護者からの仕送リも過去最低で、私大に通う学生の困窮した生活がうかがえる。東京私大教連が調査した結果だという。2014年度の仕送り額は月平均で8万8500円で前年度より500円減少した。1日当たりの生活費は897円。1986年は2500円ぐらいあったが1995年ごろから減少してきた。地方経済が落ち込み家計が苦しい状況でも就職をするためには東京の大学に通わなければならない。アルバイトをしたり、食事を1日1食におさえて生活する学生が多いという。心身ともに成長して栄養や教養を蓄えるべき大学生活が貧困化しているようだ。