西武の松坂投手の交渉権をアメリカ大リーグのボストンレッドソックスが約60億円5111万ドルで獲得した。イチロー選手は約14億円だったという。野球選手の金額には驚かされる。最近日本は野球が面白くないが、大リーグの日本人が多くなりアメリカの一部になったような感じだ。1万分の1の給料で奴隷のようにこきつかわれているサラリーマンには、驚いて働く気がなくなる話だ。1か月7万円ぐらいで毎日働いている代用教員のテレビ番組をみたが、人間の働きと報酬の格差に唖然としてしまう。無駄な野球ショーにばかりお金が投入される格差社会になっているのだなーと実感する。下層はもう死ぬ寸前になっている。早くお金の再配分をして低所得者にお金を回さなければならないと思う。
アメリカの中間選挙で民主党が勝った。イラク戦争の泥沼化でアメリカ兵が続々と殺されていくことに反対する世論が強くなり、戦争反対の民主党が勝った。共和党のブッシュ大統領は戦争の責任者として、ラムズフェルド氏を解任した。イラク攻撃を行ったネオコンといわれる保守派は非難されている。航空爆撃や戦車戦では、アメリカ軍が圧倒的に強いだろうが、占領して現地の反米意識の強い人々に囲まれていては、負けてしまうだろう。反米テロをなくすどころか、戦争で殺した人々の親戚の恨みをかって、数世代にわたって、反米テロ攻撃が続きそうな状況になってしまった。民主党が強くなれば、戦争から撤退して、平和を求めるだろうか。日本は共和党ブッシュ大統領の政策を小泉前首相が支持して、自衛隊をイラクに派遣し憲法違反とも言える海外派兵を行ってしまった。自衛隊の基地に迫撃弾の攻撃もあった。アラブ、イスラムは従来は親日的だったが、イラク戦争で日本がアメリカ寄りになり、親日感がなくならないか心配である。日本も平和にむけて舵を切る必要がありそうだ。
芹洋子さんのコンサートに行って、四季の歌、赤とんぼ、ふるさとなどの抒情歌を聴いてきました。昔ののどかな日本を感じることが出来て、こころなごむひとときでした。若い人にもきいてもらって、日本の心を感じて欲しいものです。今の日本は、雑音のようなアメリカ音楽や、パソコンのゲーム音や、携帯電話の電子音、車の騒音、電車の轟音に満ちていて、神経が疲れてしまいます。
公共とはなにか、政府、国家とも違うし、営利の民間とも違う、市民に奉仕する市民のための場。公園、広場、公民館、公衆便所など、だれでも使える施設ということか。公共放送NHKは市民が受信料という会費を払って維持している市民の放送局という建前だ。実際は受信料は税金のように国営放送局としてのNHKに納入している感じだ。何も知らない若い人はNHKはみないから払わないと言ってくる。これは映画のように見るから払うという対価的な考えだ。商業化された世間では普通の考えだろう。色々な考え方が混在して議論と実際がかみあわない状態にある。
公共性というと、電気、水道、ガス、電話、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報、電車、公共交通など、範囲が広がる。失業保険や、生活保護、介護保障、住宅、医療費など生存に必要なものも公共的な仕組みだろう。市民のライフラインになるものが公共ということだろう。国防も入るだろう。
公共性というと、電気、水道、ガス、電話、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報、電車、公共交通など、範囲が広がる。失業保険や、生活保護、介護保障、住宅、医療費など生存に必要なものも公共的な仕組みだろう。市民のライフラインになるものが公共ということだろう。国防も入るだろう。
菅総務相がNHKに北朝鮮の日本人拉致問題を重点的に放送するように命令をした。命令がなくても多くの報道が拉致問題にはなされている。イメージとしては民間団体「しおかぜ」が短波で放送しているように、家族の声を放送したりしろということのようだ。「しおかぜ」側は迷惑だといっている。お涙頂戴の拉致問題をとりあげると、政治家として人気が出る。安倍首相の場合もそうだった。このようなことから、放送の自由が侵されていく危険がある。