MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

日本の食糧難。戦争末期から飢餓に苦しむ。終戦で餓死者も続出。現代も貧困層が増えている。

2015-08-13 14:09:24 | Weblog
 太平洋戦争の末期から戦後まで日本は食糧難の時代だった。おかゆをすすったり、さつまいもばかり入れて増やしたご飯や、ふかしたジャガイモだけの食事だった時代だ。ヤミ米を買いに列車に乗って地方の農家を訪ね、持参した着物と交換してお米をもらう人が多かった。暮らすことが大変だった。今はスーパーに食べ物があふれて自由に買えるが、政治状況をみると戦争が始まる前の雰囲気がする。食糧難の時代になりそうだ。1940年昭和15年に砂糖とマッチの配給制が始まった。1941年には米が配給制になった。1942年に食料管理法が公布された。1944年から学童疎開が行われた。1945年に終戦になり、餓死者が増えて餓死対策国民大会が開催された。1947年にはやみ米の取り締まりが強化された。1948年にマッチが自由販売になった。1050年タイガー魔法瓶発売。森永キャラメル自由販売。軍国主義の戦前は軍人が威張っていてスターだったが、平和憲法の時代ではグルメが良しとされ、おいしいものを食べることに関心が集中し、料理人がテレビでスターのように紹介されている。華やかなネオンが輝く現代でも若者、女性、老人などに貧困層が増え飢餓状態になっているようだ。