MA社会研究所情報

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戦後70年。敗戦、朝鮮戦争、高度成長、オリンピック、バブル、冷戦終了、イスラム原理主義。

2015-08-11 16:16:13 | Weblog
 戦後70年になる。歴史を振り返ると、1945年に日本は米国などの連合軍に降伏し戦後が始まった。1946年に民主的な日本国憲法が公布された。兵役から帰国した若者が結婚して子供がたくさん生まれベビーブームになり、1947年前後の生まれが多い団塊の世代ができた。資本主義の米国と共産主義のソ連、中国が対立する状況になり、1950年に共産主義の北朝鮮が資本主義の韓国に侵攻し朝鮮戦争が始まった。日本の産業は朝鮮戦争で需要が増えて生産がよみがえった。1953年に休戦になり、冷戦時代になった。1956年の経済白書でもはや戦後ではないと書かれ、朝鮮特需の時代ではないと述べた。1960年代は高度成長期で1964年に東京オリンピックが開催され、1970年には大阪万博が開催された。1973年は福祉元年といわれ、福祉政策が充実した。1974年には中東戦争が起き石油輸入が困難になり、オイルショックと言わる物価上昇が起きた。1980年代はバブル時代で土地の価格が急上昇した。1990年ごろにソ連が分解して冷戦が終わり、米国の1強時代になった。グローバル経済の時代になった。2001年にニューヨークの貿易センタービルなどにイスラム原理主義者にハイジャックされた旅客機が突入した。米国はアフガニスタンを攻撃し戦争になった。2011年に東日本大震災が起き、巨大な津波が発生し大被害がでた。福島の原発も爆発し、放射能が福島県や周囲に降り注いだ。
 70年の人生の変化をみると平均寿命は1947年では男性50歳、女性54歳だったが2014年では男性80歳、女性87歳ぐらいにのびた。未婚率は1950年に男性1.5%、女性1.4%だったが2010年には男性20%、女性11%ぐらいに増えた。単身世帯は1950年に5.4%だったが2014年に27%ぐらいに増えたという。家族主義ではなく個人主義の社会の仕組みを考える必要があるだろう。