MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

アメリカ海軍は巨大空母10隻、潜水艦、駆逐艦、航空機多数を装備し、世界中に展開している。

2015-03-23 12:50:04 | Weblog
 2016年度の米国国防予算が2月に公表されたので、米国海軍の現状と将来を見た。米国海軍は世界最大の海軍で、空母戦闘団や航空機、潜水艦などが全世界に展開し、日本の横須賀など海外の基地も多い。米海軍の兵力は将兵32万人、雇用している民間人は20万人。艦艇数は284隻、航空機は3700機、2015年2月に作戦に出ている艦艇は99隻。米海軍の特徴は10隻の巨大な航空母艦で、排水量10万トン、航空機70機を搭載し、原子力機関で長期間行動できる。現在1隻は工事中で、空母は太平洋に5隻、大西洋に4隻配備され世界中の紛争に出動している。戦略ミサイルを搭載した潜水艦や攻撃型の巡航ミサイルを搭載した潜水艦も多い。巡洋艦や駆逐艦などの水上艦艇も多い。最近はネットワーク化が進んでいる。英国と米国の海軍が連携して、世界経済交流の基盤である海洋の航行の自由を保護するという合意文書を2014年12月に取り交わし、戦略ミサイル原潜や英国空母の運用調整も行う。士官も交換する。南シナ海などでの中国の海洋進出を意識している。日本にも影響があるだろう。