物事や社会をどう見るか。宇宙のかなたから地球を眺めて全体をみる立場と、アリのように地面にへばりついて目先のことで労働して地中の穴で暮らす立場がある。両方が必要な視点だろう。社会全体からみるといけないことでも、家族にとってはいいことかもしれない。人生航路は性格の違いで異なってくる。社交的な人は対人関係の多い営業などの職業に向いているだろう。内向的で人間嫌いな人は事務や研究が向いているだろうと思われるが、セールスマンでは内向的な人でも誠実だと思われて売り上げを伸ばすという。内向的に思えるコンピューター関係の仕事も実際には他の人と連動してコミュニケーションをとらなければならないので、対人関係は多い。上司や社長にゴマをすってほめたたえ、ゴルフのお供をしている人が仕事しないでも出世するかもしれない。どのような場面で、どのような性格が向いているか考えた方がいいだろう。