MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

外国人の名字。中国では成人すると字名を付ける。西洋では息子ならソンを付ける。

2015-03-01 14:50:51 | 社会
 外国人の名字はどうなっているのか。中国の三国志の劉備玄徳の場合は姓が劉で名が備。成人するとあざなを玄徳とつけて名かあざなを呼ぶという。。中国で多い姓は1位が王、2位が李、3位が張、4位が劉、5位が陳、6位が楊、7位が黄、8位が趙、9位が呉、10位が周。ベトナムも朝鮮でもこれに近い仕組みになっている。タイでは名字は名乗らず名前を呼ぶ。モンゴルでは父の名と本人の名をつなげて使う。
 西洋の場合は名前ファーストネームと名字ラストネームで、間にミドルネームが入ることもある。アメリカはイギリスの植民地が独立してできた国なので、イギリス系の名前が多いが、息子を意味するソンという名が多い。ウイルソンやジョンソンが多い。ズも同じでジョーンズと呼ぶ。ロシア系のミドルネームはビッチが多い。北欧では息子ならソン、娘ならドッタ―をつける。ドイツの名字はマイスター制度で職業を表わすものが多い。スペインでは名前、父の名字、母の名字の順位なる。
 アラブの世界では自分の名前、父の名前、祖父の名前、部族の名前という順序で名がつくという。