MA社会研究所情報

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現代の日本の人々の考え方は。封建主義。自由主義。共産主義。

2007-08-12 13:07:54 | Weblog
現代の日本人の考え方はどのようなものだろうか。戦前の天皇制の軍国主義教育を受けた人は、天皇を尊敬し、先祖代々の伝統を大事にして、国粋派で、お国のため、会社のために仕事に努め、会社を家族と思い、嫌でも我慢し、忠誠心を持ち、終身雇用が当たり前、離婚は罪だと思っている。年功序列、男尊女卑で、長男が家を継ぎ、先祖を敬い、墓参りをして、老後は年金をもらい、孫を可愛がり、子供に食べさせてもらうと思っている。自民党の安倍首相は美しい日本をめざし、こういう社会に戻したいようだ。
アメリカ流の戦後民主主義教育を受けた人は、自由をもとめ、個人主義で、市民としての権利意識が強く、自己主張する。男女平等で、日本国憲法がいいと思っている。天皇は象徴で、日本の伝統より外国の流行に従い、先祖より自分が大事で、自分のために仕事して、自由な遊びや、趣味が大事。嫌な会社はすぐ辞めて、転職したり、嫌な相手は離婚してしまう。老後は年金がもらえるかわからず不安。起業し会社を作ったり、利殖で儲けようとする。民主党がこうした層から支持されているのだろうか。
共産主義は資本家、経営者が労働者を安月給で搾取するのに反対し、労働者のための国家、社会を作ろうとする。皆平等で、格差、私有財産を認めず、組合管理、国家管理で経済社会を運営しようとする。計画経済で運営したが、効率が悪く、私有制、市場主義を取り入れて、中国、ロシアは経済発展をしている。共産党の立場か。
現代の日本は歴史的に色々な思想、考えが存在し、利害関係も入り組んで、国際関係も影響し、複雑な状況にある。参院選で民主党が勝ち、今後の展開が注目される。