参議院選挙で自民党大敗。生活重視の民主党が大勝。年金ミスや、保守回帰、改革続行に反対票炸裂。

参議院選挙で自民党が大敗した。年金事務ミス問題や赤城大臣の経理疑惑など、選挙直前の騒ぎが響いたのかもしれない。安倍政権になってから、強行採決で多くの保守的な法案を通したからかもしれない。
自民党の候補は保守的なおじいさんタイプが多く、民主党は戦後民主主義で育った若い市民、女性が多いようだ。封建的な自民党と、戦後民主主義の民主党の世代交代かもしれない。
国民は安倍政権の「美しい日本」をめざし、国民の自由を制限しようとして、憲法改変をめざす保守回帰的な体質に反対したのだろう。
経済面では改革路線で弱肉強食の社会になり、ホームレスが増え、リストラが進み、地方の公共工事が減らされ、国民の収入が減って生活が苦しくなっている。生活重視を叫ぶ民主党に皆投票したのだろう。
安倍首相は続投を表明し、政権にしがみつくようだが、国民の批判の投票結果に鈍感力を発揮しているようだ。