MA社会研究所情報

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良心とはなにか?善とは、悪とは何か。時代や状況により変わる。

2007-07-29 16:41:39 | Weblog
良心とは善を行い、悪をしりぞける個人の道徳意識だと辞書に書いてある。善とは何かというと、正しいこと、すぐれたこと、仲良くすることと書いてある。悪とは良くないこと、醜いこと、劣ること、強いこと、敵だと書いてある。
現代のように価値観が多様化している社会では、何が善か、悪か、時代や、立場や、思想、宗教、文化、性別、年齢、職業、国籍などで変わってしまう。
タバコを吸うことは、健康には悪いと言われるが、喫煙室での気楽なおしゃべりで、情報交換ができ、楽しめるので良いとも考えられる。
おいしいものを沢山食べることは、快感で、良いことだが、太って心臓病や、糖尿病になるので、悪いとも言える。
黒い衣服は喪中の表現で縁起が悪いと思われるが、現代ではモダンでカッコ良いと言われている。
戦争で多数の人を殺すことは良い手柄だとほめられるが、平和な社会で人を殺すと悪者となり、殺人罪で罰せられる。
法律も時代や、状況に合わないものが多いので、法に照らすのも現状とずれてしまう。
何が良くて、何が悪いのか、テレビのニュースではパターン化されているようだ。
新しい事件が起きると、古い価値観で評価すると間違ってしまう。
古い考えで、女性は弱いものと思っていると、現代では強いものになっていたりする。時代と状況を考えて善、悪を判断しなければならないだろう。