
お昼は妻と下の娘がいないので、イタリアンを作って上の娘と一緒に食べました。魚が食べたくなったので、この時期には比較的簡単に買える白身魚で煮込み料理に挑戦してみました。「メバルのアックア・ディ・マーレ」は海の水で煮込む素朴な調理方法です。海の水は用意できないので、塩をふって作ります。メバルは魚屋でそのまま一尾入手して、自宅でさばきました。さばくといっても鱗をとってエラとはらわたを取り除くだけですけど。素朴ですが、調味料を買い足す必要がありました。アンチョビーとケイパーとイタリアンパセリに切らしていた白ワインを含めると280円のメバルよりはるかに高くつきました。料理というものはこんなもんです。メバルはしっかり塩をふって下ごしらえをしておいて、フライパンで小口切りの長ネギをエクストラ・ヴァージンのオリーブオイルで炒めます。香りが立ったらアンチョビーとケイパーとイタリアンパセリとプチトマトを入れます。オリーブオイルはいただきものの小豆島産です。メバルをフライパンに入れたら、自家栽培もののローズマリーを載せて、白ワインを足したら煮込み開始です。アルコールを飛ばして煮詰まったら水を加えて更に煮込んで完成です。メバルはひっくり返さないので、煮汁をすくってメバルにかけながら火加減を調整します。ほとんど勘です。メバルにはきちんと塩をふってあるので塩はもう足しません。これだけでも充分な塩加減とコクがあります。初挑戦でも中々美味しくできました。ブイヨンなんて必要ないことがよくわかります。もう一品の「スパゲティ・ボンゴレ・ビアンコ」は定番のメニューなので作り慣れています。アサリの鮮度とオリーブオイルと白ワインで大体風味が決まってきます。小豆島産のオーブオイルはコクも強く、パスタに合うと思いました。上の娘も今回のメニューは満足そうでした。とランチが出来上がっていただく寸前に妻と下の娘が帰ってきました。お昼は済ましてきたはずですが、下の娘がメバルを横取りしてきました。そしていつもの姉妹喧嘩が始まりました。やれやれ。





※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます