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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

稲の花が咲いている

2011年08月28日 | ネイチャー/ペット
8月も終わりに近付き、暑さの峠も越えてこれから涼しくなるのだろうか。なんてクーラーの効いた家の中では思うのだけれど、一歩外へ出てみると、まだまだ暑い。ペットのミニチュアダックスを散歩に連れて行こうとすると、本人は暑くて叶わないことを察知してか、「サンポ」の声を聞くとすぐさまケージの中のキャリーの中に潜り込み、頑として出て来ようとしないポーズをとるので、「引きこもりか?」と訝しい気持ちを抱きながらも、おだててすかして外に引きずり出し、午後の散歩に出かけることにしました。やっぱり日差しは夏のままでした。日陰が恋しくなる道中、近くの公園まで犬と一緒に歩きました。セミの鳴き声は聞こえませんが、桜の木には葉が生い茂り、日光を浴びて生き生きと君臨しています。桜は花が咲く頃は注目されますが、緑を蓄えたその姿はそれはそれで生命力があります。その脇でカマキリがチョウを捕らえて、今まさに獲物を食らう場面に遭遇しました。カマキリは大きくなってハンターとしての貫禄がありました。餌食になったチョウはセセリチョウのようです。花の蜜を吸いにやってきたところを待ち構えていたのです。犠牲者がいることを知らんぷりするのか、もはや我が身に襲いかかりはしないとわきまえているのか、セセリチョウの仲間達がそのすぐそばで花の蜜を吸っていました。夏が終わろうとしていても彼等にはまだ活動期なのでした。帰り道、アゲハチョウが舞うのを何匹も見ました。気にしていると案外いるものです。田んぼにはシオカラトンボも飛んでいました。こうしてみると昆虫達は忙しそうです。田んぼの稲は花が咲いていました。稲穂になる前に稲は小さく遠慮がちな白い花を咲かせます。稲の葉はこの時期一番とがって真っすぐ伸び、威勢良く成長しています。住宅地の中に取り残されているかのように一角だけ緑の絨毯が広がっているように見えました。でもいつか埋め立てられてしまうのだろうと思うと少し寂しい気がします。家に帰ると何だか目の辺りが痒くなってきました。しまった!僕はアレルギー体質で稲にも反応するんだった。せっかく小さな自然を楽しんだのに。難しいなあ。

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宇治 三室戸寺の紫陽花

2011年06月21日 | ネイチャー/ペット
湿っぽい空気が漂い、気温も上がると、外出は大変なことになります。歩いていると汗が噴き出してきます。朝から京都へ来ていましたが、お昼になると夏を思わせる陽気になって、暑くて上着を着ていられないほどでした。今日は紫陽花を見たくなって午後になり宇治の三室戸寺へ行って参りました。JR奈良線で宇治駅まで移動し、臨時バスで向かいます。平日なので移動中は人は多くありませんでしたが、境内には大勢の参拝者?がやって来ていました。1200年前に創建された古いお寺というより花のお寺として有名です。この時期は紫陽花を見物する人でいっぱいでした。なにせ一万株の紫陽花が咲いているんですからね。壮大で見事な紫陽花を楽しめます。実は何故ここへ来たかというと、ハート形の紫陽花があると知ったからです。これは是非拝んでおこうと思い立ち、わくわくして来たのに、中を見渡してもどこにあるのかわかりません。印が無いかもしれないけど、どうせ人が群がっているのですぐ分かるだろうと安易な考えといつもの行き当たりばったりで訪れたんですが・・・・。とにかく広い。紫陽花はたくさん咲いている。人の会話を盗み聞きしても誰もハート形の紫陽花のことを口にしない。どうすりゃいいの?と恥ずかしいやら焦るやらで、結局自分で探すことにしました。一週間前のニュースですからもう今は形が崩れて存在しないのかも知れません。あちこち見て回って、それらしいものはあるものの、綺麗なハート形は見つかりませんでした。それで何となくハートに近い紫陽花の写真を撮ってきました。微妙だなあ。でもおかげで様々な角度から紫陽花を見て楽しむことができました。杉木立の中で濡れた緑葉に浮かぶ青、赤、白、などの紫陽花が鮮やかでとても美しく、暑さを忘れてしまいます。それにここまで大振りの紫陽花が一面広がる景色を、僕は今までに見たことがないかも知れません。この風情を十分満喫するなら梅雨が明けないうちに観賞したほうがいいのかも。


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ホシベニカミキリに遭遇した

2011年06月16日 | ネイチャー/ペット
仕事で神奈川県の取引先にやって来て、手続きを済ませて門をくぐって歩いていると虫が落ちていました。カミキリです。それも赤いヤツ。これからVIPに面会する予定だったのでとりあえず植樹してあるソテツの葉っぱにカミキリを置いて商談に向かいました。面会が終わり一時間ほど経って後、まだ残っているかなと期待しながら戻ってみると、同じ場所にちゃんといました。「ホシベニカミキリ」です。僕は初めベニボシカミキリではないかと思って少し興奮したのですが、調べてみたら「ホシベニカミキリ」でした。付いた名前が逆なだけで種別も希少性も違うカミキリです。「ホシベニカミキリ」の方は一部の地域では絶滅危惧種ではありますが、神奈川県ではそれほど騒ぐほどの昆虫ではありませんでした。楠木など枯らしてしまう害虫みたいです。でもとっても綺麗なカミキリだと思いませんか。子供頃は近所にイチジクの木がたくさんあってそこにはキボシカミキリがいっぱいいました。他にもゴマダラやシロスジなどよく捕まえたものです。だから僕とカミキリとは親しい間柄なんです。よく見てください。こんな格好いい生物がいるなんて自然は偉大なんだなあという気がしてきますよね。「ホシベニカミキリ」本人に聞けば、「そんなの自然にしてたら勝手にこんな姿になったんだから、放っといてくれよ。そりゃ美しいさ。自分でも気に入ってるんだからさ。」なんて言うかも知れません。知性を持ってしまった我ら人間は、どうしてこうなっちゃったんだろうって疑問がいっぱい浮かびますけどね。体長より長い触角もデザインに寄与しているばかりでなく、何か重要な意味があるに違いないと思ったりします。それにしても雨上がりのソテツのグリーンに載っていると鮮やかな朱色が映えますね。思いっきり噛み付いて養分を吸っているのか、一番後ろの足を宙に浮かして拍手をするように足と足を何度も叩いていました。葉脈からエネルギーを奪い、五臓六腑(昆虫にあるのか知らないけど。)に染み渡らせている歓喜の表現なのかな?ルッキングだけでその場を立ち去りました。
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岐阜 板屋川のゲンジボタル

2011年06月05日 | ネイチャー/ペット
ホタルを最近見てません。毎年、6月になるとよくホタルを見に出かけたものでした。久しぶりにホタルを見に行きたいと妻が言うので昨晩は上の娘を連れてホタルを見てきました。僕の子供の頃は公害や開発などが血気盛んで田舎に住みながらホタルを見たことがありませんでした。最近はホタルが現われることが川の浄化の証とされる風潮があるようで、町興しも兼ねてか町村の自治体等が積極的に取り組むようになりホタルの里が増えました。観察できるように公園にしてベンチやトイレを用意するとわんさと客が押し掛けることになります。そして縁日屋台が登場する・・・・。ここ岐阜県の板屋川は八王子神社に屋台が出てホタル祭りはありますが、知名度はそれほど高くなく土手の遊歩道を散策するくらいのところなのでホタル狩りにはとてもいい場所です。駐車場も近くのスーパーが無料で使えます。人混みは意外に少なくてゆったり見ることができました。雨が上がって暑くなく気持ちがいい夜でした。あとはホタルが舞ってくれたら言うこと無しです。板屋川は木曽川と長良川を結ぶ河川で昔からゲンジボタルが棲んでいたそうです。地元の人達の努力でいなくなったゲンジボタルを見られるようになったので、僕もホタル観賞を楽しむことができるようになりました。どの辺りがスポットなのかわからなかったけど、適当に歩いてもいたるとこで光っていますから探す必要はありませんでした。よくホタルの乱舞と言ってホタルの里を持ち上げますが、飛ばずに光るメスと飛翔して光るオスの求愛行動は神秘的な音のない静かな儀式です。数が少なくてもそれはそれは綺麗です。僕はまだ大規模なホタルの大群を見たことがないので板屋川のゲンジボタルでも十分綺麗で満足です。今年は三脚とコンパクトデジカメで写真撮影に挑戦しました。やってみると難しいですね。フレームに入れることが難儀です。あまり近付くと川に転落しそうです。危ない危ない。試行錯誤を繰り返し何とか発光して飛んでいるゲンジボタルの軌跡を捉えることができました。小さな生命の光輝が揺らぎながら浮遊する様子は、まるで魂が彷徨っているみたいで精霊に出逢った気がしてきます。本当に美しい。
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ヤモリを発見!

2011年06月04日 | ネイチャー/ペット
梅雨に入りじめじめした日々が続いています。今日は少し晴れ間があって少しはマシです。この季節は何もやる気が出なくて、怠けがちな休日になります。妻はそんな素振りがなくてゴロゴロしていた僕とは違ってバルコニーのガーデニングの整理を始めました。鉢植えばかりですが、それなりに手入れは必要なのです。雑草が生えていればむしり、枯れかかったものは間引きして、汚れやゴミを取り除き、レイアウトを変更して陽当たりなどを気にします。そんな時、サッシガラスをこんこんと叩く音がするので何事かと思って外を見ると、ヤモリを見せてくれました。か弱い色白のヤモリです。最初、動かないので死んでいるのかと思ったら、眠たいだけだと悟りました。ヤモリは夜行性でした。アマガエルに続いてヤモリに出会うことができました。僕は本格的なビバリウムはしたことありませんが、子供の頃、カメ、イモリ、ザリガニなどは飼ったことがあるので、爬虫類も両生類も好きな方です。飼ったことがあると言えば、鳥も猫も犬もありますし、最近までアクアリウムもしていました。このヤモリ君(またはヤモリちゃん)は飼っているわけではありませんが、我が家の鉢植えの中で冬眠し、暖かくなると多分鉢の裏に潜んで、夜になるとクモや虫を補食しているに違いありません。それにしても美しいボディラインを持つ生き物です。頭部が大きくデフォルメされたかのような目の大きさがアンバランスで可愛気があります。写真を撮ってやろうとすると、暗い場所を探して潜り込もうとしました。明る場所はやはり苦手みたいで、モデル役は引き受けてくれないようです。起こして悪かったのですぐに解放することにしました。ヤモリは縁起がいいと言います。何かいいことあるかな?
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アマガエルが張り付いている

2011年05月28日 | ネイチャー/ペット
とうとう今年も梅雨に入りました。そして早くも台風が日本列島に近付いて来て雨足が強くなってきています。じとじとするし、出かける時に傘がいるので外へ出るのがおっくうになります。住んでいるマンションのすぐ近くにはまだ水田が残っていて、田植えの前の季節になると水を張るのでカエルの大合唱が始まります。(夏はセミ、秋はコオロギがうるさいんですけど。)水田にいるのはほとんどトノサマガエルだと思います。マンションでは壁をよじ登って来るアマガエルをバルコニーで見かけることになります。夜、雨が降る中、外出しようとエントランスに降りてみたら、扉のガラスに張り付いているアマガエルがいました。雨が降って嬉しいのか、それとも気象庁の梅雨入り宣言を聞いていたのか、すぐに出てきました。ガラスにへばりついているアマガエルは絵になると思ってデジカメを出したら、バッテリー切れだったために急遽携帯電話のカメラで撮影しました。模様が綺麗です。少し調べてみたら、ニホンアマガエル(アオガエルとは違う。)は擬態のために皮膚の色を変色させるカメレオンのような能力がありました。ちょうど今の柄は迷彩色と言えましょう。ミリタリーファッションが流行していますけど、こっちが本場です。アマガエルって珍しくないけれど、よく見ると目が可愛いしガラスに吸い付くように歩けるなんて格好イイとさえ思えます。とても元気なヤツで、カメラを向けるとぴょんぴょん移動するのでブレずに撮影するのが大変でした。夢中になって何度もシャッターを切っていると、一緒に出かけようとしていた下の娘があきれ顔で僕を睨んでいました。悪りぃ悪ぃ。すぐ終わるから。
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母の日に

2011年05月08日 | ネイチャー/ペット
毎年、母の日になると花を贈ります。母と妻のために。母はおかげさまで元気にしていています。前日の夜中に僕に電話をよこして明日来てくれるのかと確認するので、てっきり花の受け取りのことを話しているのかと思ったら、年に一度のカラオケ大会でステージに立って歌うから写真を撮ってくれと、僕が忘れてしまっていた約束の催促をするくらいなので達者なものです。妻はこの時期にちょうど誕生日なので、ついでに花を贈ることにして誕生日プレゼントと共用しています。これは安くつくので助かっています。そんなわけで母の日は花屋に出かけて母と妻に贈る花をまとめて購入するのが慣例です。この日いつも行く大型の園芸店は大勢の客でごった返しでした。今年は素直にカーネーションを贈ることにしました。毎年、カーネーションは普通過ぎると思って別の花を選んできましたが、今年は何故かカーネーションにしようと決めていました。何事にもこだわりを無くすように自分を変えてみたいからです。今まで余計なことばかりしてきましたから。無理をしないで自然な行動で生きていこうと日頃考えるようになったからだと思います。「こだわりはリスクを負う。」と作家塩野七生もローマ史の中で著述しています。余計なエネルギーを使わず、心を静寂にして過ごすことに関心があるのです。母に贈る花はバスケットにレイアウトされた寄せ鉢です。よく見ると鉢の中で寄せてあるのではなく、ポットをバスケットに寄せてデコレーションしてあるものでした。植木鉢に移し替えて楽しめるから母は喜びそうです。以前贈ったミニバラも大きく育てているようですし。妻には切り花でカーネーションにしました。薄紫かかった色の大きな花弁のものです。いい色していたので同じ色のものを残り全部買ってきました。花瓶に差し替えて飾っています。
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我が家の春の花たち

2011年05月05日 | ネイチャー/ペット
ゴールデンウィークになると家に閉じこもることが多くなりました。子供が小さい時は出かけることが多かったのですけど、適当に育ってしまうと本人達の用事が優先されるようになり、親の役は軽くなる一方金銭的には増える一方でございます。今年のGWは毎日テーマを決めて整理整頓や掃除をしているのですけど、それだけでも十分時間が過ぎてゆきます。まだ読んでいない本を読んだり見損なった映画を鑑賞する余裕は生まれてこないようです。今日は、こどもの日で天気が良く、ささやかなイベントとして夜はバルコニーで焼肉を食べて、食後にちまきを頬張り、菖蒲湯に入ったわけですが、外に出て食事ができるほど暖かくなったと実感しました。バルコニーのガーデニングも最近は地味なりましたが、初夏を迎える前にあちこちで花を咲かせています。毎年立派な花を咲かせるのは椿です。椿は寒い時期から蕾を膨らませ、花が咲いてからもしばらくは咲き続けてくれる力強い花です。花弁も厚く、風に散っても辺りに落ちたまま、これもしばらくはそこの場に居座って存在を誇示します。ユリオプスデージーと共に長く楽しめる花です。他にも春らしさを感じさせてくれるのはアーモンドの実がつくことです。日本では湿気が多くてすぐに駄目になってしまうようで、我が家でも大抵は実が成長する過程で腐ってしまいます。蜂が来ないと受粉しないのでいつも心配していますが、今年はたくさん実が出てきました。いつまで楽しませてくれるのでしょうか。名前がわからない紫の花も咲いていました。妻に聞いても『さあ?』という返事で上の娘が持ち込んだみたいです。マーガレットみたいなデザインなんだけどわかりません。植物は難しいです。それと家の中にはいくつか花が飾ってあって、その中でも目立つのが先日義理のお父さんからいただいた牡丹です。見事に大きく咲いています。庭で咲いていたものを持って来てくれました。ちょっと珍しいと思う牡丹ですけど、これも僕には何牡丹なのかさっぱりわかりません。でも花の名前はわからなくても花に囲まれて暮らすのはいいものです。花が咲いたのに気付かない生活は寂しいと思えるようになりました。



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京都 京都御苑の枝垂れ桜

2011年04月12日 | ネイチャー/ペット
京都に住む人に京都の好きな場所を聞くと、「御所」と答えてくれる人が多いにような気がします。(そうじゃないかも知れませんが。)ゴショとは「京都御苑」のことだとすぐ分かる人は京都通でしょう。「京都御所」は「京都御苑」の中にあります。若い時分から京都はよく訪れていたので「御所」には僕も数回足を運んでいます。地元の人は、お天気の良い休みの日にお弁当を広げてのんびりすると気持ちいい。と好評です。さすがに異邦人である僕が休日にレジャーシートを敷いてお弁当を食べる楽しみ方はできませんが、だだっ広い通りを歩くのは大好きです。今日は雲一つ無いいいお天気で、桜も咲いているから少し花見をしてきました。朝から仕事で京都にいたので、お昼ご飯を食べる前に散策してお腹を空かしてもいいかなと思って。丸太町通りと今出川通りに挟まれるように「御所」はあります。目的の旧近衛邸跡に咲く枝垂れ桜まで丸太町通りから「御所」に入り砂利道を北へ進み歩いて行きました。「御所」には他にもヤマザクラ、サトザクラなど優雅に植えてあります。休日の昼間だったかも知れませんが、花見をする人もいるにはいるけれど、長閑さを保っています。あの所狭しと居場所を取り合い、大声ではしゃぐ姿はありません。(何しろ広いですからね。)レジャーシートを敷いてお弁当を広げる人達は、まばらに好きな場所で静かに桜を観賞していました。なるほど。これならゆっくり桜を楽しめますね。京都の人が「御所」を好む理由がわかります。枝垂れ桜は一番人気でした。まわりに写真を撮る人達が大勢集まっていました。少し赤みが強く濃いピンク色をした花弁です。枝振りがいいですねえ。ぐるりと何度も廻りながら花見をしました。この桜はいい桜です。陽気は心地よく、穏やかな空気が流れ、訪れた人々も優しい気持ちで見ています。日本人は桜が大好きなんですね。
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東京 ザ・プリンスさくらタワー東京の桜

2011年04月06日 | ネイチャー/ペット
今年の桜前線はいったいどこへ行ったんだろうか。なんて疑問に思うのはそれどころじゃなかった証拠です。このところ震災のことであたふたしてたら、いつの間にか桜が咲き出しました。そう言えばもう春なんですね。薄いコートを放せず、出張で東京に来たら、昼間は温かくてコートは暑く感じました。東京駅のコンコースは節電のために照明が暗くてびっくりしましたし、山手線の車両内も照明が消されていて中は暗かったために乗車をためらいたくなりました。停電は中止していますが、街は看板などの照明を消しているので東京はなんだか全体に陰気です。品川駅は乗り入れが多く、乗り換えの人達で大勢の通行人がいますが、構内が暗いので異様な雰囲気でした。桜でも見ておこう。下を向くより上を向いて。品川駅高輪口から「ザ・プリンスさくらタワー東京」に続く「さくら坂」はすぐ近くです。この日東京はいい天気でした。午後の日差しのケルビンの値は少し低くなってきました。「さくら坂」の桜は5分咲きでしょうか。満開にはまだ早かったようです。桜を見上げながら緩やかな坂を登りました。「ザ・プリンスさくらタワー東京」の入り口を通り過ぎるとその先は「グランドプリンスホテル高輪」につながります。早過ぎた花見になってしまって、少し残念な気がしましたが、竹田宮旧邸の前で咲いている桜の木はいっぱい咲いていました。坂を登りきったところだったので、一息つくついでにここで観賞することにしました。明治時代に建てられた洋館と並べて咲く桜も綺麗です。満開だったら見事だろうなあ。なんて考えながら。帰り道、同じ「さくら坂」を降りていたら猫が歩いていたので、カメラを向けるとちゃんと立ち止まってカメラ目線でこちらを見てくれました。なんてサービスのよい猫なんでしょう。育ちがいいのかも。

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