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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

横浜 汽車道に咲いている桜

2012年04月13日 | ネイチャー/ペット
桜はもう散り始めました。でもまだまだ桜の花を楽しむことはできます。仕事で横浜にやって来て桜木町のホテルに泊まったので、チェックアウトの後にちょっと桜を見てきました。横浜には桜があちらこちらに植えてあるので、ほんのちょっと寄り道すれば花見ができるスポットがたくさんあります。横浜は明治時代になってから繁栄した街です。桜木町のあたりは「みなとみらい」と呼ばれるモダンな都市開発も進み、維新後の煉瓦を中心とした近代懐古(レトロモダン)趣味とランドマークタワーを中心としたSFチックな近未来趣味(ニアフューチャー)が同居していて、とても魅力的な街だと思います。更に野毛商店街が近く、下町情緒だってあるんですから多彩な要素が入り交じる街でもあります。この辺が横浜が好きになる理由です。その横浜には中世の趣が欠けていると言えますが、それがないことが独特であり長所とも言えます。無理に中世の匂いを押し付けるなら、桜の木がその役目を果たしているのではなかと推測してみました。桜は平安から愛された花ですが、その当時は山桜でした。ソメイヨシノを植樹して庶民が花見をするのは江戸時代の頃です。(多分・・・)そう思うと横浜の桜もオツではないでしょうか。僕が選んだのは赤煉レンガ倉庫に続く「汽車道」の桜です。今は使用されていない引き込み線のレールに沿って歩道が造られました。その道に沿って桜の木が何本か植えられているのです。桜木町ですからねえ。桜の木は必要だったのでしょう。駄洒落なのか本気なのか分かりかねますがとても美しい景観です。桜の木は枝振りも良いし、木陰で寝ころびながら花見をすると気分が良さそうです。もちろん実行している人達がいました。ヒヨドリもやって来ました。コイツ(ヒヨドリはこう呼んでやりたい。)はこともあろうか桜の花の蜜を吸っていました。何でも食べるからカラスに次いで都市部ではがめつい鳥です。「汽車道」は運河に囲まれ、ほとりにはベンチもあるので、「みなとみらい」の近未来的なビル群をバックに桜を見ながら休憩するなんてどうでしょう?おっと。iPadを操りながらベンチに腰掛けている人もいます。これだけ揃うと絵になりますねえ。

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今年も咲いてくれました

2012年04月08日 | ネイチャー/ペット
2012年の春はいつもの年よりも遅いと感じます。毎年、バルコニーに置いてあるアーモンドの鉢植えの枝に桜より大きな花が咲くのを楽しみにしています。昨年、マンションの外装の塗装工事があって、バルコニーが使えないことがありました。それで鉢植えは整理することになって、おもだったものしか残しませんでした。その時、アーモンドの木は残ったものの、枯れたんじゃないか?と心配になっていました。(毎年、真冬になると枯れたような感じになるのです。)アーモンドは桜と同じバラ科です。咲く時期は桜より早く、梅より遅いくらいでしょうか。今年は桜の咲く時期が遅かったように、我が家のアーモンドの花も遅かったようです。桜は、満開になりました。ついこの間開花したかと思ったら、もう満開です。桜とアーモンドの花が同じ日に満開になったのは今年が初めてです。枝に直接花が咲く姿は桜もアーモンドもそっくりです。花が散り、新緑が現れると実がつきます。今年も実がなると嬉しいな。梅雨に入ると湿り気で腐ってしまいますが・・・。午後は飼い犬と妻を連れて、近所の大江川まで散歩し、花見見物をしてきました。朝夕は寒いけど日中は陽気で暖かな日でした。大江川のほとりにはシートを敷いて花見を楽しむ人が大勢押し掛け、縁日のような屋台が並び賑わっていました。やっぱり桜が咲き乱れると綺麗ですね。ソメイヨシノが一斉に咲くと日本人は明るい気分になると思います。桜の花を見て春を感じ、桜の花に集まる人々に交わり、温もりを感じる気がします。歩いていると、犬に声をかけてくれる人がいたり、結婚式を控えた家族から記念写真のカメラのシャッターを頼まれたりしました。桜の花は青い空の下に咲いてこそ美しいですね。根元から見上げて、入り組んだ枝の間を埋め尽くすほど咲く薄桃色の花弁が、春の日差しを存分に浴びて瑠璃色の空にくっきりと写る光景が好きです。桜の花は毎年同じなのに、毎年違って見えるのは、自分が毎年違うということです。昨年はいろんな出来事がありました。今年は、どんな年になるのか分かりません。遅い春だったけど、これからいいことがあるような気がします。

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カーネーションの花束

2012年03月31日 | ネイチャー/ペット
危うく忘れるところだった今年の記念日です。まあ、毎年毎年きちんと覚えている旦那も全国にそう多くはないことくらい僕にも分かりますから、そのことに負い目を感じることもないんですけど。僕は、毎年欠かさず記念日には花束を贈ることにしています。もう習慣になっています。わざわざ用意しなくてもいいと言われながらも続けているのは、これだけ続くと止める理由も必要になってくるからです。止める理由が見つからない以上、記念日には花束を買って帰ることになります。大体、スイート・10ダイヤモンドなんて誰が後ろで操っていたのか知りませんが、買わないといけないと思ってお小遣い貯めて買ってしまった僕です。購入先の高島屋の宝石売り場にはスイート10用の商品が一点しかなかったので驚いたと同時に、そんな商品を誰も買いに来ないことに気付くことにもなりました。・・・騙されやすいタイプなのかも知れません。閑話休題。今年は休日なので花屋さんはいつもより空いていたようでした。(それでも来客が途切れることはありませんでしたが。)毎年、送別会の日と重なり、花屋へ駆け込むと花束の予約がいっぱい入っているので、早めに予約をしないと間に合わなかったりするんです。今年も店員から「用途は送別会ですか?」と聞かれました。・・・今年は何の花にしようかと迷いました。バラとミニバラがたくさん置いてありましたが、同じくらいカーネーションも置いてありました。カーネーションは赤かピンクだと思っていたら、他にもあるんですね。薄いグリーン。輝くようなイエロー。派手な赤。最初一色のカーネーションにするつもりだったのですが、店員から同系色で二色もいい感じです。とアドバイスをもらったので紅色に近い赤と淡いピンクのカーネーションにしました。かすみ草を合わせてみたらまとまりもあっていいコンビネーションになった気がします。ピンクの方は鴇色に近いかな?色って難しいんですよ。組み合わせとか。カーネーションは花弁の線が複雑でボリュームもあるので花として見応えがあります。綺麗に写真を撮るのだって難しい花でした。花を綺麗に撮れる人はカメラのセンスがあると思います。僕はまだまだ。そう言えばカーネーションって母の日の花ですからこの時期はまだ早いのではないかな?しっかり咲いてますけどね。
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ナズナで遊んだよね

2012年03月25日 | ネイチャー/ペット
今年の冬は長く続きますね。もう3月も終わりに近付き、残すところ一週間しかありません。それなのに北海道、東北、北陸は雪が降るなど日本列島は冷え込んでいます。僕の住む街も寒かったです。この冬のシーズンは、いつもの年と比較しても寒さが厳しく、雪も多ければ気温の低い日も数多くありました。暑さ寒さも彼岸まで。ってどうなったの?桜の花どころか梅の花も咲いているのでしょうか。テレビでは水戸の偕楽園では遅くなった梅が咲いたところで、このままでは桜と梅が同時に見られると写真を撮りに来たオジさんが喜んでいました。つい先日、その偕楽園に僕も行きましたが、まだ蕾のままで梅の花は残念ながらこの目にすることはできませんでした。我が家のバルコニーの鉢植え達は、昨年の工事の時にいろいろと整理してしまって、数が減ってしまったけど、アーモンドもやっと一輪咲いたくらいで椿も蕾のままです。することがこれといってない日曜日なので、雨上がりのお昼前に飼い犬の散歩に出かけました。春を探しに。なんて言うと気障かな。お昼が近いとういのに寒くてコートを着なければなりませんでした。犬は毛皮を着ているのでいいよなあ。近所を見渡すと冬の景色と変わりません。桜は幹と枝のシルエットしかありません。それでも花らしい花が咲いていました。道端に白い花がいっぱい咲いています。そうそう。これこれ。雑草の代名詞・・・。何だっけ?あれ?思い出せない。名前なんだっけ?と首を傾げながらも確実に春がやって来ている証拠がを見つけることができました。子供の頃、この花でよく遊びました。そうそうナズナです。別名ぺんぺん草。春の七草です。花は地味な白い花弁、細い茎についたハート形の葉のような種が入っているところを、全部茎から離さないように少しだけちぎってぶらぶらと揺れるようにしたら、花と茎ごと回したり振ったりすると、しゃりしゃりと音が鳴るので、なるべく大きな音が鳴るように工夫したものです。学校へ行く道に道草しながら。ひょっとして道草ってこうやって遊ぶことなのかな。懐かしくて一本家に持って帰って作ってみました。鳴ります。鳴ります。他にも、咲いてはいなかったけど、たんぽぽが新緑の葉を地面に広げて伸びていました。知らず知らずにそっと春はそこまで来ています。

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岡崎東公園で紅葉狩り

2011年12月03日 | ネイチャー/ペット
今日は家族サービスで蒲郡まで温泉に来ています。日帰りなので帰り道の時間つぶしに紅葉狩りを楽しむことにして「岡崎東公園」へ立ち寄りました。天気が雨の予報だったので止めようかと思ったくらいでしたが、午後になると雨は上がり傘は必要ないので予定通り出かけました。しかし、厚い雲が広がり日没前でも夜のように暗くて、紅葉の色を楽しむには無理があるようでした。「岡崎東公園」は東名岡崎インターチェンジに隣接する場所にあって騒がしいのかと思えば、穴に入ったように静かなところで、落ち着いた公園でした。休日だったのに天候のせいで入場者がまばらだったかも知れません。紅葉は今が一番いいくらいなんですけどねえ。見頃でした。動物園もあるので家族連れが多く集まるのでしょうが、紅葉の時期ですから、もっぱら散策しながら紅葉狩りに徹しました。大きな池があって紅葉とコントラストを楽しむアングルが随所に見受けられます。コンパクトデジカメで撮影するなら、スローシンクロをお勧めします。陽の明るさが期待できないので補助光りがあると紅葉の彩度が上がります。実際の目で見る色の感じよりも綺麗に写ってしまうので、そばにいた上の娘は「捏造だ。捏造だ。」と口うるさいことを言うくらいでした。でも上手く撮れた気がします。紅葉の写真撮影は天気の良い早朝が一番綺麗だと思います。夕暮れの紅葉は撮影が難しいでしょうね。紅葉を写真に撮る時は、紅葉の枝振りをどうやってフレームに納めるか気にしています。景色の写真はまだ適当に撮っているだけなので、そのうちにしっかりしたお手本を決めて上手く撮りたいジャンルの一つです。この「岡崎東公園」の紅葉はライトアップが有名です。時間がないのでライトアップするまで待っていられないので、見学することはできませんでしたが、池に写る紅葉の景観もいい眺めだろうと思います。何とか今年も紅葉狩りができました。

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柿の木のある家

2011年10月29日 | ネイチャー/ペット
古い話ですが「太陽」という雑誌が2000年に休刊となっていますけど、その年の1月号の特集が「日本の美100」というものでした。その編集の中に著名人25人が選ぶ日本の美を主眼で一人四点挙げる企画があります。写真家、藤原新也氏は美しい日本の風景を選択し、その一つに「柿の木のある風景」を紹介しています。僕はこの審美眼にいたく心動かされ、今でも旅行や出張先で柿の木のある風景を探してしまうことがあります。新潟へ行った時には、田舎道でバスの車窓から眺めた大きな農家の庭に植えられた柿の木がとても日本的に見えて、郷里の匂いを嗅いだ気がしました。柿の木は妻の実家にもあります。妻の実家は住んでいる場所から比較的近くにあり、ひょいとその気になってから出かけてしまう距離です。義理の父は最近ガンの摘出手術を終えたばかりで、自宅で療養しているため、週末の時間がある時は顔を見に行くようにしています。出かけるなら何か用事も作っておかなければならいと思い、車の洗車をさせてもらうことにしました。僕としては手作業でもあったほうが時間がつぶせます。連れて行った妻に義理のお父さんのことは任せて車を洗いました。古い民家で車を停めるスペースの横には柿の木があります。車のボディをスポンジで洗いながら空を見上げると、秋晴れの高い雲が見えました。日差しも柔らかく、穏やかな風が流れ、柿の木には実がいっぱいなっています。空を背景に下から柿の木を見上げると、柿の実に午後の日光が反射して眩しく光っていました。義理のお父さんに身体を気遣い挨拶して家に帰って、庭になっていた柿の実を食べました。熟しているのやら、まだ色が薄くて食べごろには早いものまでもぎ取ってきたのですが、あえて色の薄い柿の実を選んで切ってみたら、やっぱり甘味が少ない味がしました。薄味の柿はそれでも素朴さがあっていいなと思い美味しくいただきました。


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平塚 「馬入・光と風の花づつみ」のコスモス

2011年10月14日 | ネイチャー/ペット
すっかり秋になりました。秋風が吹いてくると涼しくて気持ちいいのでこの季節は好きです。風に吹かれてなびくコスモスの花は秋らしい風景だと思って、相模川の河川敷に植えられたコスモス畑へ行ってみました。ここは、平塚市の「馬入ふれあい公園」の一角に約70万本のコスモスが栽培されています。コスモスが見たくてやってきましたが、ここはかつて不当放棄の粗大ゴミが溜まる人を寄せ付けない場所だったところらしいです。行政、自治体、ボランティアの力を合わせて花畑に変身させたのは頭が下がります。こうするとゴミを捨てにくくなりますからね。素晴らしい。気温は少し高めで、歩き回ると暑く感じるのですが、相模川には絶えずそよ風が吹いてその暑さをやわらげてくれました。コスモスは赤、白、ピンクの花が咲き乱れ辺り一帯・・・なんですが今年の台風15号の影響で所々倒れてしまって花が咲いていない部分もありました。こんな所にも台風の影響があるんですね。見学に来ていた人達の中には、デジタル一眼レフカメラを持った人をよく見かけました。子連れのお母さんまで持っていました。散歩のついでに写真撮影ですかね。僕もコンパクトデジタルカメラで秋風に揺れるコスモスの花を撮ってみました。どうでしょうか。風に吹かれて揺れている様子がわかりますか?(苦労したんですよ。)秋らしい風景写真が撮れたと思います。そうそうクマバチもいました。羽音が凄いので危険な蜂だと思う人が多いですが、温厚な蜂です。花が好きみたいで、蜜か花粉を一生懸命求めていました。それにミニヒマワリも植えてありました。ちょっと季節外れかな?ゴミ置き場だったなんて信じられない花畑でした。


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猫ウォッチング エピソード3

2011年10月09日 | ネイチャー/ペット
3年ぶりのシリーズの復活です。(シリーズだったのか?)でも次はいつになるのか自分でもわかりません。弟の住む家を尋ねるのは久しぶりでした。弟の息子が今年、高校を卒業するので記念の写真を僕が撮影するためです。写真撮影のために自転車を用意しておくようにと言付けたにもかかわらず、その姉が準備していた自転車に乗って出かけてしまったり、リアル感を出すためとは言え、実際に学校で使うカバンに目一杯教材を入れてきたりと、始めから笑わずにはいられない撮影になってしまったけど、無事に撮り終えました。家にあがってお茶をご馳走になっていると、僕の方へどすどすと猫が二匹寄って来ました。猫好きな弟は猫を飼っているのです。人見知りはしない猫達で、初めて会う人にも興味を示してかならず様子を伺うために近付いて来るみたいです。僕も猫は好きなので、久しぶりに戯れてやりました。(いや。僕の方が戯れたのか?)生まれた兄弟のうちの二匹を譲り受けた雑種です。グレーの猫が「マオ」で白い猫が「モカ」と言います。顔が小さくて上品な表情ですが、どちらも丸々太っていてデブ猫です。性格は対照的で「モカ」は大人しく、どちらかというと常にじっとして、こちらが頭を撫でてもお構いなしです。カメラを向けても動じずクールに構えて慣れたものです。「マオ」はやんちゃな性格で、ローリングしたかと思うと、グルーミングを始めるし、目線は落ち着きがなく、尻尾や肉球を触ってやると、瞬間的に猫パンチを浴びせてきます。だから「マオ」の写真を撮るのは苦労しました。フレームに納まらない。ピントが合わない。顔が見えない・・・。飼い主は、「眠っている時くらいしかシャッターチャンスは無いかもね。」なんて言うから意地になって隠し撮りしたのがこの写真。油断。スキ有り。やっぱり悪戯好きな顔してますねえ。

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植田川の自然

2011年09月29日 | ネイチャー/ペット
先日の台風15号の襲来で名古屋市内に避難勧告が発令されたことは記憶に新しいことです。特に天白川の周辺は河川の氾濫が心配され、危険な状態になりました。東海豪雨の時も.天白川の氾濫で宅地に水が侵入し大変なことになりました。その天白川の水系にあたる植田川も増水で堤防から水が溢れそうだったと通りすがりのお爺さんから聞きました。川の水面は乱れることなく静かに流れ、橋の上から眺める分には市街地の楽園のような存在に見えます。川縁に目をやると草は根元から倒れ、大きなゴミが所々に乗っかったままなので、確かに増水して濁流が暴れるように勢い良く流れていたんだと思わされます。今日は植田川を眺めに来たわけではありません。古い知り合いに会うために近くにやって来て川沿いを歩きました。少し前、偶然に「相生山の自然を守る会」のことを知り、その代表の近藤国夫さんが僕の良く知る人だったことがわかり、急に話をしたくなったからです。以前は仕事の関係でよくご一緒させていただいたこともあり、雑談を交わす仲でしたが、まさか自然保護活動に熱心だったとは思いもしませんでした。日本野鳥の会愛知県支部の支部長がお互いの知人だということもわかり、久しぶりの再会を楽しみました。相生山は名古屋市内に残された自然の一つです。この近辺は本当の野山だった所で、近年の都市開発のおかげで、大きな道路が出現し商業施設や家屋が建ち並び賑やかになりました。ペンペン草が生えていた何もない場所を切り裂く真新しい出来立ての道路を車で走ったことがあるので、僕でも変貌の片鱗は感じられます。話の中で「誰でも自然が目には映っているけど、気にしないから見えないだけなんですよ。」と意気投合して帰ってきました。僕は、その行き帰りの植田川の川沿いを歩きながら、カワセミ、シラサギ、アオサギ、トノサマバッタ、川の中の巨大な鯉(うじゃうじゃいます。橋の上から覗くと餌をもらえると思って寄ってきます。)、成長したミドリガメ(これも数が多い。)を見ました。他にもどこにでもいるスズメ、カラス、ドバトもいましたね。あまり注目されない川ですけど、カワセミが生息している川だったんですね。(近藤さんはアカショウビンもいると教えてくれました。)山までへ行かなくても、自然公園へ行かなくても、身近な所で自然に触れることはできるはずです。どうです。植田川を見直しませんか?
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台風15号の襲来

2011年09月21日 | ネイチャー/ペット
台風15号の進路は前日から東海地方にも大雨を降らすことになりました。実のところそれほど怖い台風だとは考えていなかったので心の準備ができていませんでした。伊勢湾台風を経験していない僕ですが、その伝説と言える数々のエピソードを両親やら親戚やら教師などからたくさん聞かされていました。そして11年前の東海豪雨の時は、新川が決壊し名古屋市内に河川の水が大量に流れ込む事態となりましたが、その時、僕はちょうど近くで車を運転をしていて、幹線道路がみるみるうちに川のように増水するのを経験しています。だから、台風15号の接近で河川の氾濫や川で人が流されたニュースを知ると、心は緊急警戒態勢になるのです。交通機関がマヒすると自宅に帰れなくなることも覚悟しなくてはなりません。結局、昨日は電車が止まってしまったので、職場の人と社用車に乗り合わせて帰宅することになりました。上陸前にこんな被害が出るなんて、もうちょっと用心した方がいいかな。と思い、雨足の弱いうちに自宅バルコニーの片付けもしました。面倒なことに今月からマンションの改装工事が始まっていて、今年はガーデニングを整理して縮小させ、つい最近、南側のスペースにあったものを全部片付けて西側のルーフバルコニーに移動させたばかりでした。そこへ台風の風で飛ばされないように、再度片付けをするのです。強風でレンガ石など軽いもが下に落ちないように蓋をして重いものを載せたり、木棚のようなものは鉢植えで支えて固定し対策を打ちました。やれやれ。今年は何かとやることが多い。窓ガラスに当たったりしたら損害も出ますからね。そんなことまでして台風15号を待ち構えたのですが、コースは少しそれてくれたみたいで、浜松付近に上陸しました。僕の住む地域は台風の目の西側となったので風は強く吹くことはありませんでした。雨も少し強く降ったみたいですが、大したことはなかったようです。ヨカッタ。

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