今日は、家で過ごすことになりました。このところ外出することが多かったので家でゆっくりくつろぐのもいいはずなんですが・・・。上の娘は旅行に出かけ、妻は友人とランチ。残った下の娘の昼ご飯の面倒をみなくてはいけなくなりました。しばらく料理も作っていなかったので、腕を振るってみることにしました。(腕という腕ではないのですが。)しかし、これといって食材を用意してくれたわけではありませんでした。在り合わせの材料で何とかするしかありません。鶏肉食べていいよ。というのは昨夜の鶏唐揚げの残り。それもわずか。ガサガサと冷蔵庫の中に残っている野菜を確かめました。ガロニを添えてボリュームが欲しいところです。もう一品はリゾットにしました。先日、乾燥物のポルチーニ茸を購入したので、パルメザン・レッジーノ・チーズを買い足せば何とかなりそうです。ブラウンマッシュを見つけたのでダブルキノコのリゾートができます。それで料理を始めることになりましたが、一人で全部作ると大変なんですねえ。ミニキャベツ、インゲンは塩茹でし、ニンジンは塩茹でした後にハチミツを絡め、ジャガ芋は粉ふきにして、新タマネギはオイルバターでソテーしました。これを全部下ごしらえから独立して作るとそれだけで疲れます。ニンジンはグラッセにしたかったけど、白ワインが切れていたので適当にやりました。バルサミコソースは市販の安物なので、鶏肉の焼き汁とバターとハチミツを足して煮詰め、それでもとろみが不足しているので小麦粉まで加えて仕上げました。難しいんですよソースの味を作るのは。今日のソースの出来は50点くらい。鶏の胸肉は脂身を取り去って塩・コショーしてフライパンでオイルバターでソテーした後に、オーブンで野菜と一緒に焼き上げて完成させました。リゾットに使うパルメザン・レッジーノ・チーズは18ヶ月物を削って使いました。この食材は譲れません。新タマネギのみじん切りは粘りが出過ぎてしまい、リゾット向きではなかったみたいです。食感が柔らかくなってしまいました。好みでは少し堅めが好きなんですが。でもポルチーニ茸とブラウンマッシュの組み合わせはいい風味が出ました。新発見。シメジもあったけど入れなくて良かったと思います。レストラン風に盛り付けてみると、ちょっと豪華な演出になりました。タイトルは「在り合わせの野菜と共に」と書き直すべきでしょう。腹ぺこの下の娘は、ペロリと全部食べてくれたので合格かな。
