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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

2012オータム ワイン・フェスティバル 9DAY'S in ミッドランドスクエア

2012年09月21日 | 料理/グルメ
名古屋駅前には、中部地区を代表する企業、豊田自動車の本社ビルがあります。商業施設を兼ねた複合型のこのビルはミッドランドスクエアと呼んでいます。人気のレストランや映画館、高級ブランドのブティックがずらりと並ぶのでいつも人でごった返しです。会社帰りにいつものワインショップでワインを買うためにミッドランドスクエアを歩いていたら、ワインフェスティバルを開催していました。ありゃ。今回で3回目です。前の2回は腰が引けて入場しませんでしたが、ワインを買いたくて歩いていたので、勢いついて試飲に参加してきました。無料ですからね。ピーロートジャパンが主催していて、試飲はできますが販売はしていません。でもこの場で注文はできるそうです。普段は業販なので一般人には販売してくれません。係の人によるとお安く売ってくれるとか。席に案内されると好みを尋ねてきました。僕は、飲み易さより癖がある方が好きですと伝えました。そうしたら白ワインを3種類、赤ワインを3種類用意してくれました。「ドゥルト・ラ・グラン・ブリュット 2011」はカベルネ・ソーヴィニヨン・ブラン100%のオーソドックスな味の定番白ワインです。「シュガリス ブラン 2010」はラングドックのワインでエールフランスのビジネスクラスで飲まれるワインです。樽香が印象的でした。僕はこれが良かったかな。ミディアムかと思ったらフルでした。「シャブリ・グラン・クリュ 2010」はいいワインだと思うけど好みではありません。コクがあって素晴らしいとは思うけどね。赤の3本は期待以上でした。まず、「シュガリス ルージュ 2010」はさきほどの「シュガリス」の赤。同じく美味しいワインでした。樽香も似てる気がしたけどね。舌が麻痺気味。「ネグレスコ ロッソ」年代は???なんとイタリアワインでありながら、カンヌ映画祭で指定されて振る舞われるワイン。そしてその名の通りネグレスコホテルで提供されています。わお!飲み易さもあるし、余韻もしっかりあります。苦味も酸味もちょうどよく香りは豊か。試飲ではよくわかりませんがとてもいいワインです。最後はこの日一番。「シャトー・セグラ 2008 マルゴー」です。マルゴー村で作られたボルドーを代表する味と風格があります。セカンドラベルですが実力は本物でした。チェリーの香りと苦味をうんと抑えた上品さに酔いしれます。余韻もたっぷり楽しめます。これぞ僕の好きなワイン!シャネル社がオーナーになり、2009年のヴィンテージイヤー物は裏にシャネルのロゴが印刷されると聞きました。値が跳ね上がるだろうなあ。

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一宮 イーグル

2012年09月17日 | 料理/グルメ
三連休だというのにやることがいっぱいで忙しくしていました。祝日の今日は妻と上の娘が外出でいないため、下の娘と家で過ごすはずでした。しかし、お昼前に冷蔵庫にはこれといった食材が見当たらず、しかも腹を空かした我が娘は待った無しの機嫌でした。やれやれ。「オムライス」が食べたい。それが彼女の望みです。「イーグル」のオムライスを指定してきました。どこでそんな噂を聞きつけたのか知らないけど、僕も食べたい気分になってお昼は二人で出かけることにしました。地元ではオムライス専門店が数多くあるので迷うほどですが、「エグロン」「イーグル」は昔から有名です。若かりし頃、デートで訪れたこともあります。一宮は喫茶店のモーニングサービスが桁違いに良いことから、今では町興しとなっています。「一宮モーニング」はゆるキャラまで登場しました。「エグロン」と「イーグル」は姉妹店でオムライスの専門店みたいな扱いですが、その昔はオムライスが美味しい喫茶店でした。もちろんモーニングサービスも良かったお店です。それがいつの間にかオムライス専門のカフェになってしまいました。休日の今日も大勢お客はいました。繁盛しているようです。テーブルについて改めてメニューを見てみると、あまりに種類が豊富で何を選んだらいいのかわからないほどです。昔はこれほどあったっけ?と思いながら時間をかけて選択しました。「柔らか牛ホホ肉シチューオムライス(1100円)です。得々セットやクーポンも充実しているので合わせて注文すると豪華なメニューになると思います。オムはノーマルタイプとオープンタイプが選べたり、大きさもL、LLなど追加料金で頼めます。オムライスくらい僕だって作れます。しかし、難易度が高い料理なのでプロのオムライスは格別な味がします。たまには外食でプロの味を楽しむこともいいのかも知れませんね。シチューがソース代わりにかかっているオムライスですから、当然デミグラスソースがベースです。デミグラスソースを家庭で作るには限界があります。缶入りのソースを使うかルゥを使わざる得ないのが現実です。だから外食で注文するならデミグラスソースを選ぶようにしています。このお店のチキンライスはケチャップ味とバター味をメニュー毎に使い分けています。さすが専門店ですね。デミグラスソースには王道のケチャップ味が合います。意外に薄味のチキンライスでした。自家製のソースは40種類以上というから意気込みが違います。卵は地元千秋町のうきうき村「尾張の卵」を使用し、お米はこれもまた地元千秋町の「あいちのかおり」を作る契約農家伊藤さんの栽培するものを使用しています。地産地消のオムライスだなんて知りませんでした。ボリュームもあるし、オーストとラリア産の牛肉で作ったシチューも柔らかくて美味しかったです。久しぶりですが親子で満足しました。



オムライス専門店 エグロン イーグル 公式サイト
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1000円ワイン通信 ~アンセルミ サン・ヴィンチェンツォ 2010

2012年08月19日 | 料理/グルメ
夏になると白ワインを飲むことが楽しみの一つです。普段、赤ワインを飲む機会が多いけれど白ワインの魅力を忘れているわけではありません。暑い夏には冷たい白ワインを飲みたくなります。今年も美味しい白ワインを求め、物色してきました。いつも行くワインショップの店長から勧められたのは「アンセルミ サン・ヴィンチェンツォ 2010」です。イタリア産です。イタリア産・・・。躊躇するところです。イタリアワインは飲んでみないとわかない。美味いとわかっていないワインは飲まない方が無難。というのが僕の経験値です。しかし、このワインは僕が直感で見初めたワインでした。価格はテーブルワインなのに高級ワイン並の色をしていたので、これは当たりに違いないと確信がありました。店長の意見では、カパカパ飲めるワインだとか。カパカパって何だ?いくらでもいけるワインだから飲み過ぎないように気をつけなくてはならないという意味でしょう。結局買いました。1890円です。冷蔵庫で冷やしてからコルク栓を開けると、まず甘いアロマを嗅ぐことになります。決して強烈ではありませんが、優しい香りです。このワインの葡萄の種類はソアヴェです。ソアヴェなんて葡萄を知らなかったので購入する時は思わず質問してしまいました。アンセルミ氏はこのソアヴェの葡萄で素晴らしいワインを作った立役者なのだそうです。んー。一口飲めばそれは理解できるでしょう。この価格でもボディはしっかりしています。青い葉のフレーバーと果実の甘さを思わせるアロマが特徴的です。苦味はびっくりするくらい抑えられていて、飲み口が爽やかです。酸味はあとから少しやってくる感じです。これはパカパカ飲めそうです。二口、三口飲むごとにテイストの輪郭が曖昧になってゆき、それを補いたくなるように次の一口へ向かいます。ヤバいですねえ。アロマは飲むごとに新鮮に感じることができます。飲み易くてカパカパいきました。余韻も楽しめます。このクラスのワインですから、あまり長くはありませんけどね。合わせる料理は基本的な魚介類がいいと思われます。我が家では残念ながら肉料理だったので実感がないのですけど、そう思いました。刺身だったら最高じゃないかな。和食向けとも言えます。イタリアワインの当たりみっけ。
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エビのジェノベーゼ・スパゲッティと野菜のグリル

2012年08月14日 | 料理/グルメ
夏休みに入ると我が家では家族が揃ったり揃わなかったりします。家族それぞれの予定が進行し、その予定が計画に背くこともあれば何事もなく予定した通りに進むことがあります。気が付くと、今日のお昼ご飯は僕が用意することになっていました。朝寝坊して冷たいお茶を一口飲んで顔を洗い、鏡を見ながらその運命をゆっくりと受け入れていきました。親の真似をした娘が二人。まだ寝床にいます。妻は仕事ですですでに家にはいません。冷蔵庫は今夜の食材がぎっしり詰まっていますが、お昼のための食材は見当たりません。こういう時は、手っ取り早く外食で済ませてしまうことが一番良い方法です。ですが、娘達の意見は違いました。「何か作ってよぉ。」と返事をするのです。あー面倒臭い。じゃあ適当にパスタでも作ろうとしたら、ソースになるものが何もありません。結局、ジェノベーゼソースを購入することにしました。円高なのか輸入物のジェノベースペーストが安く手に入ります。「エビやイカなど魚介類と合わせてもおいしい。」って書いてあったので、とっさに冷凍庫に凍ったブラックタイガーがあることを思い出しエビを載せてみることにしました。ジェノベーゼは好きなソースです。バリエーションもいろいろあるようです。梅肉だって合うんです。ブラックタイガーは殻を剥いて背わたを取り去って塩で下味をつけましたが、ソテーより塩茹でのほうが合うような気がして直前に塩茹でにしました。ブラックタイガーって存在感があるのでスパゲティの上に載せて食べる時に和えるようにしてみました。ソースは・・・本当に適当でそのまま茹で上げたスパゲティにスプーンですくって絡めました。茹でたスパゲティはザルにほんのしばらく置いて、きちんと湯を切っておくとソースに影響を与えません。無難にまとめたスパゲティですが、評価は上々でした。もう少し工夫できそうな料理なので今後は研究してみようと思います。付け合せに余り物の野菜を利用してグリルを作ってみました。オニオンはカット済みのものです。早く使わなきゃ。野菜は包丁でカットしてエクストラ・バージン・オリーブオイルを垂らして電子レンジのグリルで焼いただけですが、シンプルで美味しいメニューです。手を抜くならこれに限ります。焼いている間に別の料理を作ることができますから。二人の娘は黙って食べきってくれました。世話も焼ける。

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冷たいサーモン ヨーグルト風味 ビーツ添え ~鶏手羽先と野菜の煮込み

2012年08月11日 | 料理/グルメ
夕立で電車が止まってしまう不安定な天気でした。夏の夕立で雨宿りして平気でいられるのは子供の頃だけだったような気がします。古田祐二氏に師事をいただき、久しぶりのフランス料理教室でした。夏メニューらしいのは「冷たいサーモン ヨーグルト風味 ビーツ添え」です。クールブイヨンでサーモンの切り身を軽く煮て、冷蔵庫で冷やして食べます。クールブイヨンは初めて扱う調理でした。鍋に水を入れたら、オニオンとニンジンとセロリの香味野菜のスライスとローリエを鍋に入れ、お酢(フルーツ系がベター)を酸っぱいくらい大目に、白ワインと共に加え、塩・コショーを足して沸騰させます。そこへサーモンの切り身を入れて茹でます。この時、サーモンの臭みが取れて甘味が付きます。火が通ったら一度鍋からサーモンを取り出し、バットに移して冷蔵庫で冷まします。ソースは簡単でした。市販のヨーグルトと砂糖をボウルに入れて混ぜ、そこへ湯剥きして種を取ったトマトのコンカッセと八分目の硬さのホイップクリームを更に混ぜたら完成です。盛り付ける時にビーツのスライスとあさつきを載せたらでき上がりです。今日は特別にエビまで載せてあります。サーモンは本来にじますを使った方が合うそうです。魚介類全般に合わせられるので覚えておきたいメニューでした。夏は酸味がある料理だとワインも進みますね。飲むんだったら白ワインがいいです。ソースはパンに付けたても美味しかったです。「鶏手羽先の野菜煮込み」は骨付きの鶏手羽先を用意し、骨の先端部分の筋をカットして肉を裏返して丸く集めチューリップの花のように形を作ってから塩・コショーしてオイルバターでソテーします。オニオンをペーザンヌにカットしてバターソテーしたもの。ニンジンと大根は短冊にカットし、インゲンは半分にカットして塩茹でしたものを用意し、鶏の手羽先と野菜を同じ鍋に入れてトマトの水煮と白ワインを加えて煮込みます。30分くらい煮込んだら、鶏手羽先と野菜を鍋から取り出し、残ったトマトソースを更に煮詰め、塩・コショーとバターモンテで味を調えます。コクが欲しかったらブイヨンを足します。お皿に鶏手羽先と野菜を盛り付け、ソースをかけると完成です。こちらは食べ応えのある料理になりました。骨付きの方が味がよく出ます。鶏手羽先は、チューリップ形にすると食べ易いですね。二品とも短時間でできる料理なので家庭でも作り易い気がします。

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茅ヶ崎 MOKICHI FOODS GARDEN ~鱸の薫製と夏野菜のオーブン焼き マッシュルームソース

2012年08月06日 | 料理/グルメ
学校は夏休み。大人はまだ今週も働いています。雨が近づいてきているので暑い割には、我慢できる範囲の気温でした。夏の海に似合う茅ヶ崎へやって来ましたが、海を見ている暇はありません。お昼は何を食べようかと同行者もアイデアがある様子ではなかったので、久しぶりにモキチへ行くことにしました。JR茅ヶ崎駅から歩いて行けるのは姉妹店の「MOKICHI FOODS GARDEN」の方です。12時を前にして相変わらず人気があるようです。つい最近、訪れたような気がしていましたが、もう四年も経っていました。時が経つのは早いものですね。年齢を重ねるほど早く感じるらしいけどそんな気もします。このお店は何度も来ています。それだけお気に入りのお店だということでしょう。メニューを見る前から美味しいことは分かっているから安心して席に着きました。ランチはお肉、お魚、パスタ、ピッツア、カレーから選択します。このところお腹の周りをシャイプアップしたいと思うようになって食事に注意するようになりました。(だったらコースメニューにすることないけど、そこはそうはいかない。)そこで一番ヘルシーなお魚のランチ(1680円)をいただくことにしました。システムは変わりがないようです。アンティパストは、グリーンサラダと冷製カポナータ、もう一つはベーコンとツナ?なのかな。和え物と蕪が添えてありました。野菜は新鮮なものを使っているので野菜本来の味が楽しめます。パンも自家製がいただけます。お代わりも自由だから、メインだけでもお腹は満足しますね。オリーブオイルを垂らして口に運ぶと香りとコクが足されてパンが引き立ちます。パンが美味しいのはいいお店です。今日のお魚は鱸でした。相模湾でもよく獲れる魚だと聞いています。店員には確認していませんが、近郊の海で水揚げされたものだと思いたいですね。鱸はメニューによると薫製したものをオーブンで火を通しています。薫製独特の香りがしました。かといって臭いと感じるほどではなく、ほろりと漂う感じでしょうか。白身の食感も良く、さっぱり過ぎる淡白な味を補うマッシュルームのソースをつけると貫禄が増してきました。濃度のあるソースだから心配しましたが、相性良かったです。コーヒーと一緒にデザートまで付いてきます。シフォンケーキとマンゴーのゼリー?かな。どちらも甘味が少なくダイエット中でも大丈夫だと思うんだけど・・・。シフォンケーキはいつも付いてきますね。定番です。出張中の小さな幸せ。



熊澤酒造株式會社 公式サイト
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スイカ大好き

2012年08月01日 | 料理/グルメ
暑い夏です。今年は特に高いうなぎのぼりになった気温の日々が続きます。ニュースでは最高気温を競うように全国内陸部の地方都市の名前が並び熱中症の患者の多さに驚いてしまいます。沖縄の那覇より暑いぞ。と、どうしても比較したくなるのが無理のない人の情でしょうか。毎年、夏は暑いと分かっているはずなのに受け入れたくないんですよね。日本は夏の暑さをしのぐ文化も長けていると思いますが、晩ご飯の後にスイカを食べるのもその一つ。スイカは夏の間しか食べないので毎年楽しみですし子供の頃から大好きでした。でも本当に大好きなのは妻のほうです。好きだと口にすることはないけれど、この季節に我が家の冷蔵庫の中にはスイカがないことがないほどです。この主張は静かではあるけれど執念に近い強い意志を感じています。彼女がスイカを購入するモチベーションに「暑くてかなわん。」という「うんざり感」が人並以上であることを僕は知っています。おかげで、特段スイカを所望することなく黙っていれば夏にはスイカを食べられるので重宝しています。家族もよっぽど好きなんでしょう。いつも出されたスイカはあっという間に平らげてしまいます。台湾に行った時につくづく思ったのは、台湾に住む人はスイカを愛して止まないことでした。食後のスイカは絶対なんでしょう。ジュースにして飲んでいました。辛い料理に蒸し暑い土地柄ですから、最後にスイカで締めくくるのは渡航者の僕にも賛同できる食習慣でした。日本ではスイカを直接冷やしてカットし塩をふって食べますね。スイカの甘味が塩で強調されますから。そうなれば、スイカに合う塩があるはずだと思って試してみたことがあります。「食卓塩」「アドリア海の天然塩」「青い海あじまーす」の三種類です。たった三種類でも味が全然違うので食べ比べて自分の好みを探すのも面白いと思います。家族会議では「青い海あじまーす」がベストだと結論が出ました。沖縄の塩です。先日、沖縄に行ったので国際通りにある塩の専門店で購入したのが「雪塩」です。小麦粉のようにさらさらの細かいパウダーのような塩です。宮古島の塩で天ぷらに合うそうですが、スイカはどうかなと思ってふってみました。案外悪くありません。少し多めにふってみてください。スイカの味が変わります。言葉にならないので表現しづらいのですが上品な印象があります。スイカは水分が多いのでふるなら塩はさらさら系がいいと思いますねえ。
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龍の瞳で作ったおにぎり

2012年07月06日 | 料理/グルメ
何故だかこのところ忙しくて時間に追われるようになりました。少々疲れ気味です。仕事をやらないように仕事をするのがモットーなんですけどねえ。仕事の依頼が増えると、それにともなってややこしいことも増えます。やれやれ。今週は新幹線ばかり乗っています。早めのランチを済ませて急いで飛び乗るつもりが、聞かなければならない話が続き、気が付くとゆっくり食事をとる時間も無くなりました。そういう時は、立ち食い蕎麦に限るのですが・・・。とりあえず立ち食い蕎麦でいただくものはいただきました。もの足らない場合はおにぎりかお稲荷を一緒に注文したりしますが、ペットボトルのお茶を購入して新幹線に乗るつもりなので、そこでおにぎりを買ったりします。最近、コンビニのおにぎりとおにぎり専門店のおにぎりを同時に食べたことがあり、専門店のおにぎりの美味しさに気付いてしまって、ちょっとマイブームになっています。名古屋駅新幹線側の改札付近の売店には社内に持ち込みやすいものが販売されています。「OSOーZAIYA名古屋店」ではおにぎりも販売されています。最近、塩むすび(えんむすび)なる具が入っていないおにぎりが出回るようになり、僕もお気に入りなのですが、なんと「龍の瞳」で作った塩むすびがあるではありませんか!迷わず一個買いました。150円です。「龍の瞳」はコシヒカリの突然変異で岐阜県下呂市だけで耕作されているお米のブランドです。昨年、焼肉馬喰一代の岐阜神田店と銀座店で食事をした時、限定で「龍の瞳」をいただいたことがあります。印象的でした。粒は大きく甘味が強いのでお米の味がしっかりしています。ワインでいえばフルボディです。生産量が少ないために価格も魚沼産コシヒカリをしのぐ高値になっていますから、たとえるならお米のロマネコンティ。・・・なんて表現は大袈裟ですね。でもロマネも神に選ばれた畑の葡萄から作るように「龍の瞳」も田んぼの管理には相当神経を使っているようです。お米の味で食べる塩むすびが「龍の瞳」だなんて贅沢じゃないですか。食べたら分かる味です。お茶は伊藤園のものが僕のひいきなので、今回は伊藤園のジャスミンティと合わせてみました。以前、フレンチの三國清三さんにお会いしたとき、日本の食品自給率は年々低下しているけど、その理由はお米を食べなくなったからだと聞きました。フレンチだけでなく世界中で和食はブームなのですが、肝心の日本人がお米を食べないのはいかがなものかという話でした。それ以来、僕はおにぎりに目が行きます。
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名古屋 オッソ・ブラジル

2012年07月01日 | 料理/グルメ
大須は大好きな街です。相変わらず商店街は賑わっています。多様性があってユニークだとスノッブな表現を使うこともできますが、無節操な不動産誘致の結果が良かったようです。世代交代に悩む全国のシャッター商店街をよそに集まってきたのは外国人達でした。日本人の若い人の起業も目立ちますが、街を練り歩くと外国人が大勢闊歩していますし、外国人が切り盛りするお店もあります。その中に以前から気になっていたブラジル料理の店があります。「オッソ・ブラジル」は、ブラジル人のためのブラジル料理が食べられるお店です。店先の簡易テーブルで食についているお客は、ブラジル人風の外国人ばかりです。鶏の丸焼きをガラス張りのオーブンで大量に焼いているので、周囲にその匂いが充満しています。正直に感想を書かせてもらえば、近寄り難い飲食店でした。それでも一度あの鶏の丸焼きを食べてやりたいというアンビションは持っていました。この気持ちにシンクロナイズする人物が身内にいました。我が娘です。下の娘が、「鶏の丸焼きを食べてみたい。」と口にしたので、僕も話に乗り、二人でかぶりつきに行くことになりました。到着したのは休日の昼飯時でした。あいにくの雨でも、お客はいっぱいでした。食券を先に購入して受付を済ませ、勝手にテーブルに付くシステムです。ポルトガル語?らしい言葉が飛び交っています。東南アジア系と思わせる団体もいます。鶏の丸焼き(1500円)はピリ辛のソースが付きます。サイドメニューも豊富です。少し迷ってパステル(300円)という揚げギョーザのような食べ物も注文しました。中身が選べるのでチーズをチョイス。鶏もそうですがこのパステルもデカいです。飲み物はブラジルから輸入したジュース。僕はグアバ(200円)にしました。鶏の丸焼きは一羽単位で、ハサミで食べやすい大きさにカットしてくれます。よく火が通っているし、柔らかく香ばしい味です。美味いですねえ。思った通りです。ピリ辛ソースはタマネギと唐辛子とキュウリが入っていますが、酸味があるのでさっぱりしています。鶏の丸焼きはボリュームがあるので食いしん坊二人でちょうど良い大きさでした。パステルも口当たりが良いのであっさり胃袋に納まりました。ジュースの味もエキゾチックでラテンの食文化もまとめて味わうことができました。愛知県には自動車を製造するためにブラジルから多くの労働者が日本にやってきました。このお店は来日した人達にとってホームタウンのような役割を果たしているようでした。



住所 愛知県名古屋市中区大須3-41-13
電話 052-238-5151
場所
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那覇 首里そば

2012年06月16日 | 料理/グルメ
首里城の近くに美味しい沖縄そばのお店があるというので行ってきました。沖縄へ来て最初のご飯は沖縄そばに決めていたのです。二人いる弟の一人が沖縄の人と結婚したので、毎年年越しに親類が集まると、沖縄そばを振る舞ってくれるので、すっかり年越し蕎麦に沖縄そばをいただく習慣がついています。沖縄そばは、いつも沖縄から入手して、汁はお手製だったものだから、味の方はしっかり叩き込んであります。大の麺好きで、日本蕎麦、うどん、ラーメン、冷麦、そうめん、パスタ、フォーと何でも来いの僕です。沖縄へ行ったら、「絶対沖縄そばを食べてやる。」とかねがね思っていました。「首里そば」は、沖縄そばと何が違うのか?と疑問を持ちながらも、人気のお店の扉を開けました。店構えは民家のようです。お昼前だというのにほぼ満員でした。後から後からお客が来るので、待ちの人もいます。迷わず「首里そば」の大(600円)を注文しました。それと「ジューシー」(200円)も頼みました。ジューシーってよく分からないけど、何だか美味しそうだったので食べてみたくなったのです。「ジューシー」は沖縄の炊き込みご飯のことです。ニンジンと豚肉が入っていますね。他は・・・分かりません。でも美味しかったです。そばに合います。肝心の「首里そば」ですが、麺が良かったです。重くてコシがあり、食感が抜群です。平打ちのちぢれ麺でした。自家製なのでここでしか食べられないし、無くなったらおしまいになるので、心して入店すべしです。ショウガは細くスライスしてあり、汁もさっぱりしてオーソドックスな沖縄そばだと感じました。豚の煮付けが三枚のせてあり、これが柔らかくてジューシーでした。そう、この店のご飯のことじゃなくて。飛び上がりたくなるほど美味しい沖縄そばです。普段、口にできないことが残念です。意外にも「大」と「ジューシー」を食べるとお腹が膨れます。もの足らないのではと心配したんですけどね。最近、よく食べるようになってしまって、体重が気になります。那覇市内のスーパーやAコープなどの食料品売り場を見渡すと、沖縄そばが何種類も置いてありました。八重山、宮古、糸満・・・。どうやら地方によってそばが違うようです。トッピングもバリエーションがあるようなので、B級グルメというよりスローフード(郷土料理)ですね。



首里そば 公式サイト
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