今回は前回から転じて小さな小屋での上演。客席をゆったり取っているので、舞台部分は超小さく狭い。おのずから今までのように思う存分暴れることはできない感じである。
そんな環境のもと、劇は始まる。林が演出を担当しているせいか、彼は出演していない。となると、おのずから都 美佳に負担がかかることになるのだが、、。
100分ぐらいのランタイムなんだが、意外と長く感じる。いつもはミステリータッチだが、今回は恋愛熱一本やりの展開で、意外やシンプルなのだ。コミカルに捉えてはいるが、あまり笑いはない。何故かなあ、、。
美人OLを守るという親衛隊の女性の意味合いが何故か浮いている感もある。彼女たちがそうせざるを得ない切迫感もなく、といって馬鹿馬鹿しいコミカルな色付けもされていない。
実際、ラスト近くでは、彼女を監禁し、危ないところまで行っているのに、観客がどう感じればいけないのか戸惑う展開なのであります。
うーん、ちょっと乗れませんでしたな。でもこれは僕の感覚が現代性においてずれているだけかもしれません。
都 美佳さんは相変わらずおきれいでした。
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