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演劇 貸館 劇団Furure 第3回公演『遥方-KANATA-』(作・演出/渡辺和徳)(atアイホール) 75点

2021-06-05 19:01:04 | 演劇遍歴

洗練された舞台設定。3方からどこの方向からも十分楽しめる演出工夫。内容は裁判ものであるので、名作「12人の怒れる男」を多少意識した展開。なかなかの意欲作であります。

ただいろいろテーマを詰め込み過ぎたのか、私の脳裏が追従できません。しかし、若い劇団がこういうものに取り組んでいくということ、それだけで素晴らしいと思えました。

無罪・有罪の比率がどんどん変わっていき、最後は全員OO罪だなんて、「12人の怒れる男」と対比させるラストは秀逸。劇のどこかでもっと笑いがあればなおいいのだが、、。

 


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