この映画は現代劇で秀逸な演出を見せてくれる平山秀幸の最新作、というだけで期待してしまったが、見始めてあっと気づいたのは僕が「落語まるでダメ人間」だということであった。
そうなんですね、若いときから落語は全く興味がなく、ずっと無視してしたような気がします。その僕が、2時間弱ずっと画面に釘付けになっていたのであるのは、テーマがそんなことにこだわらないというのもあるが、一方では専門家でない伊東四朗、国分太一の落語に並々ならぬものを見てしまったということにもよる。
特に国分はあまりうまくない落語と立て板に水のようなそれとの違いをまざまざ見せるという演技力(?)に舌を巻いてしまう。
こういう、何気ない日常に、何か乗り越えていこうというある意味さわやかスポーツもの、言い方を変えればまさに青春ものは僕の好きな映画のジャンルでもある。
こどもでも、大人でも、十分中年のじじいでも悩みのない人間なんていないのであります。ラストの、二人の愛の成就は少々性急かな、と思ったけれども、まあ、いいかな。
小さなコンパクトな映像世界にまとめてはいるが、なかなか演出力が見た後効いて来る秀作だと思う。平山秀幸、健在だ。
そうなんですね、若いときから落語は全く興味がなく、ずっと無視してしたような気がします。その僕が、2時間弱ずっと画面に釘付けになっていたのであるのは、テーマがそんなことにこだわらないというのもあるが、一方では専門家でない伊東四朗、国分太一の落語に並々ならぬものを見てしまったということにもよる。
特に国分はあまりうまくない落語と立て板に水のようなそれとの違いをまざまざ見せるという演技力(?)に舌を巻いてしまう。
こういう、何気ない日常に、何か乗り越えていこうというある意味さわやかスポーツもの、言い方を変えればまさに青春ものは僕の好きな映画のジャンルでもある。
こどもでも、大人でも、十分中年のじじいでも悩みのない人間なんていないのであります。ラストの、二人の愛の成就は少々性急かな、と思ったけれども、まあ、いいかな。
小さなコンパクトな映像世界にまとめてはいるが、なかなか演出力が見た後効いて来る秀作だと思う。平山秀幸、健在だ。
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