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歓びを歌にのせて (2004/スウェーデン)(ケイ・ポラック)

2006-02-12 22:52:42 | 映画遍歴
「音楽で人の心を開く」というテーマです。
隠遁のために生まれ育った村に戻った世界的指揮者ははじめてそこで本来の念願をかなえる、といったハナシなんですが、僕には少々優等生的なところが僕の脳裏で葛藤をしております。
いくらなんでも現代においてキリスト教の罪の意識を感じ取っている人がおりますでしょうか、、。
現代の若者が教会の聖歌隊に入るでしょうか、、。
とか、一人一人が歌によって自由に解放されるわけですが、いかにもという感じなのです。僕がひねくれているからなのかもしれませんが、、。
ラストのあの壮大なシーンは、でも感動しました。あんなのは今までになかった映画シーンです。
でも僕だったら、指揮者のクローズアップでストップモーションにして、今までのストーリーはすべて彼の幻想だったことにして映画を終わらせます。その方が自然であるからです。ちょっと乗りすぎかな。
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