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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005/米)(ジェームズ・マンゴールド)

2006-02-18 21:50:10 | 映画遍歴
オーソドックスな演出方法で安心して見てられる。あるカントリーミュージシャンの伝記もので、アメリカはこういうのが好きなんだろう、年に1回ぐらいは見る羽目になる。
「RAY」もそうだったけれど、相変わらずクスリにおぼれるのはもう慣れてしまっているので何とも思わないが、人間ができていないというか、まるっきり自己中なので心情的にこのどら男に寄せる思いはまったくといっていいほど沸いてこないが、それでもラストの求愛は感動させられる。純粋に気持ちが高まってしまった。
こういう一途なところは少年っぽく、男っていつまでたっても少年から脱することが出来ないのだなあ、と痛感させられる。
ホアキン・フェニックスは演技は的確で、なかなかうまいが、少しイタリア系の癖のある顔なので、ビジュアル的には長時間の観賞にはきついものがあるが、最近は主役を演じていますね。
奥さん役の女優さんは素人っぽい風貌でなかなか面白かった。リーズ・ウィザースプーンはジェーン・フォンダによく似ていましたなあ。ちょっとおばさん顔だね。
僕はこのカントリー系の歌があまり得意でなく、音楽的にも全く乗れませんでした。
こればっかりは仕方ありませんねえ。
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