何故かいつも見てしまっているじゃぶじゃぶの新作。今回は一人の男の葬儀風景。若くして亡くなった妻が若いままそのままに出てきたり、心のつながりが続く親友が連れ立ちに来る。そして葬儀は娘たちや孫が頑張っている、、。
そこに香典泥棒が忍び込んだり、となかなか相変わらず面白い展開である。誕生と葬式は人間の生と死の祭りである。しかし、この劇はカラッとしてしんみりともしない。
むしろ不思議と全然明るいのである。亡くなった張本人の男が現生への恨みつらみを言うわけでもなく、あの世へ楽しそうに旅立つのである。ほんと、アカルイなあ、、。
というわけで、今回も楽しくシビアに演劇を楽しめました。こんな死へに旅立ちだったら、誰も嫌がらないのになあ、と思いつつ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます