東京演劇鑑賞も2週目に入る。場所はまた下北沢。ここは演劇のメッカ。このOFFOFFは今から売り出しの劇団がやっと日の目を見る登竜門のような劇場だと思っているのだが、今でもそうなのだろうか、、。
さて、出し物はコミカルそれでいて多少シビアな内容である。冒頭から枕経が聞こえるとっぴな構成。死んだと思っていた男がむっくり起き上がる。どうやら生前葬らしい。
やろうとしていることは好感が持てるのだが、どうも段取りが悪いといった感。多少のセリフのトチリもそのため目立ち何か落ち着かない。それほど思い切って笑う場面も少ない。
でもあの純愛が言いたかったんだなあ。分かるけれどちと苦しいかな。あれだけのことを説明するのに時間がなさすぎる。もっと二人の愛の情念が見たかった。
とはいえ、出し物は一級品。磨けばこれからかなり光りますよ。妹役の女性がかなりきれいでした。(舞台には関係ないか。)
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