正真正銘の売春婦とそれをものともしない純朴牧場主との純愛ラブストーリー、といえばまあコミカルな展開を予想してしまうが、後半は現実の悪夢が二人を襲ってきて強烈な愛の前に観客はアッパーパンチを食らうことになる。
ファン・ジョンミンは後半でまったく顔つきが違って見えた。凄みがまして、人を恋する、求める生の人間らしさが出る。
チョン・ドヨンもあどけなさが残るような少女っぽさもあり、難しい役柄を淡々とこなしている。それにしても、愛の強さの前に、人間の大きさ、人生への抗い、方向性を鋭く感じ取った映画であった。
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ファン・ジョンミンは後半でまったく顔つきが違って見えた。凄みがまして、人を恋する、求める生の人間らしさが出る。
チョン・ドヨンもあどけなさが残るような少女っぽさもあり、難しい役柄を淡々とこなしている。それにしても、愛の強さの前に、人間の大きさ、人生への抗い、方向性を鋭く感じ取った映画であった。
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