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梅田映画日記(3/20)

2008-03-21 21:25:41 | 書きとめ日記
私事でものすごく忙しく、ほとんど睡眠も取れない状態でした。
何とか終了したと思ったら東京に出張の日程が入っており、いやもう本当に疲れました。
でもせっかくの休日、世間ではお彼岸です。今年は早めに墓参りもしたので、今日は早朝から梅田に出て梅田TOHOシネマで3本映画を見る。秀作ぞろいなので、いつもやっている目をつむることは絶対避けなければならない。
まず「バンテージポント」。
これが思ったより面白く、いわゆる「藪の中」の8本立て。この着眼は面白い。でも、これだけ面白いのに、世間では評判にもならないなんて、、。
昼食後「ノーカントリー」。
コーエン兄弟の作品はほとんど見ている。この映画、彼らの出発点の戻ったようなりりしさと厳しさを張りつめた映像より感じる。
ただ、観客を選ぶだろうなあ。映画ののち、引き上げる時、結構年配の人でさえ、何が言いたいのか分らんのう、、とおっしゃっていた。
でも、この映画、見た後より、しばらく経ってから分かってくる映画のような気がする。
その後すぐ今日の期待作「ガチボーイ」。
べたな映像、俳優、演出、見ていて、え、本当に面白いんだろうか、と思っていたが、30分過ぎた当たりから俄然良くなる。
ラストの、あの長いデッドマッチの感動ぶりは表現できません。みんな、是非見てください。もたもたしていると、終わってしまいますよ。
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1 コメント

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ヌートリア様、こんばんは (OK)
2008-03-24 22:14:17
いよいよ春の陽気となりましたね・・・・・花粉症の方はいかがでしょう? 今年はキツい、と知人が嘆いておりましたが・・・ 
仕事や私事が忙しい中でも、なんとかゆっくり美しい桜を眺める時間ぐらい作って、大いに息抜きしたいもんですね。 
・・・まァ、映画狂はその時間をも映画鑑賞にあてちゃう困った人種ですけども・・・

『バンテージポイント』あまり話題性のない小粒作品ながらかなり面白く、90分間アッという間に駆け抜ける魅力がありましたね。 こういう映画好きです。
『ガチボーイ』も全然期待してなく、空き時間と無料ポイントで鑑賞し、「ベタだなァ~」と小バカにしてたイキオイがいつの間にやら号泣になってました(笑)
解っちゃいるけども泣かせられる・・・小泉監督の演出は何気にたいしたもんです。 
それでもって『ノーカントリー』にもかなりシビれました。 久々“異才映像作家コーエン兄弟”の実力を見せつけられ、画面から一時も目が離せず固まってました。 
お気に入り役者とのナアナア演出を廃して、まさに作品ありきの一本勝負という気迫も伝わって来る一品。 オスカー受賞の栄誉も納得しちゃう出来ですよね。
“2時間緊張した時間を共有する映像の至福で十分値する”、まさに仰る通りでございます。
・・・至福でした。 作品に酔いしれましたです(笑)
では、また
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