久々の演劇。コロナ禍になってちょっと足が遠のいている。それでもTheTimelessLetterの作品だから、見に行かねば、、。
45分の中編。出演者が多く、冒頭からゾンビ風の異形な表現方法でちょっと度肝を抜かれる。この演劇の視点は演じる彼ら若者が「現代の老人のなれの果て」をどう見ているのかに尽きると思う。
介護の実態を知り尽くした方が描いたのであろう詳細がジーンと心に響く。このテーマに関わることの意義も素晴らしい。TheTimelessLetterとしては、コラボとはいえ、いつもとは真逆な作品だが、こういう作品も手のうちに入れる前田氏と主演川田氏に感心。
次はお気に入りの右脳爆発のこれもまた中編。
いつもユニークな才能を発揮してくれる劇団だが、斬新でスピード感がある。俳優たちの個性も魅力いっぱいで、まだまだ突っ走れる才気を十分感じた。段ボール箱の小道具が見事。
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