夏になると女たちが戻ってくる。総勢22人(男性一人)の、戦争を語り、伝える朗読劇が始まる。日本だけでなく世界の各地からの声を、それぞれ声高に、やさしく、静かに、泣き吠え、語る。
「WE ARE AT WAR. WHAT DO YOU THINK?」が主題である。
今、平和のように思えるここ日本においても、実は世界の、いや地球のどこかで戦争が行われている。我々に今何ができるのか? 自分を、家族を守るために戦うこと、それはすなわち戦争だ。我々はどうすべきなのか?
男優が一人いて、母を守るために戦場に立つことを明言する。戸惑う母親。女性は多い中で、一人、男性の俳優の存在が単調さを回避し、緊張感を保持していた。
毎年語られるであろう朗読劇、この火を絶やしてはならない、、。
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