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人生は狂詩曲(ラプソディ) (2014/ベルギー=ルクセンブルク)(ヴィンセント・バル) 70点

2016-07-29 20:40:07 | 映画遍歴

ベルギーって狭い国なんだけど、言語も二分されていて国が二つあるようなイメージですね。最近は新聞読んでも移住関係で、きな臭いし、結構問題点が多い国なんですね。

映画では多少そういうところを見せはするが、だいたいがノー天気な映画なんでそれほど深刻ではない。音楽映画だと思っていたら、結構ロマンスしてる映画なんだ。この主役の二人がそれほど美男美女ではないので親近感も持てる。

でもねえ、ブラスバンド、一回楽譜を演奏しただけで即本番決戦というのはいかにもの感もありますネ。(映画だと一曲が短かすぎるしね。)

だいたい全体的にゆるい感覚で作ってます。その分二人の急にのぼりつめる恋愛感覚はほとばしる若者の揺らぎを見せてくれ、印象づけられます。

そして時々思い出したように現れるミュージカルシーン。これが結構いいんだよなあ。こんなに明るくみんな幸せで生きて行くことができれば、なんてつくづく思っちゃうよ。

ラストはもうふざけすぎてあきれるほどでした。でも、たまにはこんな映画もいいよ。


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