この映画のことを全く知らずに見てしまいました。テレビで放送していたこと、内容、その他まるで知らずに見てしまったのでした。何かよさそうだなあ、それだけで映画館に入ったのでした。
最初、劇場版らしく、ちょっと登場人物のことが皆目分からず距離を置かされました。でもそのうち何となく分ってくると、少年時代(敢えて思春期とは言いません)の純粋な気持ちをそのまま持ち続けている少年少女の姿を目の当たりにします。
その世界は、そこはかとない愛はありますが、恋愛の気持ちがあるわけではありません。(でもお嫁さんになりたいなんて言葉もあるけれどね)
ピュアな空間です。まさに超平和バスターズの世界です。異次元空間です。
僕のような老いぼれたおじさんも結構号泣してしまいました。年齢等そういうものを問わずそこには自由で清廉なる空間がありました。6人が同じ気持ちを持ち同じ方向を見ている。そのことのなんと素晴らしいことか。人間の自由を求める原空間がそこにあります。
現代の若者がこういう空間を求めていることそのものに僕は驚きます。うれしいです。若者は捨てたものではないです。そう、時代は変わっても僕たちオジンもそういう時を過ぎて来たのです。
少し時間を戻らせてくれるひとときでした。好きな映画です。
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