オープニングのあの映像群はやられたね。本当にこの作品がファイナルであることを思い知らされた。何だか哀しいよ。と感傷にふける間もなく、あれ、ご両人が夫婦で店出してる、、うまい展開。ノらされる吾輩。
と、出だしはすこぶる快調。でも、何かあの発注ミスの大量ビールだの、湾岸署内の日常は、いつものお笑いがちょっと空振り風。僕の感じ取り方かもしれないが、何か全体にしんみり気味に思われてしまう。からっと明るく . . . 本文を読む
正体不明の工作員上がりらしい【ユン・ゲサン】の風貌はこの寓話に似つかわしい。監禁ルームで愛の成就がなされるキスシーンはほとばしる愛を描いており秀逸。でもそこからが全く駄目。
後半は北と南の工作員同士の葛藤が描かれるわけですが、言いたいことは分かるがあの 多人数乱れる相対シーンはまるで幼稚でいただけない。
ラストシーンのお決まりごとの納め方もあまりに陳腐で、今時映画をそんな風に軽く見ら . . . 本文を読む
冒頭の人体発火シーンは面白く期待させるものであったが、刑事と新米女刑事との葛藤、連続殺人の真相、所轄刑事同士の関係等、すべて中途半端でいくら狼犬を登場させてもただただ凡作になり下がって行く、、。
恐らくこの映画は僕は1週間で忘れ去る作品だと思う。名優【ソン・ガンホ)をもってしても俳優だけでは質を高めることが出来ぬ事を知らしめた作品と言えようか。最近の【ガンホ】はもっと作品を選んでほしい、と思って . . . 本文を読む
映画を見るとコメントを書く。ここずっと実はこれが苦痛になっている。なるべく見た週に処理するようにしているのだが、大変なのである。どうでもいい作品は気軽に書くことができるが、いい作品に出くわすと躊躇してしまう。その感動を伝えたい何かが生じるのである。これでも昔は見たその日にはコメントを書いていた律儀者だった。年と共に堕落しているかなあ、、。
9/10。朝から心斎橋のシネマートへ。この映画館は六本木 . . . 本文を読む