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愛の残像 (2008/仏)(フィリップ・ガレル) 80点

2012-09-05 13:29:53 | 映画遍歴
恐ろしく美しくそして耽溺的なモノクロ映画である。時代は現代らしいのであるがどう考えても4,50年以上前にさかのぼる回帰映画でさえある。テーマはただ一つ「愛とは何か」。それだけで十分「非現代」でもある。 【ローラ・スメット】が実に色っぽい。恐いぐらいに女っぽい。あまりの映像の美しさに見とれていると、映画はモノクロの方がリアルを隠すことに向いているのではないかとさえ思えてしまうほどである。色彩のある . . . 本文を読む
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