セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 73本、 演劇 45本

スーパー・チューズデー 正義を売った日 (2011/米)(ジョージ・クルーニー) 75点

2012-04-13 15:21:33 | 映画遍歴
アメリカでは映画の一ジャンルとも言える政治映画だ。とは言っても、何と戦国時代張りの裏切り、忠誠心が謳われており娯楽作品としても立派な存在である。そして今や旬の俳優陣に演技合戦をさせ、監督たる【クルーニー】はさぞ満足ではないか、、。 確かに展開は面白い。主人公たる【ゴスリング】ももはやそこまでと思わせておいて、最後にうっちゃるところ、かなり娯楽作として意識した造りだ。 しかしそうするとますます薄く . . . 本文を読む
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アーティスト (2011/仏)(ミシェル・アザナヴィシウス) 80点

2012-04-13 13:25:49 | 映画遍歴
完全に現代において無声映画を、と画した野心作であります。他の監督にも同様の無声映画はあったけれど、これほど徹底して時代を90年前に戻したのは驚きの一言です。 フィルムが好きなんだよね。女が、男の部屋で長いフィルムを目の前で探り、フィルムの映像を確認するシーンは「デジタル反対」というメッセージまで感じてしまうほどだ。【アザナヴィシウス】は映画がものすごく好きなんだ。それは映画の全身から伝わってくる . . . 本文を読む
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