マリオン・ブラウン+デイヴ・バレル『Live at the Black Musicians' Conference, 1981』(No Business、1981年)を聴く。最近の発掘盤である。
Marion Brown (as)
Dave Burrell (p)
マリオン・ブラウンはこれまでもよく聴いてきたはずなのに唖然とする。弱弱しく音色が一定しないアルト、それが抒情を伴うという強烈な個性。しかしいきなり人が変わったように吹きまくったりしていて、「La Placita」なんて嬉しくて悶えてしまう。あまりにもマリオンがマリオンなので、デイヴ・バレルが耳に残ってこない。
●マリオン・ブラウン
マリオン・ブラウンが亡くなった(2010年)
November Cotton Flower(1979年)
マリオン・ブラウン『Five Improvisations』(1977年)
ロヴァ・サクソフォン・カルテットとジョン・コルトレーンの『Ascension』(1965、1995年)
●デイヴ・バレル
スティーヴ・スウェル『Soul Travelers』(2016年)
デイヴ・バレル『Conception』(2013年)
ウィリアム・パーカー『Essence of Ellington / Live in Milano』(2012年)
サニー・マレイ『Perles Noires Vol. I & II』(2002、04年)
ザ・360ディグリー・ミュージック・エクスペリエンス『In: Sanity』(1976年)