Sightsong

自縄自縛日記

マーク・リボー『Don't Blame Me』

2018-11-07 00:15:05 | アヴァンギャルド・ジャズ

マーク・リボー『Don't Blame Me』(DIW、1994-95年)を聴く。

Marc Ribot (g)

マーク・リボーのソロギター集である。しかもほとんどがスタンダード。DIWだから(理由にならないか)、商売路線ではない。

何しろリボーがアイラーの「Ghosts」やヘイデンの「Song for Che」をソロで演るのだ。もちろん弦の音色は逸脱し揺れ動くのだけど、手先というよりサウンド全体で振らせまくっている感じ(精神論)。つや消しの音も、メタリックな音もある。リボーのキャラか、寂寞とした雰囲気が漂っていて、それがたまらない。

●マーク・リボー
マーク・リボー(セラミック・ドッグ)@ブルーノート東京(2018年)
マーク・リボー(セラミック・ドッグ)『YRU Still Here?』(-2018年)
ロイ・ナサンソン『Nearness and You』(2015年)
マーク・リボーとジョルジォ・ガスリーニのアルバート・アイラー集(2014年、1990年)
マーク・リボー『Live at the Village Vanguard』(2012年)
ジョン・ゾーン『Interzone』 ウィリアム・バロウズへのトリビュートなんて恥かしい(2010年)
マーク・リボー『Spiritual Unity』(2004年)
製鉄の映像(2)(ジョゼフ・コーネル『By Night with Torch and Spear』(1940年代))


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。