Sightsong

自縄自縛日記

渡辺勝『とどかずの町で』

2018-11-07 08:15:31 | アヴァンギャルド・ジャズ

渡辺勝『とどかずの町で』(off note、1995/97年)を聴く。

Masaru Watanabe 渡辺勝 (p, g)

COMPOSTELA: (track 7)
Masami Shinoda 篠田昌巳 (sax)
Takero Sekijima 関島岳郎 (tuba)
Kanji Nakao 中尾勘二 (ds)
guest:
Hiroki Komazawa 駒沢裕城 (pedal steel g)

(track 9)
Naomi Shibai 芝井直実 (sax)
Susumu Okubo 大久保晋 (KUUBO) (b)

映画『とどかずの町で』(大西功一)のための音楽。もとは渡辺勝ソロピアノ集として出されていたが(1995年)、さらにオフノートからの再発にあたり、コンポステラが1曲、芝井・KUUBOデュオが1曲、また渡辺勝のギターも追加されている。歌ってはいない。

バンドではなくひとりで、誰にせかされることもあわせることもなく演奏されたものが、こんなに良いとは思わなかった。ライナーには映画の大西監督がこのように書いている。「あの時マサルさんはウイスキーで重たくなった頭を持ち上げてニコッと笑って言った。『アタシのピアノは良いよ』って。」 いや最高である。

そして思いもよらずコンポステラを聴くことができた。ペダルスティールギターが入ったコンポステラもまた違って面白い。

映画も観たいな。

●渡辺勝
渡辺勝+川下直広@なってるハウス
(2015年)


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