2か月ぶりのテヘラン。ちょっとだけ空いた時間に、サアダーバード文化・歴史コンプレックスというパフラヴィー朝の離宮跡を再訪した。
ここは市内とはうって変わって緑が多い公園になっていて、みんなとてもリラックスしている(なぜか記念写真を一緒に撮ったりして)。多くの博物館があるのだが、時間もないため、今回は入り口の近くにあるメッラト宮殿を覗いた。
緑の宮殿と同様に、パフラヴィー朝初代皇帝のレザー・シャーが作らせ、使った宮殿である。なかはやはり凄い。何十畳もありそうな絨毯。その上には虎の毛皮。とても重そうなシャンデリア。豪華なチェスセット。クリスチャン・ディオールによるカーテンやベッド。
こんな贅沢をしていては倒されても仕方がないというものだ。
クリスチャン・ディオールのベッド
シャンデリア
虎
樹には多くの落書きがあるが、これは革命前?
Nikon P7800
●参照
2016年2月、テヘラン
2015年12月、テヘラン
イランの空
スーパーマーケットのダレイオス1世
テヘランの軍事博物館と緑の宮殿
旨いテヘラン
旨いテヘラン その2
鵜塚健『イランの野望』
桜井啓子編『イスラーム圏で働く』、岩崎葉子『「個人主義」大国イラン』