Sightsong

自縄自縛日記

ローガン・リチャードソン『Cerebral Flow』

2015-10-12 09:32:21 | アヴァンギャルド・ジャズ

ローガン・リチャードソン『Cerebral Flow』(Fresh Sound、2006年)を聴く。

Logan Richardson (as, ss)
Mike Pinto (vib)
Mike Moreno (g)
Matt Brewer (b)
Nasheet Waits (ds)
Thomas Crane (ds)

なんだかマリオン・ブラウンを思わせるような、微妙に揺れ動き、抒情的なサックスである。フレーズを吹き終えるときの感覚もいい。そしてヴァイブとギターがリチャードソンに恰好の浮遊するステージを与えているように聴こえる。

ライナーノートにグレッグ・オズビーが寄稿し、かれのアルトを「ヴォーカルのような柔軟性」と評している。同感である。この人が前面に出て精力的に吹いたなら素晴らしいアルバムが出来るのではないだろうか。・・・と、まもなく出る新作『Shift』に期待しているのだった。


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