Sightsong

自縄自縛日記

反対側の新宿ピットイン

2008-11-09 21:17:23 | アヴァンギャルド・ジャズ

きょうは通っている音楽スクールの「発表会」。といってもジャズなので、テーマとコードの譜面だけはもらっていたが、肝心のメンバーとは、1週間前に初めて会って1時間リハーサルするだけというコワさ。

ソロのパートで何をどう吹こうかと、この2週間ほど鬱々としていた(なら受けなければいいのに)。『BAND IN A BOX』という音楽ソフトウェアがあって、これで流すコードを片側ヘッドホンで聴き、音を殺して帰宅後に吹いていた。常にこのような練習をしていれば、もっと巧くなっているはずなのだが(笑)。

今回ははじめて新宿ピットインになった。前回は江古田のBuddyだった。その前は、既につぶれた六本木ピットインだったが、ここでは参加していない。何でも、地下のピットインの向かいに直営のスタジオができたので、大人数の受け入れができるようになったということだ。スタジオができる前は、裸のムキムキ男が登場する店であり、ライヴを聴いて出ると明らかに違う空気が漂っていた。

何といっても新ピ、日本のジャズのメッカなので、ここで吹けるということだけでもうれしいことだ・・・などとは、そのときは余裕がなくて頭にない。結果は、まあ・・・。

早めに終わったので、講師陣を含めたプレイをのんびり聴いた。師匠・松風鉱一、寺下誠、秋山一将、望月英明など、これだけで元がとれたような気がする。山下洋輔の本だったかに、「俺はジャッキー・マクリーンと同じ夜に近くのジャズクラブで演奏したんだ」と誇りにしている米国人のエピソードがあったが、おなじような誇大妄想を抱くこととする。夜の部は、板橋文夫トリオだったし!

疲れて帰宅し、日本シリーズを見ていたら、あっジャイアンツが逆転された。