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2024-25 Serie B 第31節 SAMPDORIA 0-3 Frosinone 壊滅的!!!!

2025-04-06 14:26:46 | ほぼ週刊サンプ通信'24-'25
代表ウィークのお休みが有り2週間ぶりのゲーム。
この日は勝点1差で上にいるフロジノーネと、降格争いの上での直接対決とまります。現在3連勝中と調子を上げてきてるフロジノーネ相手ですが、ホームだしサンプは勝点3が必須!という事で挑んだ試合でしたが・・・・

Sempre Forza Samp!!
💙🤍❤️‍🔥🖤🤍💙
2024-25 Serie B 第31節 3/29(土) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:ディオニージ氏(Aquila 出身)

サンプドリア 0-3 フロジノーネ
得点者:後半11分 コネ、24分 モンテリージ、41分 ゲジェミス3分

※さて、サンプは前節の架空のレッドカードでニアングが出場停止。その他 Tutino,Bellemo,Ioannou,Romagnoli,Perisan の5人はケガで不在。 GKは負傷を押して何とかクラーニョ先発。
Bereszynskiの右ブラッチェットに加えてMeulensteen外してのYepesとRicciのダブルボランチ起用に一抹の不安を覚えます。フィジカル面でかなり弱くなってしまうので。この引分ではなく勝利が必要な一戦。Xでもつぶやきましたが、「攻撃的にするのは当たり前ですが、その方法はこれじゃないという気が少しします。私が間違ってる事を切に願います・・・」と言うのがスタメンを見た時の私の感想でした・・・

ちなみに元フロジノーネは怪我中のロマニョーリ
SAMPDORIA<3-4-2-1> 監督レオナルド・センプリチ 
     コーダ

  シビッリ  ウデン
      (55分アキンサンミーロ)
ベルアット       デパオリ
(77分セクロフ)     (77ベネデッティ)     
  ジェペス  リッチ
       (62分アビウーゾ)
 ヴェロリ     ベレジンスキ(c)
          (54分クルト)
    アルターレ(c)

    クラーニョ

ベンチ:GK:チェッピ、キオッラ DF:リッチョ、ヴェヌーティ、フェラーリ
    MF:ヴィエイラ、メウレンスティーン FW: -
備考:
  • 警告:
    前半12分 ボヒネン、前半37分 チェロフォリーニ、前半42分 ウダン、後半23分 デパオリ
  • アディショナルタイム:前半2分、後半4分
  • シーズンチケット保有者:19,405人(チケット収入 195,258ユーロ)
    当日券購入者:4,089人(収入 48,336ユーロ)
  • ピッチコンディション:良好
Frosinone (4-3-3): Cerofolini; A. Oyono, Monterisi, Bettella, Marchizza (32′ s.t. Bracaglia); Kone (29′ s.t. Darboe), Bohinen, Vural (21′ s.t. Lucioni); Ghedjemis, Ambrosino (21′ s.t. Kvernadze), Distefano (21′ s.t. Pecorino).
ベンチ: Sorrentino, Cittadini, Begic, J. Oyono, Barcella, Cicchella, Di Chiara, Bracaglia.
監督: Bianco

※元サンプはダルボエ。こんな感じだったらサンプに残って欲しかったなぁ。
ちなみに前回のフロジノーネ戦は今季の開幕戦でした。なんと8月18日。清原和博の誕生日でしたね。その時の先発がこれです↓↓

     コーダ(84分ジョルダーノ)
 
 トゥティーノ アキンサンミーロ
  (70分セクロフ)  (84分ヴィエイラ)
 
イオアノウ    ヴェヌーティ(65分デパオリ)

  ベッレーモ   ジェペス
 (65分ベネデッティ)
    
 ヴリキッチ  ベレジンスキ(c)
 
     ロマニョーリ
  
     ギドッティ

📓この試合、ピルロ監督率いるサンプは2-2で引き分け。思えば2-1で勝っていたこの試合を勝ち切れなかったこの開幕戦が、今季のサンプを象徴していたかもしれません。タラレバですが正直勝てたこの試合に勝っていれば、ピルロサンプは今もまだセリエA昇格を争っていたかもしれません・・・
 ここ最近、前回当たった時と全然違うチームだよって言うのをアピールしとうとしてます。もちろんこのフロジノーネ戦もそうなのですが、意外とフォーメーションは紆余曲折を経て3-4-2-1と一緒。そしてコーダ、ジェペス、ベレジンスキと3人も同じスタメンがいました。これは最近では多い方(笑)

※それでは試合内容はこちらからどうぞ
↓↓
(トピックス😎 )
  • シュート数はサンプ12本(枠内3):フロジノーネ23本(枠内7)
  • ポゼッションはサンプ50%:フロジノーネ50%。だから何だって感じ
  • 本当にヒドい試合でした。大してチャンスも無かったのですが、たまたまラッキーにもシビリが得たPK。これをセリエB通算ゴール数タイ記録を狙うコーダが見事に止められ先制ならず
  • 後半、ジェペスの痛いボールロストから失点を許すとそこからはガタガタ
  • さすがにいつもよりは攻撃的な交代をしてきたサンプ。4-4-2にしてもがきますがかえって悪くなる始末。
ちなみに後半の4-4-2はこんな感じ
     
   コーダ アビウーゾ

シビッリ      セクロフ 
     
 ジェペス アキンサンミーロ
 
ヴェロリ      ベネデッティ
  アルターレ(c) クルト
 
     クラーニョ
※正直フォーメーションになってるかわからない感じ。はっきり言って理にかなってません。まぁ個人的には最初から4-4-2(それか4-2-3-1か4-3-1-2)にして欲しいですし、それならこの面子じゃないでしょう。試合中にキャプテンマークが3人も変わるなんてあんま聞いた事ない。

試合中は90分間歌っていたティフォージでしたが、さすがに堪忍袋の緒が切れて、試合後は大ブーイング。発煙筒も投げ入れられて大抗議

↑↑©Genova24

さて、この結果サンプは自動降格圏内の18位。この時期にこの順位と言うのは79年間のサンプの歴史の中で過去最悪でしょう。なんせサンプドリアはイタリアサッカー界の中でも数少ないセリエCに降格した事が無いクラブなのですから。いよいよ予断を許さない、残りわずか7試合となってきました

以下、世界最凶リーグBの順位です↓↓
  1. USサッスオーロ・カルチョ 72
  2. ACピサ 63
  3. ASDスペツィア・カルチョ55
  4. USクレモネーゼ 49
  5. USカタンザーロ 46
  6. SSユーヴェ・スタビア 46
  7. USパレルモ 42
  8. ACチェゼーナ 42
  9. FCバーリ40
  10. モデナFC 38
  11. カッラレーゼ・カルチョ 36
  12. フロジノーネ・カルチョ 36
  13. ASチッタデッラ 34
  14. FCズュートティロール 34
  15. ブレシア・カルチョ 34
  16. マントヴァFC 33
  17. ACレッジャーナ32
  18. UCサンプドリア 32
  19. USサレルニターナ 30
  20. コゼンツァ・カルチョ  25(勝点4減点)
※自動昇格
※昇格プレーオフ
※降格プレーアウト
※自動降格

※この結果を受けて気の短いイタリア人が黙ってるはずもなく、すぐさまセンプリチ監督解任論が巻き起こりました。

まず今週火曜の最新情報です
↓↓
「今日もサンプドリアでは熟考が続き、チームは午後に練習を再開する予定だ。昨日は長く波乱に満ちた一日だった。取締役会が招集され、投資家に提出する財務報告の承認を行ったが、最終決定には至っていない。そのため、今日もチームを指揮するのは、去就が不透明なままのセンプリチ監督となる可能性がある。
いかなる決定も、マンフレディ会長だけでなく、投資家の承認が必要となる。彼らは、今季4人目となる新監督の就任を判断しなければならないが、いずれにせよこのシーズンを「絶対に」立て直すことが求められている。
現在、シンガポールは13時であり、今日の午前中にもセンプリチ監督の続投可否が決まる可能性がある。しかし、確実とは言えない。
今季のセリエBでは、予想外の監督交代が何度も行われており、その中には論理的に説明のつかないものもあった。そのため、どんな展開もあり得る状況だ。
後任候補としてピルロ、イアキーニ、内部昇格案の名前が挙がっているが、ピルロは「アッカルディSDがチームに残る場合は復帰しない」という明確な条件を提示している。一方、アンドレアッツォーリの名前も出ているが、現時点では可能性が低そうだ。

今日も長い一日になりそうだ。15時にはボリアスコ(トレーニングセンター)にファンも集まる予定である。
今はサンプドリアの未来を最優先に考えるべき時だ。それこそが唯一重要なことである。」

そして水曜の情報↓↓
「昨日のトレーニングは引き続きレオナルド・センプリチの指揮のもと行われ、少なくとも日曜日までは彼の続投が決まっている。ただし、一度でも結果を出せなければ再びその立場は危うくなり、解任は避けられない状況になるだろう。
現在、後任候補として
イアキーニ、ペドーネ、アンドレアッツォーリ、ピルロの名前が挙がっているが、今はまず日曜日の試合に集中するべきである。
❓昨日、
マンチーニの名前が短期的な解決策として挙がった。我々が得ている情報によると、マンフレディは常にマンチーニと連絡を取り合っており、ここ数週間はその頻度が増している。しかし、マンチーニを監督に迎えるというのは、様々な理由から現時点では現実的な選択肢ではない。マンチーニの意向はすでに周知の通りだが、今はただサンプドリアの残留という目標に集中することが最優先であり、その先のことは後に考えるべきだ。」

まぁマンチョの情報はちょうどエイプリルフールの日が重なったのもあって、正直実現性は少ないと思いますが。ただ、彼を始めとしてロンバルドやランナなどを始めとしたサンプOBが今の状況をものすごく心配してくれてるのは事実です。

そしてこれがサンプのFeder Club会長エマヌエレの声明。ボリアスコに行く前の火曜日ですね↓↓

サンプドリア、フェデルクラブス:「すでに敗北を感じている者は、最後まで戦う者に道を譲れ」
サンプドリアが極めて厳しい状況にある中、フェデルクラブスは公式声明を通じて、チームがセリエC降格の屈辱を回避するために戦うべきラストスパートに向け、クラブ全体に向けた強いメッセージを発信した。

「24,000人の観客が見守った土曜日のフェラーリスでの試合に、いまだに信じられない思いを抱いています。我々は、1946年から続くクラブの歴史の中でも最も低い地点にいることを痛感しています。しかし、今こそ諦めるわけにはいきません。我々サンプドリアーニのために、そして我々の誇るべき歴史のために。」
「チームもフロント陣も、今シーズンこれまで、サンプドリアというクラブが本来持つべきプロフェッショナリズムや闘志を、微塵も見せることができていません。」
「残されたのは運命を決する7試合。すでに敗北を感じている者は、最後まで戦い抜く意志のある者にその場を譲るべきです。」
「フェデルクラブスとして、このメッセージをチーム全体に伝えていきます。まずはボリャスコから。たとえ練習が非公開であろうと、過去にそうしてきたように、我々は再びチームを鼓舞するためにその場に立ち続けます。」

そして実際クラブと話し合った後の声明↓↓
「皆さん、こんばんは。
本日のいくつかの重要なポイントを簡潔にまとめます。これらの話題は、どうしても直接対面で話す必要がありました。実際にその場にいることが、遠方のクラブの皆さんがリモートで対応するのとは大きく異なることは、参加者の皆さんも理解していると思います(遠方のクラブの皆さんへの敬意を込めて=(
我々もこれに含まれてます)。

チームには、長い間見せてきた"恐れ"を払拭し、それを"怒り"と"決意"へと変える方法を見つける必要があると伝えました。サンプドリアの運命は彼らの手の中にあり、声明にもあるように、この状況に耐えられない者は身を引くべきです。監督や経営陣も例外ではありません。選手たちの反応は前向きなものでした(当然のことですが)。しかし、何よりも今はピッチ上での結果がすべてであり、それは日曜日から始まるのです。

今日集まったのは、組織されたサポーターの中でも比較的穏健なグループでした。しかし、それでも我々は、プロフェッショナルとは到底呼べないような惨憺たるプレーには心底うんざりしています。我々のクラブのユニフォームを着ている以上、その名に恥じぬプレーをすべきです。ただの義務感だけで行動したわけではありません。この苦境においてこそ、クラブのために顔を出し、全員が同じ方向へ進むことが重要なのです。残された7試合のために、サンプドリアのために。

というわけで、余談を許さない本日のスペツィア戦です。結果次第でセンプリチの去就に関わるでしょう。試合前の記者会見でセンプリチがはっきり「我々の目標は残留だ」と言っていました。今までこんな事言っていなかったのに・・・はっきり言ってこの目標下方修正は不安でしかありません。今のセンプリチは怯えているようにしか見えない・・・

しかし今季ここまで3人の監督に合計500万€も費やしてるサンプ。はっきり言って4人目と言うのは個人的にあり得ないと思います。まず、誰がこんな「火中の栗を拾ってくれるんだ」と言うのもありますし。冬のメルカートは少なくともセンプリチ監督の意向に沿って大量の選手切りと獲得が行われました。ボリーニなんかもチーム一の高額年棒ですが、売れないまま所属はサンプで干されているだけです。この状況にしたセンプリチには少なくとも今季いっぱいは責任を取ってもらうべきだと思います。
楽観的に見れば、センプリチ監督になってからこのフロジノーネ戦とレッジャーナ戦の半分以外は内容はそこまで悪くなかったですし、メンツが決して悪いわけでは無いので残り7試合で好転する可能性は有ると思います。
サッカーはメンタルスポーツであるという事を体現している現在のサンプ。
こう言うと、さらにプレッシャーを感じてとか言い訳にされちゃいそうですが

「四の五の言わず、とにかく走れ!闘え!サンプの誇りを忘れるんじゃねぇ!」

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

’24-’25 世界最凶リーグ Serie B
31試合 6勝14分11敗 勝点32 得点34 失点44 得失点差 -10 18位

次節:セリエB 第32節 2025年 4/6(日) 対スペツィア@ラ・スペツィア 現地17:15Kick Off(日本時間深夜00:15)


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