実は野球部出身の管理人は、セリエAを知る前の小学生時代はプロ野球が大好きで、大の西武ファンでも有る。サンプと出会ってからはもう25年ぐらいになる。しかし、西武は物心がついて、レオキャップを初めてかぶせられてからはずっとファン。かれこれ30年近くになろうか・・・
そして今年は、なかなかサンプをイタリアで生観戦出来ない鬱憤も有り、現地観戦に行く回数が増えた。今季生観戦10勝6敗。特に福岡遠征は楽しかった。そんな2015シーズンも終わった。
というわけで全く関係なくて申し訳ないですけど、たまにはサンプ以外の話題を
★まずは、不動のリードオフマン「秋山翔吾」のシーズン最多安打、日本新記録を樹立!!
優勝を逃したチームの中で、間違いなく今季のライオンズMVPは秋山。今年達成した記録は、
-シーズン最多安打
-31試合連続ヒット(歴代3位)
-143全試合フルイニング出場
-3・4月、6月 月間MVP
などなど
なんせ80年以上の歴史を誇る日本のプロ野球で、年間一番ヒットを打った男になったのだ。もうこれ以上言う事は無い。
とにかく真面目な選手である秋山。こんな大記録を打ち立てて、単純比較はできないがイチローすら超えてしまってるのに、全く驕った様子が無い。
去年、怪我も有り、レギュラー獲って以来最低の成績になってしまった。今年その悔しさをバネにして、長打を捨ててフォームも改造した。それが見事にはまり、究極の安打製造機に。しかもホームランも自己ベストを更新しているが(笑)
入団当初はまさか昔の西武の「センター・秋山幸二」を超える選事はさすがに難しいだろうと思っていたが、タイプは違えど旧秋山と並び立つ、すでにライオンズにとって重要な選手になった。
おめでとう、秋山!!全てを超えた!!
そして西武の大エース、「西口文也」の引退
(↓↓新旧ライオンズのエーストリオ 岸・西口・涌井)
私のスポーツファン哲学の一つとして、選手では無くチームを応援すると言うものがある。この考えはイタリアに行ってより強くなったのだが、イタリアでは基本的にファンはチームを応援する。当たり前じゃないかと思われるかもしれない。しかし、よく目当ての選手が移籍してしまったら、その選手ごと贔屓のチームも移ってしまうと言う人がいる。イタリアの文化では、そう言う事が殆ど無いのだ。まぁそんなに大差は無いのだが、
イタリアのファンはチームを応援してその中に好きな選手がいる
日本の場合、ある特定の選手が好きで、だからそのチームを応援する
と言う人が結構いる気がする・・・
何が言いたいかと言うと、私が30年来、ライオンズと言うチームを応援し続けていた中でも、西口は特別な選手だったと言う事だ。
1990年代の黄金期以来、西武には数々のスーパースターがいたが、晩年に球団から冷たくされて西武以外のチームで現役を終えた選手がものすごく多い。
清原、秋山、石毛、辻、平野などなど。
現役でも松坂や中島、松井稼頭央などは西武に帰って来やしない
よって、西武で引退セレモニーを行う選手がものすごく少ないと思う。
ただ「西口文也」はやはり特別だった
21年間西武一筋
182勝
一度も契約更改でごねる事も無く、FA権に見向きもせず、ライオンズ愛を貫いた
すばらしい すばらしすぎる ミスターライオンズ!
個人的にも、立正大の頃からたまたま注目していたので、ライオンズに来てホントにうれしかった。
さらに日米野球でサインボールを貰ったり、何かと縁が有る(勝手に思っているだけ)
私にとって、ライオンズのエースは東尾、渡辺久信、そして松坂ではなく西口
引退の報道を聞いてからは、2軍で西口の引退試合になるかもしれないって言う試合を慌てて観に行ったり、平日仕事後に、くそ遠い西武ドームへ行ったり。
でも、そこまで私の気持ちを動かしてくれたあなたはやはり素晴らしい。
そして、現在は少なくなったワインドアップ(振りかぶる)ピッチャー。やっぱり西口は格好いい。男からみて格好いいと思える男は、なかなかいないよ大エース❗
残念ながら今年のチームにはかなり不満が残る。今日現在、3%ぐらいCS出場の可能性が残るが、まぁ無理だろう。
しかし、西口のような強いライオンズ愛を持った選手がフロントに入れば、必ずチームは変わっていくはずだ。
とりあえずゆっくり休んで、第2のライオンズ黄金期の形成に協力してください
さて、次に先に行けるのはルイジ・フェラリスか、はたまた西武プリンスドームか、どっちなんだろう?
~GRAZIE FUMIYA NISHIGUCHI 13!!~