ほぼ週刊サンプ通信 カッサーノ事件直後 第9節 vs"ナガモト!?" 

2010-11-01 00:56:14 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

セリエA 第9節

   チェゼーナ 0-1 サンプドリア

パッツィーニ:後半46分ロスタイム、右サイドコマンのスルーパスで抜け出したマリルンゴが中央に絶妙なグラウンダーのクロス。パッツォは余裕で押しこむだけ。きちょーーーーな今シーズン初ゴール

フォーメーションは以下の通り。

    SAMPDORIA              

   9ポッツィ(73分89マリルンゴ)10パッツィーニ               

              

8グベルティ(64分7マンニーニ)       11コマン 

            

    17パロンボ(Cap) 12ティッソーネ           


5アッカルディ(73分3ツィーグレル)    78ザウリ   
                           

      6ルッキーニ 28ガスタルデッロ        

            85クルチ

 この試合の前にまずカッサーノ事件に触れなければなるまい。26日(火)妻が妊娠中という事もあってクラブ主催のイベントをすっぽかしたカッサーノ。練習場でガッローネ会長と口論になり、カサ坊はかなりキレてしまい放送禁止用語連発でガッローネに詰め寄ってしまったようだ。これに対してサンプ側は公式に謝罪を要求。カッサーノはこれにも応じなかった為、クラブ側は最悪解雇まで踏み切ると言う姿勢を打ち出した。

 ただその後カサ坊はメディアを通じて謝罪し、今日の試合に臨む仲間たちに向けてエールを送りサンプに残りたいと言った。今回の一件ではティフォージも約8割がガッローネを支持しており、カサ坊がきちんと謝罪しない限りは残留出来ないだろう。私もジェノヴァのピザ屋で偶然ガッローネに出くわした事があるが、あのおじいちゃんが悪い事をするとは思えない(例えばサンプがホントはカッサーノを放出したがっていてわざとこうなるように仕向けるとか・・・)。とにかくこの試合を観ても、カッサーノがサンプに必要な存在である事は間違い無いので、「雨降って地固まる」最高の結果を望む

 さてそのチェゼーナ戦。長友は1試合通じてずっと、イタリア人アナウンサーに「ナガモト」と呼ばれていた。宮本、稲本などの影響か!?ただそれだけ呼ばれる回数が多かったのも事実。前半は特に左サイドを深くえぐり、3・4回ビッグチャンスを作っていた。間違い無くこの試合チェゼーナでは一番良かった。後半は耐えてきたサンプがカウンターから何回もチャンスを作る。チェゼーナは少し疲れが見え、後半はサンプの方が良かった。ただパッツォの決定機を元サンプGKのアントニオーリに止められ引き分けムードが漂ってきた後半ロスタイム。敵の攻撃を奪ったサンプがカウンターからワンチャンスをものにして先制。ここまでカンピオナートでゴールがあげられずフラストレーションがたまっていたパッツォの貴重な今季初ゴールとなった

 ここまでアウェーは4分けと勝ちが無かったが、この勝利で勝点14の6位。しばらく比較的な相手が続くので、この勝利をはずみに一気に連勝街道を突っ走って欲しい。ディ・カルロのチームは守備が安定しているが、去年のデル・ネーリのような、危険を冒して勝ちを奪いに行く力強さ今までは感じられなかった。この勝利はそういう意味でも大きい。

次週は連続日本人相手。森本率いる(率いてないか・・・)カターニャ戦。再びTV放映されるであろう

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaamp

今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”

numero21:

Puoi aver avuto 600 o 700 donne,ma soltanto una ti cambiera' la vita.

格言21:

女を600人も700人も持つことは出来る。でも人生を変える事ができる女は1人しかいない。